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2012年08月13日
左内頸脳動脈瘤 術後
1. はじめに 5. 治療法 9. 術後
2. 症状@ 6. カテーテル 10. 定期検査
3. 原因 7. 症状A 11. 最後に
4. 検査方法 8. 手術方法 12.その他
術後2日で、オシッコの管をのけたくて自力で病室のトイレまで行きました。
無理に動いたせいで、突然体の右半分が麻痺してきました。
唇や、舌までしびれてきて、ついには言葉が分からなくなりました。
まるでみんなが英語をしゃべっているかのように、何も分からなくなったのです。
看護婦さんが5人くらい、走って病室に来たのを覚えています。
でも、言葉が分からない。
指を2本出しているのは分かるんだけど、伝えられない。
恐怖と歯がゆさで涙が出ました。
急いでCTを撮りに連れて行かれました。
脳梗塞の症状です。
術後で脳が腫れているにもかかわらず、わたしが無理に歩いた為
2本つないだバイパスの血管が圧迫され
血液が脳まで行かなくなっていたのです。
しかし、手術に問題があったわけでは無かった為、
血流をよくする薬を飲んで、点滴をしながら様子を見ていました。
完全に血管が詰まったわけではなかったので
次の日には、だんだん言葉が分かるようになり、
紙に文字も少しづつ書けるようになりました。
その後は毎日何本もの点滴と、大嫌いなカテーテル検査を
3回くらいして、1ヶ月弱で退院となりました。
もう、これほど何回もすると、カテーテルも慣れっこです。
しかし、退院する日が来ても、左目の瞼は開きませんでした。