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2012年08月09日
左内頸脳動脈瘤 検査方法
1. はじめに 5. 治療法 9. 術後
2. 症状@ 6. カテーテル 10. 定期検査
3. 原因 7. 症状A 11. 最後に
4. 検査方法 8. 手術方法 12.その他
『血管専門の先生がいる大きな病院に紹介状を出します。』
そう言われ、後日その病院に行くことになりました。
そこでは、
『カテーテル検査をして本当に動脈瘤なのか調べましょう。』
と言われました。
カテーテル???
わたしは、カテーテル検査がどうゆう事をするのかを知っていました。
前にテレビでやっているのを偶然見ていたからです。
足の付け根から管を通していって、血管内の検査や治療をするもの。
(うわ〜!!痛そう!!) なんて、その時は人ごともいいところでした。
まさか、自分がその検査をする事になるなんて・・・。
『嫌です!! そんなの。 痛いから。』 思わず口に出していました。
しかし先生は、
『でも、まずその検査をして動脈瘤だと言う事をハッキリ確認しないと
腫瘍かもしれないし。』 と言いました。
・・・・・・。 (この人は何を言っているんだろう。)
続けて言った先生の言葉で、ついにわたしは放心状態です。
『ただ、カテーテルで血管造影検査をして動脈瘤だと分かっても、
左内頸動脈という場所はとても神経が入り組んでいるので
高知県では手術ができる先生がいないかもしれません。』
(はあ??? なんだそれ?)
そんな事を思いながら、呆然としているわたしに先生が言ったこと。
『でも、良かったですよ。 この場所はもし破裂しても脳幹の下なので
脳内に出血する事がないから、生命にかかわる事は無いですよ。
ただ、目が飛び出て、失明するかもしれませんが。』
冗談で言っているのか? ここまでくると、言葉も出ません。
失明って目が見えなくなるって事?
(全く慰めにもならない事を、よく平気で言うな。) と腹が立ちました。
『とにかく、カテーテル検査をして、動脈瘤なのか。
そして、破裂した時に手術は可能なのかを把握しておかないと
何かあった時に困ります。』 と言われました。
先生いわく、
未破裂のまま破裂しないで生涯何も無く生きて行く人が半分。
わたしのように、1cm以上で症状が出ている時点で破裂する可能性が高い。
わたしのできている部分は破裂しても、生命に係わる事は無いが失明する。
ここまでメッタ打ちにされたにもかかわらず、吐きそうになるくらいの
手術方法を聞かされ、死にそうになったのはそのすぐ後の事でした。。。