「これだけリーダーシップを持った人が政治活動から身を引くのはよろしくない」と語った小沢氏。橋下氏は苦笑いしつつ「政治家は人間力が全て。仲間をつくるのが全て。僕は“超遠心分離機”ですから。人がどんどん離れていく。僕にはできないです」と自己分析した。さらに「文句を言われたら僕は言い返したくて、しょうがない(性格だ)から。小沢さんはいろんなことをのみ込んできた」と小沢氏の我慢力を称えた。
小沢氏は「いや、言いたいんですけどね」と正直な気持ちを吐露。「でも、言いたいだけ言ってしまうと多数派にはなれない」と、かつての剛腕ぶりを思い出させるコメント。思わず橋下氏も「そうなんですよ、そうなんですよ」と深く納得した。
小沢氏が政局の修羅場を何度もくぐり抜けてきた要因はここにありとにらんだ橋下氏。「裏切られることは、しょうがない?」と聞くと小沢氏は冷静に「しょうがないです」。進行のサバンナ・高橋茂雄が「小沢さんも数々、裏切られたことも?」と突っ込むと「裏切りと呼ぶかどうかは別として、いっぱいあります」と話し、薄笑いを浮かべてみせた。
そして改めて「(橋下氏は)維新をつくったわけですから途中で投げ出してもらっちゃ僕は困ると思ってる」とアピール。しかし、橋下氏は「維新は僕が離れて、せいせいしてると思う。面倒くさいやつがいなくなってくれたってね」と改めて政治活動復帰への気持ちがないことを示した。
その上で「小沢さんは81歳でウチの母親と同い年。本当に頭が下がります。この執念、思いというのは凄い」と政権交代に執念を燃やす小沢氏にエールを送った。
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