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2024年08月20日

「進次郎つぶし」のために小林鷹之を出馬させた「ライバル政治家」がやっていること《自民党総裁選》

20人をあっという間に集めて
自民党総裁選が混戦している。石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相、河野太郎デジタル相の「小石河」が注目を集めるなか、突然急浮上したのが小林鷹之前安全保障担当相だった。「コバホーク」との愛称も浸透しつつあり、早くも推薦人20人を集め、8月19日には記者会見を行った。

スクリーンショット 2024-08-20 103058.png

先を越されてたまるか
A氏はそう説明する。事実、福田氏自身も94万円の裏金を受け取り、政治資金収支報告書の訂正を余儀なくされており、いまだ傷は癒えていない。

福田氏がなぜ小林氏を擁立したのか。A氏によれば、もう一つの理由があるという。小泉進次郎氏の存在だ。

今も、安倍派に睨みを利かす、森喜朗元首相は総裁選前に、小泉氏の父・小泉純一郎元首相などと会食し、

「純一郎元首相は安倍派だった。進次郎氏が総裁選に出馬するなら安倍派で支援をすればよい」

と語ったと報じられた。

「福田氏は当選4回、小泉氏より1期下になるが、どちらも将来は自民党を背負って立つ人物です。小泉氏は岸田首相の派閥解消もあり、総裁選には確実に出てくるでしょう。今回出馬を見合わせた福田氏は小泉氏をライバル視しており、小泉氏の台頭には我慢ならないところがあると思う」(A氏)
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