2008年01月31日
それじゃ、治る病気も治らない!
おはようございます。
今日も、寒いですね。だけどなんとなく、気持ちが引き締まって私は、冬が好きです。
さてさて、今日は病気と、気持ちの関係についてお話してみたいと思います。
『 病は気から 』という言葉があるように、病気と、気持ちとは密接な関係があります。少しくずして説明すると、『病は気持ちしだいで、どうにでもなる』ということなんです。
つまり、気持ちしだいで…、
★ 病気になってしまったり
★ 病気がなかなか治らなかったり
反対に、こんなこともあります。
★ 病気になりにくかったり
★ 病気になっても、早く治る
ということが、実際分かっています。
ここで、気持ちと病気の関係について、面白いエピソードがありますので、それを紹介してみたいと思います。
エピソード1 、日露戦争の時の実際にあったお話です。乃木希典大将のところに、急をを要する伝令が馬で向かいました。
そして馬を降りた時、適の銃弾が太ももに当たってしまいました。その伝令は、『イタイッ、イタイッ!』としか言えずにそのままひっくり返ってしまった。
すると次の伝令がやってきて、また馬を降りたところで今度は胸に銃弾が当たってしまった。この伝令も人事不省となってしまった。そして3人目の伝令が無事に報告を伝えることができたわけなんですが・・・
その場にいた、哲学者の中村天風さんが、銃弾が当たった兵士の所へお見舞いへ行くと、なんと足を撃たれた兵士は『イタイ、イタイ』と言い続けて結局出血多量で死んでしまっていたのです。
一方、胸を撃ち抜かれた兵士はまだ生きていました。そして『どうだ?大丈夫か?』と訊ねたら、ニコッとうすら笑いをうかべて、『なーに、これくらいでは死にませんよ!』と言ったといいます。
その時、天風氏は『あぁ!この兵士は助かるっ。』と直感したそうです。
事実、その兵士は胸を撃ち抜かれたにもかかわらず、死なずにすみました。
愛媛県の連隊で、橋田良平さんという方だそうです。
太ももを撃たれた兵士は死に、胸を撃たれた兵士は死なない。この二人の運命を大きく変えたものが、本人たちの気持ちだったということです。
エピソード2、これも昔の話になりますが、太平洋戦争末期、だんだん物資が乏しくなり、食料はおろか、弾薬も、薬品もない自体に陥りました。病院では、医者も患者も困りはてていました。
そんな時、ある医者が、ただの片栗粉を水で溶いて丸く固めたものを、患者にこう言いながら飲ませたそうです。
『 この薬は、最近開発された特効薬で、効き目がすごくいいらしいぞ。そんな薬をもらえてお前は幸運なやつだなぁ! 』 と。
これただの、片栗粉です・・・。
しかし、この妙な ”薬 ”(片栗粉)の威力はテキメンで医者も驚くほど病気や怪我が治ってしまったといいます。
つまり、今まで薬がなく満足な医療を受けられずに苦しんでいた人たちが、ただの片栗粉を最新の特効薬だと信じて飲んで、けろっと治ってしまった。
これって、いかに病気と気持ちが関係しているのかが、おかしいほどよくわかりますよね。
この効果のことは医者であれば、みな知っているといいます。しかし、患者の不安をあおるような先生がいますよねー。ある種、不気味ささえ感じるお医者さんがいらっしゃいます。
しかめっ面で偉そうで、ここが悪い、あそこが悪いとしか言わない、あなたは病気なのです!だから薬をたっぷり出しておきましょう・・・。みたいな。
まー、それはそれでいいですが、せめて診察の最後に患者の目を見て、ニッコリ笑って『大丈夫!治りますよ!』と言ってもらいたいものですよね。
それはさておき、病気はその人の心しだい!
これからは、すべて医者任せではなく、病気は自分で治す!
ということです。たとえ一生治らないと言われるような病気であっても、自分の心しだいで治ってしまうかもしれません。難病と言われる、がん、アトピー、うつ病、リュウマチ、花粉症、にいたるまで自分の中にその完治へのカギが隠されています。
『 たとえ体が病気になっても、心まで病せまい。 』
これは、先ほどの話で登場した、中村天風さんの言葉です。
体が病気になっても、心は元気にしようと思ったらできる!それが人間なんだ。心が明るく、元気であれば、病気になっても快復は早い! しかし、体の病気と一緒に心までも病気にしてしまっては、治るものもなおらない!
と、おっしゃっています。
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