総裁選では19日に小林鷹之前経済安保相が出馬表明し、24日には石破茂元幹事長、26日には河野太郎デジタル相が出馬を表明する予定で、続々と名乗りを上げている中、青山氏は昨年11月にいち早く出馬を表明していた。
総裁選に出馬するには、党所属議員の20人の推薦人が必要になる。青山氏は「赤裸々にいえば、私が代表の(議員連盟)『日本の国益と尊厳を護る会』は(所属議員が)100人いる。昨年11月の表明から(総裁選の)推薦人になりたい人はどんどん増えたが、岸田総理の不出馬表明があった後、強烈な冷やかしを受け、第1波と呼んでいる」と40人を超えていた推薦人希望者が次々と辞退していったという。
現時点で推薦人として確約しているのは、この日、会見の司会を務めた和田政宗参院議員一人だけ。それでも逆境に負けじと活動を続けてきたが「第2波が起きて、今、第3波」(青山氏)。メディア報道で総裁選候補者が11人並べているところが多いが、青山氏の名前を報じているメディアはごく一部に限られ、存在すらもかき消されている状況にある。
それでも青山氏は「告示の前日までこういうことは続くと思います。メドが立たないで、こういう会見は開かない。第3波に耐えられるかどうか。もう誠意を尽くすだけです」と再び一人ひとりの仲間の下を直接、訪ね、自民党改革のために推薦人になってもらうように説得を続けていくという。
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