2021年12月22日
これって...ヤマメ?アマゴ?綺麗な渓流魚のカンタンな見分け方
国内多くの地域で“禁漁”を迎えた2021年の渓流釣り。
オフシーズンには、スマホやPCの写真フォルダに保存した魚達を見返しながら、思い出を振り返ったりしますよね。
ただ、魚体や模様が似ている、ヤマメやアマゴなどの渓流魚は見分けが付かなかったりしますよね。
今回は、「ヤマメ」と「アマゴ」の見分け方を紹介します。
渓流魚のカンタンな見分け方
出典・photoAC
綺麗な魚体が魅力の一つでもある渓流魚。
でも中には、よく観察しないと見分けが付かないような魚もいます。
特に「ヤマメ」と「アマゴ」はよく似ていますよね。
今回は、ヤマメとアマゴの簡単な見分け方を、2つ紹介します。
魚体の模様で見分ける
ほぼ間違いなく見分ける方法は、魚体の模様に注目すること。
出典・photoAC
ヤマメ・アマゴどちらの魚も、身体の側面に「パーマーク」という小判型の模様があります。
これだけだと判断は難しいですが、アマゴにはあって、ヤマメにはない模様が存在します。
それは、“朱点”です。
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アマゴには、直径1〜2ミリほどの朱点があります。
朱点があれば「アマゴ」、なければ「ヤマメ」と見分けることができます。
ちなみに、アマゴは英名で「Red spotted masu trout」と呼ばれるほど、朱色の斑点(斑紋)が特徴的な魚です。
生息域で見分ける
出典・photoAC
ヤマメとアマゴはよく似ている魚ですが、“生息域”が異なります。
どこの河川で釣った魚なのかを確認すれば、ヤマメとアマゴをある程度見分けることが可能です。
主にアマゴは太平洋側に注ぐ西日本の河川、ヤマメは日本海側に注ぐ河川と太平洋側に注ぐ東日本の河川に生息。
しかし、過去に行われた放流などにより、本来あるべき生息域が変化してきています。
なので、生息域の棲み分けができていたが、「本来アマゴしかいない河川にヤマメもいる」といったことも。
生息域で“ある程度”見分けられると言ったのには、放流などによる生息域の変化が起きていることもあるためです。
やはり、ヤマメとアマゴを見分けるには、模様を見るのが一番ですね。
似ているけれどよく見ると
今回は「ヤマメ」と「アマゴ」の見分け方を紹介しました。
よく似ていますが、実はカンタンに見分けることができます。
釣った魚がどんな魚なのか、どこに住んでいるのか、その魚の生息域や特徴などを知るとより釣りが楽しめるかもしれません。
オフシーズンや自粛期間などは、そういった学びの時間にあてるのも良いかもしれませんね。
学んだことを活かせば、釣果アップにもつながるかも?
最後までご覧いただきありがとうございます。
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