2024年04月26日
“タダ巻き”はただ巻けばいいわけじゃなかった!?
最近のルアーは「投げて巻くだけでOK」といったようなものがたくさんありますよね。
同じタダ巻きでも、上手な人はたくさん釣りますよね。
実はタダ巻きは“ただ巻けばいい”ワケではないんです。
タダ巻きは“巻き”で差が出る
出典・photoAC
「投げて巻くだけでいい」シンプルなルアーアクション“タダ巻き”。
上手な人にどうやって釣ればいいのと尋ねると、「投げて巻くだけ」と回答が帰ってくることありますよね。
でも、ルアー釣りをする人なら、誰だって投げて巻いてる。
けれど、釣果に差が生まれる。
なぜ差が生まれてしまうのか?
それは“巻き”というシンプルな行為に大きな違いがあるからです。
タダ巻きは少し意識を変えて巻けば、もっと魚が釣れるようになるアクションです。
タダ巻きの基本は一定スピードで巻く
出典・イラストAC
シンプルなタダ巻きというアクションで一番重要なのは、ルアーを“一定スピードで巻く”こと。
同じ速度でルアーを泳がすのは意外と難しい事です。
ルアーが一番いい動きをするスピードで巻き続けることを意識しましょう。
リールで難しさが違う
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スピニングリールとベイトリールでは、一定に巻くことの難しさが変わってきます。
スピニングリールは大体、シングルハンドルがついています。
そのため重力の影響で巻きのリズムが崩れがちです。
上から下にハンドルを回すときは速く
下から上に回すときは遅くなります。
シングルハンドルでも、同じスピードで巻けるように意識しましょう。
意識しても一定スピードで巻くのは難しいものです。
そんな時は、ダブルハンドルのリールを購入したり、ハンドルだけをダブルに交換するのもアリです。
ダブルハンドルにすることで、シングルハンドルよりも安定して巻くことができます。
ベイトは巻き取り量が変わってくる
ベイトリールは遠投するとスプールの糸が減ります。
そのためスプール1回転の巻き取り量が著しく短くなります。
同じ速度でハンドルを回しても、遠くでは一回の巻き取り量が少なくルアーは遅く
ルアーが自分に近くになればなるほど、一回の巻き取り量が多くなりルアーの速さは加速していくのです。
ルアーの引き抵抗を頼りに遠くでも近くでも同じ速度でルアーが泳ぐように意識しましょう。
ロッドがブレないように巻く
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安定した巻きを実現するために、ロッドの先端をブレさせないことも大切です。
ここがブレてしまうと、ルアーの泳ぎにも影響してしまいます。
グリップエンドを脇に挟むなどして、固定すると安定して巻けるでしょう。
ロッドはルアーと平行に構える
ルアーが泳ぐ方向に対して直角にロッドを構えて巻くと、ルアーに魚が食ってきても弾いて乗らないということが起きやすくなってしまいます。
また、フッキング・アワセの動作に移るのも難しいです。
基本はルアーの泳ぐ方向と平行になるようにロッドを構えましょう。
そうすることで、細かい操作もしやすくなりますよ。
ルアーの力を一番引き出せるスピードを掴む
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ルアーにはそれぞれ、ルアーの持つ力を発揮できる(もっとも食わせやすい)スピードというものがあります。
例えば、ルアーが泳ぐか泳がないかの遅いスピードや、ルアーの動きが破綻しないギリギリの速いスピードなど。
ルアーの持つ力を最大限引き出せる巻きスピードを意識しましょう。
タダ巻きはシンプルだけど奥が深い
タダ巻きはシンプルなルアーアクションながら、実はとても奥が深いアクションです。
このタダ巻きをマスターしてこそ、タダ巻き以外のストップ&ゴー・トゥイッチ・ジャークなどのアクションを活かすことができます。
タダ巻きはルアーフィッシングの基本アクションであり、難しいテクニックの一つです。
釣れるただ巻きに近づける様に意識して釣りをしてみるときっと釣果も伸びてくるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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