米大リーグ・エンゼルスからフリーエージェント(FA)になった大谷翔平選手(29)がドジャースと契約合意したと9日、大谷選手の代理人事務所が発表した。大谷選手も自身のインスタグラムで「次のチームにドジャースを選ぶことにしました」と英語でつづった。代理人事務所によると契約は10年で総額7億ドル(約1015億円)で、エンゼルスで同僚だったマイク・トラウト外野手が2019年に結んだ12年総額4億2650万ドルのメジャー史上最高額を大幅に上回った。
メジャー公式サイトはサッカーのメッシ選手らを上回り「世界のスポーツ史上最高額の契約となる」としている。
ドジャースは13年から11年連続でポストシーズンに進出している大リーグ屈指の強豪で、直近では20年にワールドシリーズを制覇している。本拠地はエンゼルスと同じロサンゼルスでカリフォルニアの温暖な気候など環境が大きく変わらず、過去2度の大谷選手の右肘手術を執刀したニール・エラトロッシュ医師がチームドクターも務めるという好条件がそろう。
過去に野茂英雄、石井一久、斎藤隆、黒田博樹、前田健太、ダルビッシュ有の各投手ら多くの日本選手が所属した。
大谷選手は岩手・花巻東高からドラフト1位で13年にプロ野球・日本ハムに入団。米大リーグ・エンゼルスに移籍した18年に新人王、21年は9勝、46本塁打でア・リーグ最優秀選手(MVP)に選ばれた。23年は44本塁打で日本選手初の本塁打王となり、投手でも10勝。史上初の2度目の満票で2年ぶりのア・リーグMVPに輝いた。193センチ、95キロ、右投げ左打ち。
2023年12月10日
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