2016年01月11日
チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相が日本を訪問
チベット亡命政府のロブサン・センゲ首相が日本を訪問
訪問しています。この首相は2011年4月の選挙で首
相に選ばれ、亡命政権2代目の首相です。
記者の取材に対して、ダライ・ラマの輪廻転生制度
は今後も続けるということです。
2013年3月にも日本に来たことがあるということで
す。1968年生まれ、インドのニューデリー大学を
卒業後、アメリカのハーバードに留学し、2004年
に法学博士号を取得しました。
アメリカに滞在して法律学の研究中に選挙に立候補
したということなのですが、知人が立候補するとい
う噂を作って、それが広まってしまい、首相選挙に
立候補してしまったということです。
噂を作った知人は、投票する人はいないから何も心
配するなと言って元気づけたという話です。投票結
果はトップの得票数となり、撤退が不可能になって
しまったということです。
何と!お伽噺のような無欲の立候補であり、亡命政
権がこんな明るい首相選びをするとは信じられない
のですが、生身にどこかに、または全身にチベット
人全てが納得するものを備えているのかもしれませ
ん。
家族が亡命した先のダージリンで生まれているので、
中国人をほとんど知らない可能性があります。チベ
ット人はチベット仏教のせいか、もともとインター
ナショナルな性格です。
チベット仏教にも聖地巡礼の伝統があり、何千キロ
も歩くことが歴史的に長く続いているので、自然に
国際的な感覚になるのかもしれません。ロブサン・
センゲ首相は亡命先のチベット人の星となって、
今後も活躍して欲しいですね。
読者の皆さんもチベット亡命政府の応援を。
産経新聞 1月10日(日)7時55分配信
■ダライ・ラマ制度の廃止は否定
来日中のチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相は9日、都内で産経新聞と単独会見し、中国による開発でチベット高原の氷河の溶解が加速し、「アジアの水源が深刻な危機にひんしている」と強調した。
チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が廃止の可能性に言及している輪廻(りんね)転生制度については「必ず存続される」との見方を示した。
センゲ氏は、近年、生体認証機能のあるIDカードの所持がチベット人に義務付けられたと主張し、「(中国当局が)移動を厳しく管理して政治活動を制限している」と分析した。
また、自治区では環境破壊も深刻化していると指摘。「チベット高原の気温が世界平均の2〜3倍のペースで上昇し、氷河消失が加速している」と述べ、その原因として中国政府によるインフラ整備や資源開発、人口流入などを挙げた。
一方、中国が経済力を背景に各国指導者にダライ・ラマと面会しないよう圧力を強めていることには「ダライ・ラマは高度な自治を求める中道路線を取っており、それは中国による『一つの中国』論に挑戦するものではない」と批判した。
ダライ・ラマの輪廻転生制度については「実際には14世の死後、チベット人が15世を探し出すことになる」と廃止を明確に否定。
中国政府が独自に15世を選んでも「中国が認定した(高位僧の)パンチェン・ラマ11世と同様、チベット人に支持されず機能しない」との考えを示した。
チベット亡命政府首相、氷河消失「中国の開発で加速」産経新聞 7時55分
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