2018年10月03日
センター英語の攻略 基礎編第2回 〜大問3の攻略〜
今日はセンター英語大問3の攻略法について説明します。
前回までの記事を読んでいない方は先にお読みください
→センター英語の攻略 基礎編第1回 〜大問1・2の攻略〜
なお、基礎編が終わったら実践編として模試の過去問等扱います。
テキスト等こちらから購入できます
2017年発売のもの
2018年発売のもの
__________________________________________________
それでは第3問の攻略に入ります。
初めに、大問3Aの不要文削除問題です。
この問題は第0回でもお話ししましたが、
元々は東京大学の大問1Bで出題されていたパターンです。
東大入試では、不要段落削除でしたね。
2014年に初めてセンター試験でも出題されました。
ちょうど自分がセンターを受けたときに初登場でしたね。
それまでは、1ページ分の長文に3ヶ所文章の離脱があって
全体の文脈から正しい文を選ぶと言う形式の問題でした。
問題の形式が変わったとはいえ、
必要な技能はそこまで変わっていないように思います。
どういうことかと言うと、
一文一文丁寧に読む必要はないと言うことです。
少々知らない単語があっても何ら問題ありません。
では何をすればよいのか?
それは、本文全体のテーマを大雑把に把握することです。
ポイントは大雑把にということです。
この能力は英語に限らず、すべての学問において必要なことです。
具体的には、以下の5点を各10文字程度でまとめていきます。
○本文全体のテーマ
○選択肢@の内容
○選択肢Aの内容
○選択肢Bの内容
○選択肢Cの内容
例えば次のようにまとめたとします。
(出典は河合塾センター模試2019年用第2回)
全 環境悪化による弊害
@ 寒冷地動植物の絶滅
A 温暖化に適応する動物
B 温暖化に伴う種の絶滅
C 気候変動による絶滅
答えは簡単ですよね?
そうです、Aです。(反転してください)
このように整理していけばめちゃめちゃ簡単ですよね。
で、本文全体のテーマは1文目を読めば大抵は理解できます。
問題によっては2文目まで必要ですが、
ほとんどは1文目を理解すればいいんです。
ということで手順のまとめです
大問3A手順
まずは一文目を読んで本文全体のテーマを把握。
各選択肢の内容を10文字程度でまとめる。
最も全体とズレがある選択肢を選ぶ。
__________________________________________________
次に大問3Bにいきましょう
この問題は議論要約問題です。
何らかのテーマが与えられ、それについての意見を読んで、
要約として正しいものを選びます。
必要な技能は先程と同じです。
しかも、意見なので把握しやすいし、まとめやすいです。
では、人の意見を要約するときってどうすればいいんでしょう?
普段皆さんも何気なくやってることですよね。
”「理由1つ」 だから 「賛成か反対か」”
の形式でまとめましょう。
例えば以下のようにまとめたとします
遺伝子組み換え食品についての議論です。
「食糧飢饉を乗り越える一助となる」ので「賛成」
選択肢はこんなものだったとしましょう。
@遺伝子組み換え食品は発展途上国の人々を助ける手段となる。
A遺伝子組み換え食品の製造を許可するのはよくない。
B遺伝子組み換え食品はできるだけ食べないほうが良い。
C食料飢饉は途上国にとって大きな問題である。
答えは簡単、@ですね。(反転してください)
こんな風にまとめていくと短時間に正解にたどり着けます。
そんなに難しく考える必要はありません。
まず賛成か反対か
あるいはプラスの感情かマイナスの感情か
この2択は英語が苦手な人でも感覚的にわかると思います。
その後は、理由を考えてみましょう。
そんなに難しい理由が書かれていることはありません。
誰が聞いても納得できる理由ばかりです。
繰り返し言いますが、
難しく考えずに大雑把に全体を把握する練習をしましょう。
その能力はあらゆる科目に、いや、
今後の人生を歩む上で役に立つはずですよ。
それでは手順をまとめます。
大問3B手順
文章を大雑把に読みながら、
「理由1つ」と「賛成か反対か」をまとめる。
お疲れさまでした!
