大相撲秋場所13日目(20日、両国国技館)単独トップの関脇大の里(24)は取り直しの末に大関琴桜(26)を寄り切り、12勝1敗とした。最初の一番で大の里は攻勢も、琴桜の土俵際の突き落としに同体。取り直しでは右をしっかりと差し、左からおっつけて前進。盤石の攻めで寄り切った。
元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(43)はこの日、X(旧ツイッター)を更新。「どこ見ているの審判部!? ビデオ室 NHKアナウンサー達!? 取り直し無し 大関琴櫻勝ちましたよ」と納得がいかない様子だった。
大の里は12勝目を挙げて大関昇進の目安とされる直近3場所合計33勝に到達し、昇進に前進した。昨年夏場所の幕下10枚目格付け出しでの初土俵から所要9場所で大関昇進を果たせば、昭和以降で豊山と雅山の12場所を抜いて最速。
石川県出身の大の里は、新潟・海洋高から進んだ日体大時代に2年連続でアマチュア横綱に輝いた。今年初場所で新入幕となり、夏場所では幕下付け出しから所要7場所での最速優勝を達成。新関脇の先場所は9勝6敗で、今場所は大関昇進に再び挑んでいる。
2024年09月21日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/12713985
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック