2024年02月20日
ノット強化のキモ!「ハーフヒッチ」のやり方を解説
ラインやリーダーを編み込んでいく『ハーフヒッチ』。
ハーフヒッチ単体で使われることはほとんどありませんが、摩擦系ノットや金属パーツとラインの結束強化に、ハーフヒッチの編み込みが使われます。
簡単にマスターできて、ノット強化のキモであるハーフヒッチを、解説していきます。
「ハーフヒッチ」
「ハーフヒッチ」は、ラインやリーダーを編み込む方法です。
単独で使われることは少なく、摩擦系ノットや金属パーツとの接続の強化・ほどけ防止にハーフヒッチの編み込みが活躍します。
FGノットやハーフヒッチがメインになるイモムシノットには、必ず覚えておきたい編み込みの方法です。
初心者の方でもハーフヒッチは簡単にマスターできるので、ノットを組んだときにちょっと不安だなと思ったら、ハーフヒッチで補強すると良いですよ。
![](https://www18.a8.net/0.gif?a8mat=3BDV8Q+F1SH9U+461Y+5Z6WX)
どんな用途・ラインに向いているか
ハーフヒッチはPEライン本線や、ナイロン・フロロ素材のリーダーの編み込みに用いられます。
FGノットなどの摩擦系ノットの仕上げとして、スナップなど金具と接続するノットの補強として使います。
PEラインでハーフヒッチを行う際は、PEラインを濡らすなどして余計な摩擦が掛からないようにしましょう。
また、太いリーダーでの編み込みは、1回1回しっかりと編み込むことで、より強度が出せるのが特徴です。
ハーフヒッチの手順
ハーフヒッチの手順を解説していきます。
※画像はイモムシノットのハーフヒッチ部分になります。
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3BBRXH+W5FG2+2HOM+BS629)
●手順@
ハーフヒッチはノットの補強やほどけ防止に編み込んでいきます。
リーダーの端線を本線の下から上にくぐらせループを作り、その中を通します。
●手順A
次は上から下にくぐらせループを作り、その中に通します。
テンションを張った状態でするとやりやすいです。
●手順B
手順@と手順Aを交互に繰り返します。
6〜8回ほど繰り返し、1回1回しっかりと締め込みましょう。
●手順C
余分なラインをカットしたら完成です。
ナイロンラインやフロロラインなら、ハーフヒッチの緩み防止のために、付け根の部分をプライヤーなどで潰しておくのも良いですよ。
![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3BDV8Q+F1SH9U+461Y+60H7L)
結び方をおさらい
ライン先端を本線の下から上にくぐらせ、できたループに通す。
次は上から下にくぐらせ、できたループに通す。
これを6〜8回編み込めばOK。
コツとしては、
・ラインを張った状態だと編み込みがしやすい
・1回1回締め込むことで強度を出せる
・同じ方向でも問題はないですが、交互にする方が編み込み部分が綺麗に仕上がります
ハーフヒッチでノットの強化!
イモムシノットやTNノットなどハーフヒッチがメインのノットもありますが、ノット自体の強度を上げてくれる重要な手段。
簡単にマスターできるので、ハーフヒッチを活用していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3BBRXH+W5FG2+2HOM+BS629)
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11060825
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック