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2012年08月10日
左内頸脳動脈瘤 カテーテル造影検査
1. はじめに 5. 治療法 9. 術後
2. 症状@ 6. カテーテル 10. 定期検査
3. 原因 7. 症状A 11. 最後に
4. 検査方法 8. 手術方法 12.その他
どんな手術でも、術前検査というものがあるハズです。
手術する前に、調べておかなければならない事がたくさんあるのです。
手術自体は、寝ていれば終わります。
なので、術前検査や術後の方が、患者本人は大変かもしれません。
血管造影というのは、血液の中に特殊な薬剤を流しこんで
レントゲンに血管が写るようにするものです。
この検査では、麻酔は局部にしかかけません。
足の付け根に、局部麻酔をし、麻酔が効いてきたら動脈を少し切って、
カテーテルという、直径数ミリのかなり細長いものを瘤がある部分まで
スルスルと血管内を通して行きます。
瘤まで到達すると、造影剤が管の中に流され
同時にレントゲンが撮られます。
少しカーっと頭が熱くなって、めまいがしましたが大丈夫でした。
麻酔をかけた部分が、少しチクチクしますが後は血管内をカテーテルが
通っているのが分からなかったですし、全く痛くはなかったです。
少し、心臓を通る時が苦しかったかな。 それぐらいです。
でも、この検査は上手な先生でないと血管を突き破ったりするらしいので
リスクはそれなりにあります。
このような感じで検査は終わり、
病室のベッドで丸1日足を動かさないように固定され、
次の日には退院でした。
そして結果は、やはり動脈瘤で、腫瘍ではありませんでした。
破裂するかもしれない爆弾を抱えながら、
わたしは生活して行くという決断を、この時はしたのでした。
しかし、それから1年半後に
もう我慢ができない程の症状が現れたのです。