2008年02月04日
過保護な子供は、病弱になる!
さて今回は、まだ小さいお子さんがいるお母さん方に、特によく聞いてもらいたい内容のお話です。
最近、体の色々な器官が正常に働かない子供が増えていたり、風邪を引きやすい病弱な子供が増えています。その原因の一つに、子供に対する親の『 過保護 』があげられるのです。
つまり、生まれた瞬間からエアコン完備の無菌室で過ごし、自宅でも夏は冷房ガンガン、冬は暖房を常にしていると、汗をかけない子供になってしまうのです。
人間は、暑いと汗をかいて体内温度を下げようとします。また寒いと感じたら、産毛を逆立てて体温を逃げにくくしようとする体温調節機能を持っています。
この大事な機能が正常に動かなかったらとっても深刻な問題へとつながっていく可能性があるのです。
また、ちょっと咳をしたり、少しの熱ですぐに病院へ連れていくのも長い目でみると、その子を病弱な体質へさせているようなものです。
強く、元気な子供に育てたいと思うのであれば、ちょっとのことで病院へ行かないことです。
我が家にも、3歳になる息子がいますが、38度くらいの熱では病院へ連れて行くことはありません。
咳が出るから、はい『咳止め』。
熱が出たから、はい『解熱剤』。
これでは、人間が本来持っている自己治癒力がどんどん薄れていってしまします。
熱が出るのは、体の中の細菌やウィルスをやっつけるための必要な現象で、咳が出るのも、ノドや気管支に入った異物(細菌など)を排除しようとしているために起こっているわけです。
ここで注意して欲しいのは、なにが何でも病院へ行くのが悪いと言っているわけではありません。たとえば、子供が高熱出してぐったりしている場合などは、病院へ連れていって医者の診察を受けた方がいいと思います。
我が家では、この "ぐったり"を判断基準にしています。熱があっても、咳を少々していてもオモチャで遊んでいればそのままほおっておきます。
そのへんは、親の判断基準も大切になってきますよね!子供は守り過ぎずに大きく育てていって欲しいと思います。