2024年08月02日
確実に獲物を獲る!タモ入れの“3つの基本”
魚を取り込むための“タモ入れ”。
簡単そうに見えて、意外と難しいですよね。
時には、タモ入れに手間取って獲物を逃がしてしまうことも......。
今回は、確実に獲物をキャッチできるように、タモ入れの“3つの基本”を紹介します。
タモ入れは“意外”と難しい・・・
出典・photoAC
大きな魚を掛けると、取り込む際に“タモ入れ”が必要になります。
「足元まで寄せて後はタモに入れるだけ!最早釣れたも同然!」と言いたいところですが・・・
このタモ入れが意外と難しい。
タモ網にフックが引っかかってしまったり、魚が暴れて上手くタモに入らなかったり。
タモ入れに手間取ってしまい、せっかくの獲物をバラシてしまったことがある方も多いのではないでしょうか?
そんな悲しいことが起きないように、タモ入れの基本を抑えておきましょう。
頭から入れる
出典・photoAC
タモ入れの基本中の基本で大切なのは、“魚の頭側”からタモに入れることです。
当たり前のことですが、尻尾側から入れようとすると、魚が泳いで逃げてしまいます。
仮にタモに入ったとしても、泳いでタモから出てしまいます。
なので、魚の頭を自分の方に向かせて、タモを差し出すようにしましょう。
しかし、頭ではわかっていても、実際にしようとすると意外とできてなかったりしますよね。
大事なのは、慌てずに落ち着いてタモ入れをすること。
タモで魚を追いかけない
出典・photoAC
タモ入れでやってしまいがちな失敗が、タモで魚を追いかけること。
水の抵抗がある中で、重たいタモで魚を追いかけて掬おうとするのは、効率的とは言えません。
タモは水面で固定しておき、ロッドで魚をタモに誘導してあげましょう。
イメージとしては、ヘラブナ釣りのタモ入れ感じです。
タモは真っ直ぐ引き上げる
タモに魚が収まったら、タモの柄を“真っ直ぐにした状態”で縮めながら魚を回収しましょう。
タモの柄が折れてしまうので、絶対にタモで魚を持ち上げてはいけません。
タモの柄が折れる原因は、大半がこのケースです。
ロッドとは違い、「タモの柄は曲げてはいけないもの」と覚えておいてください。
最期が肝心!
魚を釣るために、ルアーアクションやエサの流し方などを考える人は多いかもしれません。
ですが、タモ入れについて考える釣り人は少ないのではないでしょうか。
しかし、足場の高い堤防や風が強い状況などでのタモ入れは、簡単ではありません。
せっかく掛けた大物を逃がさないためにも、丁寧なタモ入れを心がけましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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