Ole Asia

　この前のレバノンVSU-22ブラジルの試合で実況が、何度か、アトウィーの事を「elder brother」って言ってたけど、レバノン代表にはアトウィーという選手が２人いて多分、実況の人はもう一人の方の兄だと
思ったんだろう。まぁそれしか考えられないけど。

　昔、英語版のウィキペディアに間違って兄弟って書いてたことがあるけど、この二人血縁関係にありません。

１人はアッバス・アハメド・アトウィー。
ニジュメで活躍する代表キャプテンで、国民的英雄です。

２人目はアッバス・アリ・アトウィー
　そう....この二人、名字に当たる『アトウィー』のみならずファーストネームの『アッバス』まで一緒なんです。

この実況の人は、まだ良い方で、ガルフカップの時にバーレーンの解説者には同一人物扱いされる始末(笑)

ちなみに後者の『アトウィー』は、レバノンの選手やファンからは『Onika』(オニカ)と呼ばれてます。

ちなみに、二人とも現役のレバノン代表で同じMFの選手。


　　アッバス・アハメド・アトウィー


生年月日　1979.9.12
身長/体重　175/74
所属クラブ　ニジュメ
ポジション　AMF.SH
コメント　”キング”と呼ばれることも多い、国民的英雄。レバノンのサッカー選手ではローダ・アンタルの次
　　　　　　　に年俸が高い。


　　　アッバス・アリ・アトウィー

生年月日　　1984.12.15
身長/体重　　178/78
所属クラブ　　アラーヘド
ポジション　　AMF.ST
コメント　　　　18歳でA代表選出。レバノンで一番能力が高いと評価する専門家もいる位の実力者。左利き
　　　　　　　　でシュートの精度が高く、2004年に国立で行われた日本戦では、ワールドクラスのミドル
　　　　　　　　を決める。
　　　　　　　　フランスの、レンヌの練習に参加し高評価を得たこともあったが、アラーヘド一筋
　　　　　　　　 ローダ・アンタルがブンデスに所属していた当時、『若い選手の中に、欧州に行くチャン
　　　　　　　　スがあったのに、レバノンにとどまった選手がいる』とドイツメディアに語ったことがある
　　　　　　　　が、彼であることは間違いない