次回は大問4と5を扱います!
前回までの記事を読んでいない方は先にお読みください
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それでは第3問の攻略に入ります。
初めに、大問3Aの不要文削除問題です。
この問題は第0回でもお話ししましたが、
元々は東京大学の大問1Bで出題されていたパターンです。
東大入試では、不要段落削除でしたね。
2014年に初めてセンター試験でも出題されました。
ちょうど自分がセンターを受けたときに初登場でしたね。
それまでは、1ページ分の長文に3ヶ所文章の離脱があって
全体の文脈から正しい文を選ぶと言う形式の問題でした。
問題の形式が変わったとはいえ、
必要な技能はそこまで変わっていないように思います。
どういうことかと言うと、
一文一文丁寧に読む必要はないと言うことです。
少々知らない単語があっても何ら問題ありません。
では何をすればよいのか?
それは、本文全体のテーマを大雑把に把握することです。
ポイントは大雑把にということです。
この能力は英語に限らず、すべての学問において必要なことです。
具体的には、以下の5点を各10文字程度でまとめていきます。
○本文全体のテーマ
○選択肢@の内容
○選択肢Aの内容
○選択肢Bの内容
○選択肢Cの内容
例えば次のようにまとめたとします。
(出典は河合塾センター模試2019年用第2回)
全 環境悪化による弊害
@ 寒冷地動植物の絶滅
A 温暖化に適応する動物
B 温暖化に伴う種の絶滅
C 気候変動による絶滅
答えは簡単ですよね?
そうです、Aです。(反転してください)
このように整理していけばめちゃめちゃ簡単ですよね。
で、本文全体のテーマは1文目を読めば大抵は理解できます。
問題によっては2文目まで必要ですが、
ほとんどは1文目を理解すればいいんです。
ということで手順のまとめです
大問3A手順
まずは一文目を読んで本文全体のテーマを把握。
各選択肢の内容を10文字程度でまとめる。
最も全体とズレがある選択肢を選ぶ。
__________________________________________________
次に大問3Bにいきましょう
この問題は議論要約問題です。
何らかのテーマが与えられ、それについての意見を読んで、
要約として正しいものを選びます。
必要な技能は先程と同じです。
しかも、意見なので把握しやすいし、まとめやすいです。
では、人の意見を要約するときってどうすればいいんでしょう?
普段皆さんも何気なくやってることですよね。
”「理由1つ」 だから 「賛成か反対か」”
の形式でまとめましょう。
例えば以下のようにまとめたとします
遺伝子組み換え食品についての議論です。
「食糧飢饉を乗り越える一助となる」ので「賛成」
選択肢はこんなものだったとしましょう。
@遺伝子組み換え食品は発展途上国の人々を助ける手段となる。
A遺伝子組み換え食品の製造を許可するのはよくない。
B遺伝子組み換え食品はできるだけ食べないほうが良い。
C食料飢饉は途上国にとって大きな問題である。
答えは簡単、@ですね。(反転してください)
こんな風にまとめていくと短時間に正解にたどり着けます。
そんなに難しく考える必要はありません。
まず賛成か反対か
あるいはプラスの感情かマイナスの感情か
この2択は英語が苦手な人でも感覚的にわかると思います。
その後は、理由を考えてみましょう。
そんなに難しい理由が書かれていることはありません。
誰が聞いても納得できる理由ばかりです。
繰り返し言いますが、
難しく考えずに大雑把に全体を把握する練習をしましょう。
その能力はあらゆる科目に、いや、
今後の人生を歩む上で役に立つはずですよ。
それでは手順をまとめます。
大問3B手順
文章を大雑把に読みながら、
「理由1つ」と「賛成か反対か」をまとめる。
お疲れさまでした!
次回は大問4と5を扱います!
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