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2012年08月11日
左内頸脳動脈瘤 症状A
1. はじめに 5. 治療法 9. 術後
2. 症状@ 6. カテーテル 10. 定期検査
3. 原因 7. 症状A 11. 最後に
4. 検査方法 8. 手術方法 12.その他
気づけば、二重に見えていた症状がなくなり、
めまいはするものの、なんとか生活は送っていました。
今思うと、目の神経に当たっていた瘤が少しズレた為
目の症状はでなくなっていただけだと思います。
しかし、動脈瘤自体は何も変わっていなかったのです。
ドーンと、まるで地震でも起きたかのような衝撃が頭にあり、
ものすごい頭痛と嘔吐に襲われました。
そして、左目の瞼が完全に閉じて開かなくなったのです。
光が眩しく、家中の雨戸を閉め切って、暗闇の中で
ゴミ箱を抱えて吐き続けていました。
旦那が仕事から帰ってきて、急いで病院へ行きました。
MRIを撮ってみると、1.5cmだった瘤が、
なんと、2.5cmにまで膨らんでいました。
ここまでくると、もう限界です。
手術が怖いなんて言っていられなくなりました。
『とにかく頭が割れそうなほどの頭痛をなんとかしてほしい。』
そう先生に話すと、2日後に即手術をする事になりました。
その先生は、わたしが1年半手術を拒否していた間に
3ヶ月前に同じ症例の患者さんを手術し、成功させていたのです。
その時はまだ、40代くらいだったと思います。 若い先生でした。
『〇〇さん。大丈夫。僕に任せて。』
『絶対治して、元のキレイな顔に戻してあげるから。』
その先生の言葉に手術の恐怖もなくなり、かなり救われました。