ども、今日ご紹介しまするは
エリック・リースのスタートアップウェイです。
なぜ『スタートアップ・ウェイ』がオススメなのか?「リーン・スタートアップ」で一躍有名になったエリック・リースによる最新作、『スタートアップ・ウェイ』は、スタートアップ企業だけでなく、あらゆる組織の成長に役立つ実践的なノウハウが満載の一冊です。
この本が特におすすめな理由は以下の通りです。
大企業でも使えるリーンスタートアップの考え方: 「リーン・スタートアップ」はスタートアップ企業向けの考え方と思われがちですが、本書では、大企業がどのようにリーンスタートアップの考え方を導入し、組織を変革していくのか、具体的な事例を交えて解説されています。
予測不可能な世界での成長戦略: 現代社会は変化が激しく、予測不可能な時代です。そんな時代において、どのように組織を成長させていくべきか、その答えが本書には書かれています。
実験と学習のサイクル: 本書では、仮説を立て、実験を行い、その結果から学び、改善していくというサイクルを回すことの重要性を説いています。このサイクルを組織全体で回すことで、より迅速かつ効率的に成長することができます。
組織文化の変革: リーンスタートアップの導入は、単に手法を取り入れるだけでなく、組織文化の変革を伴います。本書では、組織文化を変革するための具体的な方法が示されています。
(マツゾーメモ)
不確実性を前提にしたアントレプレナーシップをマネジメントの原則の1つにする。
5原則
・継続的イノベーション。組織の様々な人材を活用し、新しいブレークスルーを見つける
・スタートアップを仕事の原始単位とし、実験できるチームをつくる。
・アントレプレナーシップを欠かさないこと
・再創業の意識
・新たな課題に直面するたび、組織のDNAを置き換える組織的能力を磨く
古臭い企業は、プロジェクトに的確さを求め、費用と時間のかかる巨大PJTを推進する。財源は給付型で毎年同額。
数多く小さな実験でポートフォリオを組んで、当たりに集中投資することで失敗のコストを減らす。財源は計量型で、成功確率の高さを示せば、資金が増える。
アントレプレナーシップには専任の責任者をおいて、手法を組織に吹き込む旗振り役とせねばならない。ハイリスクハイリターンのプロジェクトに安定してBETできる仕組みを組織の隅々まで広げる。
そのためには、立場に見合ったキャリアパスを社内スタートアップのリーダーに用意し、成功に欠かせない能力開発基準や成長を加速する強烈な手法を学ぶ機会も必要。
実験が成功した場合、組織をどこに組み込むのか、決定はだれがするのかなど摩擦へ配慮し、統括マネジメントと起業マネジメントを両立させる。
変革は3つの段階からなる。@実験・適応・解釈によって基礎をつくりクリティカルマスを達成。自社全体に拡大しようと経営陣に思ってもらえる状態を目指す。A多方面からの抵抗を乗り越え、スケールアップ。他部門へ広めるための政治力を発揮する。B組織の根幹をなす深層の仕組みに切り込んでいく。報酬、昇進の精度、財務、支援の割り当て、法務といった問題に対処して、継続して変革できる土壌をつくる
ゴールデンソード・・・経営幹部による上空支援、予算の確保の要求
優れた実験デザイン:顧客要求を知るためには「明快で反証可能な仮説」「明快な次の一手」「厳重なリスク抑制策」「測定項目が少なくとも1つの要となる仮説につながっていること」
こんな人におすすめ!スタートアップ企業で働いている人
大企業でイノベーションを推進したい人
組織の成長を加速させたい人
新しいビジネスモデルを創出したい人
まとめ『スタートアップ・ウェイ』は、単なるビジネス書にとどまらず、組織を成長させるための羅針盤となるような一冊です。変化の激しい時代を生き抜くために必要な考え方や行動を学ぶことができます。
ぜひ一度手にとってみてください!