【アナハイム(米カリフォルニア州)16日(日本時間17日)=斎藤庸裕】今オフFAとなるエンゼルス大谷翔平投手(29)が今シーズンを終え、早期手術を行うことになった。右脇腹痛の炎症で19年以来、4年ぶりに15日間の負傷者リスト(IL)に入り、残る試合での打者出場を断念。ミナシアンGMはこの日のタイガース戦前、大谷ができるだけ早い時期に右肘の手術を行うことを公表した。一方で、本拠地で行われる残り7戦は同僚と過ごし、エンゼルスの一員として最終戦まで全うする。チームは4連敗でプレーオフ進出の可能性が消滅。9年連続で10月の戦いへの切符を逃した。
慣れ親しんだ本拠地のベンチで、大谷がファンの前で姿を見せたのは8月23日に右肘を故障して以来24日ぶり。この日、試合前に会見を行ったミナシアンGMは、右肘の早期手術を行う予定を公表。早ければ週明けにも、なんらかの処置を施すとみられる。二刀流復活へ向けたリハビリを始める一方で、同GMは「クラブハウスには来るだろう。来てくれることはうれしいし、彼もここにいたい、ここが大好きで、我々も彼が大好きだ」と、大谷が同僚とチームの戦いを見届けることを明かした。
本来なら、打席でのパフォーマンスを披露するはずだった。「出場するために可能なことを全てやっていた。ファンのために、チームのために。そこに多大なリスペクトがある」(同GM)。だが、前日に右脇腹の再検査を行い、違和感が残ったため、プレー願望はかなわなかった。ネビン監督によれば「がっかりしていた」と落胆も隠せなかった。それでも、翌日には左腕サンドバルら同僚とベンチで談笑。今季限りで現役引退するタ軍の3冠王カブレラに向け、笑顔の脱帽で敬意を示す場面もあった。
試合は延長戦で惜敗したが、新人シャヌエルがメジャー1号を放ち、9回にはフィリップスの同点弾も飛び出した。仲間の懸命なプレーに拍手を送り、ハイタッチを交わす大谷。ネビン監督は「現状を理解し、同僚とともに過ごしたいと。それが彼らしさを表している。若い選手も多いし、コーチや監督よりも、大谷がいるのはもっと意味がある。本当にそうだ」と言った。今オフにはFAとなる。本拠地での戦いはあと7試合。楽しそうに笑っている大谷の姿は、まだ続く。
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2023年09月18日
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