2024年10月29日
細PEラインを使う時には「3.5ノット」が便利!
『3.5ノット』は、ショックリーダーなどのラインシステムを組むときに使われる結束方法です。
細いラインや直線強度の低いラインを使うライトゲームにオススメです。
『3.5ノット』とは?
3.5ノットは、メインラインとリーダーを結束する際に用いられる結束方法の1つ。
「サージェンスノット」を基本とした、非常にシンプルな結び方です。
サージェンスノットについての記事はコチラ▼
【ライトゲームにおすすめ!『トリプルサージェンスノット』】
細めのPEラインやエステルラインを使い、魚とのファイトでドラグを積極的に使うライトゲームやトラウトフィッシングなどにオススメです。
電車結びよりも簡単にできるので、ビギナーの方にもオススメのノットになります。
メリット・デメリット
メリットは、なんと言っても簡単に素早く結束できること。
工程の多いノットだと慣れるまで失敗することも多かったりします。
しかし、3.5ノットは常夜灯の下やヘッドライトの明かりだけでも、失敗することなく十分に結束することができます。
デメリットは、結び目が大きくなってしまうこと。
結び目が大きいことで、ガイド抜けが悪くなってしまい、最悪の場合ガイドの破損につながることも。
結束強度は約70%ほどとされています。
細いラインを使うライトゲームやトラウトフィッシングでは、摩擦系ノットだと結束時のダメージでメインラインが負荷に耐えられず切れてしまうことも。
3.5ノットは、摩擦抵抗があまり掛からない結束方法なので、ライン自体の強度を保つためには良いとされています。
『3.5ノット』の結び方
初心者の方でも簡単に結束することが可能な3.5ノット。
結び方の手順を、画像を交えながら詳しく紹介します。
手順@
結束を開始する際は、必要なリーダーの長さ+α分をカットしましょう。
カットしたリーダーとメインラインを平行に合わせます。
結束がしやすい長さを確保します。
10〜15センチ程度あると結びやすいです。
手順A
2本のラインを合わせてループを作ります。
メインラインの先端が短くなりすぎないように注意しましょう。
短くなってしまうと、結びにくくなります。
手順B
輪を作ったら片結びの要領で、メインラインの先端とリーダー本線を2本合わせて、輪に3回通します。
通したラインがダマになってしまわないように注意しながら、焦らずゆっくり行いましょう。
手順C
2本合わせて3回通したら、メインラインの先端だけを、もう一度ループに通します。
手順D
一気に引っ張るのではなく、軽い力で結び目を確認しながらゆっくりと締め込んでいきます。
摩擦によるダメージを防ぐために、結び目となる部分を濡らしてから締め込みましょう。
手順E
徐々に左右に引っ張り本締めを行い、余分なラインをカットして完成です。
魚が掛かったときにラインが滑る可能性があるので、1o程度残してカットしましょう。
早くて簡単!
素早く簡単に結束できて、失敗も少ない『3.5ノット』。
初心者でもはじめやすい、アジングやメバリング、トラウトなどの釣りに活躍してくれます。
複雑なノットを細いラインでするのは難しいと諦めていた方も、3.5ノット試してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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