新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2018年09月10日
9月10日は何に陽(ひ)が当たったか?
1983年9月10日は、スコットランドのロック・グループ、Big Country(ビッグ・カントリー)のシングル"In a Big Country(邦題:インナ・ビッグ・カントリー)"が全米Billboardメインストリームロックチャート(当時はTop Tracks chart)で24位に初登場した日です。
Stuart Adamson(vo,gtr,key。スチュアート・アダムソン。2001年没)、Bruce Watson(gtr,vo。ブルース・ワトソン)、Tony Butler(bass, vo。トニー・バトラー)、Mark Brzezicki(drums,vo。マーク・ブレゼジッキー)の4人がメンバーで、スコットランドのダンファームリンで結成されたグループです。彼らはデビュー作"The Crossing(邦題:インナ・ビッグ・カントリー)"では制作途中にプロデューサーをChris Thomas(クリス・トーマス)からSteve Lillywhite(スティーヴ・リリーホワイト)に交代するほどの入念ぶりで、UKでは、"Harvest Home"、"Fields of Fire (400 Miles)" 、"In a Big Country"、"Chance"の順にシングル・リリースし、UKチャートではそれぞれ順に91位、10位、17位、9位とヒットを記録し、"Chance"が最高位を記録しましたが、"Fields of 〜"が最も長くチャートインしました(14週)。
Big CountryはE-Bowを使ってバグパイプやバイオリンの音を出すギター奏法などオリジナリティー溢れたサウンドで知られ、当時アメリカのロック界でもたちまち大きな注目を集めて、最初に飛びついたのがこの"In a Big Country"です。
"In a Big Country"のプロモーション・ビデオでは身体を張ったメンバーの役作りが見所で、宝探しに出たメンバーが、三輪バイクやエンジン付ゴムボートを乗りこなし、さらにはウェットスーツを着てダイビング、崖からのロープワーク、あるいはライバルとして宝を狙う女性にパンチを食らったりする場面があり、最後はなぜかライバル同士のはずだったStuartと女性が仲良くなって(あるいはもともと知り合いの設定か?)抱き合うというオチが付くという、メンバーの演奏と合わせてコミカルに展開していく痛快なビデオになっています。
さて、Billboard HOT100シングルチャートでは12月3日付で17位を記録し、15週チャートインし、Big Countryの出世作となりましたが、ロック・フォーマット中心のTop Tracks chartでは、陽の当たった1983年9月10日に24位でエントリーを果たしました。ロック・チャートはアクションが激しいのはよくあることですが、この曲も例外ではなく、次週19位に上がったと思えば、次は26位、続いて12位→18位→13位と上がり下がりを繰り返し、10月22日付で一気に3位まで上昇、これが最高位となり翌週は6位、その後5位→8位→6位→7位→8位→15位...と下降していき、結果22週チャートイン、Top10内に7週とどまる健闘ぶりをみせました。
なお、"In a Big Country"は全米ダンスチャート(現在のBillboard Dance Club Songs chart)にも顔をのぞかせて、1983年10月15日付で37位を記録しています。アルバム"The Crossing"は、UKアルバムチャートでは3位でプラチナ・ディスク、Billboard200アルバムチャートでは18位のゴールド・ディスクを記録しています。
Stuart Adamson(vo,gtr,key。スチュアート・アダムソン。2001年没)、Bruce Watson(gtr,vo。ブルース・ワトソン)、Tony Butler(bass, vo。トニー・バトラー)、Mark Brzezicki(drums,vo。マーク・ブレゼジッキー)の4人がメンバーで、スコットランドのダンファームリンで結成されたグループです。彼らはデビュー作"The Crossing(邦題:インナ・ビッグ・カントリー)"では制作途中にプロデューサーをChris Thomas(クリス・トーマス)からSteve Lillywhite(スティーヴ・リリーホワイト)に交代するほどの入念ぶりで、UKでは、"Harvest Home"、"Fields of Fire (400 Miles)" 、"In a Big Country"、"Chance"の順にシングル・リリースし、UKチャートではそれぞれ順に91位、10位、17位、9位とヒットを記録し、"Chance"が最高位を記録しましたが、"Fields of 〜"が最も長くチャートインしました(14週)。
Big CountryはE-Bowを使ってバグパイプやバイオリンの音を出すギター奏法などオリジナリティー溢れたサウンドで知られ、当時アメリカのロック界でもたちまち大きな注目を集めて、最初に飛びついたのがこの"In a Big Country"です。
"In a Big Country"のプロモーション・ビデオでは身体を張ったメンバーの役作りが見所で、宝探しに出たメンバーが、三輪バイクやエンジン付ゴムボートを乗りこなし、さらにはウェットスーツを着てダイビング、崖からのロープワーク、あるいはライバルとして宝を狙う女性にパンチを食らったりする場面があり、最後はなぜかライバル同士のはずだったStuartと女性が仲良くなって(あるいはもともと知り合いの設定か?)抱き合うというオチが付くという、メンバーの演奏と合わせてコミカルに展開していく痛快なビデオになっています。
さて、Billboard HOT100シングルチャートでは12月3日付で17位を記録し、15週チャートインし、Big Countryの出世作となりましたが、ロック・フォーマット中心のTop Tracks chartでは、陽の当たった1983年9月10日に24位でエントリーを果たしました。ロック・チャートはアクションが激しいのはよくあることですが、この曲も例外ではなく、次週19位に上がったと思えば、次は26位、続いて12位→18位→13位と上がり下がりを繰り返し、10月22日付で一気に3位まで上昇、これが最高位となり翌週は6位、その後5位→8位→6位→7位→8位→15位...と下降していき、結果22週チャートイン、Top10内に7週とどまる健闘ぶりをみせました。
なお、"In a Big Country"は全米ダンスチャート(現在のBillboard Dance Club Songs chart)にも顔をのぞかせて、1983年10月15日付で37位を記録しています。アルバム"The Crossing"は、UKアルバムチャートでは3位でプラチナ・ディスク、Billboard200アルバムチャートでは18位のゴールド・ディスクを記録しています。
新品価格 |
新品価格 |
インナ・ビッグ・カントリー<30周年記念デラックス・エディション>(紙ジャケット仕様) 新品価格 |
posted by ottovonmax at 00:00| 洋楽