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2018年06月22日

おもしろい心理ー交渉に大きく影響する無意識の「縄張り意識」!


例えば、少人数制の英会話教室に通い始めたとしましょう。

教室に入ると、すでに数人が先に来て着席しています。

そこに1人で入って行く時、何となく気まずい感じがしないでしょうか。

これは、相手の「パーソナル・スペース」に侵入したという感覚を覚えてしまい、無意識のうちに萎縮してしまうからなのです。

「パーソナル・スペース」とは、心理的な縄張り意識のことで、コミュニケーションを取る相手との間にある、目には見えない境界線のことを言います。(もちろん「パーソナル・スペース」は、家族・友人・恋人・他人などでその距離感が変わります。)

待ち合わせなどで、同じ場所に集まる場合、後から来た人は先にいた人の「パーソナル・スペース」に侵入してしまったと感じて、何となく遠慮がちになってしまいます。

一方、先にいた人はそこがホームグラウンドのように感じて、優位な気分になれるという訳です。

そのため、交渉では先に打ち合わせの場所にいると、自然と主導権を握ることができるのです。

また、早めに来て準備をしておくことで、その分気持ちにも余裕が生まれてきます。

時間にも気持ちにも余裕がないと焦って失敗してしまわない為にも、遅刻だけは避けたほうが良いでしょう。

+で相手にも悪い印象を与えてしまいます。



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