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2018年09月24日
9月24日は何に陽(ひ)が当たったか?
1977年9月24日は、アメリカのロック・グループ、Styx(スティクス)のシングル、"Come Sail Away(邦題:永遠の航海)"がBillboard HOT100シングル・チャートで89位にエントリーした日です。この曲は7枚目のスタジオ・アルバム、"The Grand Illusion(邦題:大いなる幻影)"からのファースト・シングルとしてリリースされました(アルバムとしてのご紹介はこちら)。
Dennis DeYoung(デニス・デヤング。Key,vo)、Tommy Shaw(トミー・ショウ。gtr,vo)、John Panozzo(ジョン・パノッツォ。drums)、Chuck Panozzo(チャック・パノッツォ。bass)、そしてJames [JY] Young(ジェームズ・ヤング。guitar)の布陣で制作されたのは、前作"Crystal Ball(邦題:クリスタル・ボール)"に続く2枚目で、この布陣でのシングルは前作よりTommyの歌う"Mademoiselle(邦題:マドモワゼル)"と"Crystal Ball(邦題:クリスタル・ボール)"が選ばれ、前者はTop40入りして1976年12月25日付HOT100シングル・チャートで36位を記録しました。Dennisがヴォーカルをとった最大のヒット曲は1975年3月に6位を記録した"Lady(邦題:憧れのレディ)"がありますが、この布陣での、Dennis作で彼の歌うシングルはこの"Come Sail Away"が初のチャートインとなります。
このナンバーはシンセサイザーが大活躍します。サビから間奏に入るパートでの出航の汽笛や、間奏部分での"永遠の航海"に合わせたかのような表現を見事に音で表現しています。Dennisに加えて、JYの手がけるARP Odysseyのシンセサイザーで見事なハーモニーを聴かせてくれます。後半は美しいギター・ソロを展開させ、プログレッシブ・ロック・バンドとしてのStyxの本領が発揮されたドラマティックなナンバーです。
この曲はアルバムでは6分5秒のサイズでしたが(音源はこちら。Youtubeより)、シングルでは3分10秒に削られました。2番がまるまるカットされ、間奏の幻想的なシンセサイザー・ソロがそっくりなくなっています(音源はこちら。Youtubeより)。
さて、チャートの順位を見てみると、陽の当たった1977年9月24日にめでたく89位にエントリーしたこの曲は、翌週より78位→67位→56位と毎週11ランクずつ上昇、続く50位を記録後、6週目で35位と大きくジャンプアップしてTop40入りを果たします。その後はじわじわと上昇し、32位→26位→25位→23位→21位→18位→16位→14位→14位→11位と上がり、年も明けた1978年1月14日にようやく9位とTop10を果たし、1月21日付も9位、そして翌1月28日付で最高位8位を記録しました。その後は18位→51位→69位と下降し圏外へ消えましたが、この曲が69位の時点で、Tommy作で彼のヴォーカルによる次のシングルFooling Yourself(The Angry Young Man)(邦題:怒れ!若者)"が88位にエントリーしていました。この曲は1978年4月22日に29位を記録し、14週チャートインしています。
"Come Sail Away"はその後国内でもテレビや映画で数多く挿入され、Styxの代表曲に数えられました。Year-End チャートでは1978年の方で集計され、100以内で56位を記録しています。
Dennis DeYoung(デニス・デヤング。Key,vo)、Tommy Shaw(トミー・ショウ。gtr,vo)、John Panozzo(ジョン・パノッツォ。drums)、Chuck Panozzo(チャック・パノッツォ。bass)、そしてJames [JY] Young(ジェームズ・ヤング。guitar)の布陣で制作されたのは、前作"Crystal Ball(邦題:クリスタル・ボール)"に続く2枚目で、この布陣でのシングルは前作よりTommyの歌う"Mademoiselle(邦題:マドモワゼル)"と"Crystal Ball(邦題:クリスタル・ボール)"が選ばれ、前者はTop40入りして1976年12月25日付HOT100シングル・チャートで36位を記録しました。Dennisがヴォーカルをとった最大のヒット曲は1975年3月に6位を記録した"Lady(邦題:憧れのレディ)"がありますが、この布陣での、Dennis作で彼の歌うシングルはこの"Come Sail Away"が初のチャートインとなります。
このナンバーはシンセサイザーが大活躍します。サビから間奏に入るパートでの出航の汽笛や、間奏部分での"永遠の航海"に合わせたかのような表現を見事に音で表現しています。Dennisに加えて、JYの手がけるARP Odysseyのシンセサイザーで見事なハーモニーを聴かせてくれます。後半は美しいギター・ソロを展開させ、プログレッシブ・ロック・バンドとしてのStyxの本領が発揮されたドラマティックなナンバーです。
この曲はアルバムでは6分5秒のサイズでしたが(音源はこちら。Youtubeより)、シングルでは3分10秒に削られました。2番がまるまるカットされ、間奏の幻想的なシンセサイザー・ソロがそっくりなくなっています(音源はこちら。Youtubeより)。
さて、チャートの順位を見てみると、陽の当たった1977年9月24日にめでたく89位にエントリーしたこの曲は、翌週より78位→67位→56位と毎週11ランクずつ上昇、続く50位を記録後、6週目で35位と大きくジャンプアップしてTop40入りを果たします。その後はじわじわと上昇し、32位→26位→25位→23位→21位→18位→16位→14位→14位→11位と上がり、年も明けた1978年1月14日にようやく9位とTop10を果たし、1月21日付も9位、そして翌1月28日付で最高位8位を記録しました。その後は18位→51位→69位と下降し圏外へ消えましたが、この曲が69位の時点で、Tommy作で彼のヴォーカルによる次のシングルFooling Yourself(The Angry Young Man)(邦題:怒れ!若者)"が88位にエントリーしていました。この曲は1978年4月22日に29位を記録し、14週チャートインしています。
"Come Sail Away"はその後国内でもテレビや映画で数多く挿入され、Styxの代表曲に数えられました。Year-End チャートでは1978年の方で集計され、100以内で56位を記録しています。
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posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