ドジャース大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し、8回の第4打席にこの試合2本目となる今季10号ホームランを放った。1回の第1打席には2試合連続の9号を放っており、今季初の1試合2発。ナ・リーグの本塁打ランキングトップタイになった
大谷は1回、四球で歩いた1番ベッツを一塁に置いた無死一塁、大谷はカウント1-2から先発の好投手・フリードが投じた内角高め、74.6マイル(約120キロ)のカーブをじっくり引き付けるとセンターバックスクリーンへ打球速度104.3マイル(約167.9キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の豪快なアーチをかけていた。その後もレフト前ヒットにセンター前ヒットと大当たり。そして第4打席でもう一発アーチをかけた。
8回の第4打席は初球だった。代わったミンターのストレートを強振すると、打球速度110.6マイル(約178.0キロ)、角度26度で飛び出した打球は、またしてもセンターバックスクリーンへ。飛距離464フィート(約141.4メートル)は今季自己最長のホームランになった。
大谷の前日までの今季成績は139打数48安打22打点8本塁打、打率.345。3・4月は過去最高の成績を収めて5月のスタートを切ると、1日(日本時間2日)に今季初めてオフを取った効果もあってか、少し疲労の色を見えていたところから体のキレを取り戻し、前日は自身6試合ぶりとなる8号ソロを含む3安打の大暴れ。球団の日本出身選手の最多本塁打記録を更新していた。
まだシーズンの4分の1も消化していないが、早くも期待がかかるのは2年連続での本塁打王。昨年はエンゼルスで44本塁打を放ち、ア・リーグで初の本塁打王に。今季ナ・リーグで獲得すれば、史上4人目となる両リーグでの本塁打王という偉業達成になる。例年6月に大爆発することで知られているが、右肘手術の影響もあり打者に専念した効果か、今シーズンは春からエンジン全開。またしてもメジャーリーグの歴史に、新たな記録で名を刻む可能性も十分だ。
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