阪神―オリックス(2日・甲子園)
試合前、スターティングメンバー発表で名前が呼ばれると、甲子園を埋めた阪神ファンから歓声だけでなく、どよめきも起きた。佐藤輝明。前日にふがいないプレーを見せ、ファンですら「スタメン落ち」もありえると思っていたからだ。だが、二回の第1打席で中堅左への二塁打。首脳陣に、ファンに、バットで応えた。
前日の第4戦、2点をリードした七回の三塁守備。先頭打者のなんでもないゴロをはじいて同点とされるきっかけを作り、この回途中で交代。最後はサヨナラ勝ちしたものの、乱戦の原因となり、岡田彰布監督が勝利インタビューで「遅くまですんませんでした。すんなり終わらないといけない」と冗談交じりにファンに謝る一幕もあった。
今シリーズがもつれにもつれない限り、第5戦は今季最後となる本拠地・甲子園での戦い。ぶざまな姿のままでいるわけにはいかなかった。得点にはつながらなかったが、ツーベースヒットは佐藤らしい逆方向への一打。落ち込んではいなかった。
日本シリーズでは2005年から今回の第4戦まで13試合続いて本塁打が出ていない阪神。長打力を誇る「テル」の打撃を欠くことはできない。【吉見裕都】
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2023年11月03日
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