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2017年12月19日

北海道の牧場で 住込みアルバイト体験談。

 高校を卒業した時、

「早く今の家(実家)を出たい!」

と思い、住み込みのアルバイトを探した。
 「住み込み、アルバイト」でネット検索したら、「北海道の牧場」と「東京で新聞配達」の求人が見つかり、田舎の方へ行くことにした。

 フェリーで苫小牧に行き、そこから電車で釧路に行って、農家の人が車で釧路に迎えに来てくれて、そこから車で2時間かけて上春別の牧場へ行った。
 (フェリーの苫小牧港から電車の苫小牧駅までがかなり遠いことを知らなくて、当日慌てた事は覚えているけど、どうやって移動したのかは忘れた。)

 牧場をやってる農家の、普通の住宅の一室が私の部屋になり、もちろん風呂やリビングは家族と共用、食事も毎食家族と一緒に食べた。 大家族で、ひいおじいちゃんから赤ちゃんまでいた。
 
 とにかく北海道は広くて、見渡す限り何も遮るものはなく、隣の家がすごく小さく見える。
 
 そしてとにかく牛が可愛い。 この農家では 300頭ぐらい飼っていた。 牛乳を作る農家だったので、赤ちゃん牛が生まれるとメスはそのまま自分たちで育てて、オスは少し大きくなったら売っていた。

(どう見ても人口より牛のほうが何倍も多い。)

 牧場と言うと、牛乳パックに描いてあるような景色を思い浮かべるかもしれないが、 実際は違った。 牛舎に牛がひしめき合って、うんちにまみれて暮らしていた。

 朝と夕方に牛の乳を搾るので、昼の間は休みの時間だけれど、 行く場所もやることもないので、ずーっと牛を見て、牛と遊んで過ごした。 北海道には1年間くらい住んだけれど、結局一度も札幌にも函館にも羅臼にも行かなかった。北海道でスクーターを買ったので、時々、一人で中標津という街の喫茶店に行くくらいだった。冬はもうどうしようもない。でも牛が可愛かったから楽しかった。

 農家のお母さんは 明らかに私のことを嫌っていて、いちいち嫌味を言われ、時々すごく嫌なことを言われた。 今の私だったら、一年間なんて耐えられないな。 私も若かったし、他の家族たちはいい人だったし、可愛い牛もいたから耐えられた。

 風邪をひいた日と用事がある日以外は、休みを取らずに毎日働いた。月給は17万円。 家賃も食費もあまりかからないし、お金の使いようもないので、お金けっこうは貯まった。

 とにかく牛はとってもかわいい。



posted by りほ at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 体験談
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