2015年09月06日
中国の兵員削減は脅威が増す、謝罪が無い歴史と台湾
中国の兵員削減は脅威が増す、謝罪が無い歴史と台湾
中国政府の支配は香港の次は台湾と見られているので
すが、抗日70年軍事パレードについて台湾の見解があ
ります。兵員30万人の削減は、その費用が近代的な兵
器に向けられるので、かえって脅威ということです。
当たっているように思えます。
日本軍が引き上げた後、国民党と共産党の戦いが起こ
り、1946年から49年にわたって戦争をしました。
「国共内戦」と呼ばれています。淮海戦役で勝利した
共産党軍が北京に入り政権を握ました。国民党は台湾
へ逃げたのですが、残った国民党の兵士や家族をいじ
めたようですね。共産党政府は謝罪していないという
ことです。
台湾では今はあまり意味がないようですが、日本が戦
争に降伏してから大陸から台湾へ入った者、淮海戦役
の後に台湾に逃亡した者は「外省人」と呼ばれ、それ
以前から台湾に住んでいたものは「本省人」と呼ばれ
ていました。
そして日本植民地時代を悪くはなかったと思っている
人たちもいます。従って、台湾は北京での軍事パレー
ドを見ての印象は複雑なものと思われます。李登輝氏
は台湾生まれの総統だったのですが、何事にも過酷な
外省人と日本人を比較しながら、台湾の独立の方向を
模索していたように思われます。
現在は、台湾政界で非難が集中しているのですが、全
体は北京政府の干渉を受けたくないように見えます。
韓国ほど反日意識は高くありません。台湾がどうやっ
たら独立を維持できるのか、チクリチクリと大陸の一
党独裁を批判して、独立性を持っていることを国際的
に主張することではないかと思われます。今回の習主
席の「覇権は唱えない」の表明を利用して、怪しい行
動は排除すればいいのではないでしょうか。
記事の中に日中戦争というのがありますが、日中戦争
というのは1937年に起きた盧溝橋事件以降をさすのが
一般的です。国民党政府の蒋介石が日本軍との戦いを
することを決定し、この年は上海の日本人租界が爆撃
されました。日本の軍人があちこちで攻撃を受けた年
です。
すが、抗日70年軍事パレードについて台湾の見解があ
ります。兵員30万人の削減は、その費用が近代的な兵
器に向けられるので、かえって脅威ということです。
当たっているように思えます。
日本軍が引き上げた後、国民党と共産党の戦いが起こ
り、1946年から49年にわたって戦争をしました。
「国共内戦」と呼ばれています。淮海戦役で勝利した
共産党軍が北京に入り政権を握ました。国民党は台湾
へ逃げたのですが、残った国民党の兵士や家族をいじ
めたようですね。共産党政府は謝罪していないという
ことです。
台湾では今はあまり意味がないようですが、日本が戦
争に降伏してから大陸から台湾へ入った者、淮海戦役
の後に台湾に逃亡した者は「外省人」と呼ばれ、それ
以前から台湾に住んでいたものは「本省人」と呼ばれ
ていました。
そして日本植民地時代を悪くはなかったと思っている
人たちもいます。従って、台湾は北京での軍事パレー
ドを見ての印象は複雑なものと思われます。李登輝氏
は台湾生まれの総統だったのですが、何事にも過酷な
外省人と日本人を比較しながら、台湾の独立の方向を
模索していたように思われます。
現在は、台湾政界で非難が集中しているのですが、全
体は北京政府の干渉を受けたくないように見えます。
韓国ほど反日意識は高くありません。台湾がどうやっ
たら独立を維持できるのか、チクリチクリと大陸の一
党独裁を批判して、独立性を持っていることを国際的
に主張することではないかと思われます。今回の習主
席の「覇権は唱えない」の表明を利用して、怪しい行
動は排除すればいいのではないでしょうか。
記事の中に日中戦争というのがありますが、日中戦争
というのは1937年に起きた盧溝橋事件以降をさすのが
一般的です。国民党政府の蒋介石が日本軍との戦いを
することを決定し、この年は上海の日本人租界が爆撃
されました。日本の軍人があちこちで攻撃を受けた年
です。
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台湾の議員、中国の30万人の兵員削減政策「かえって脅威増す」と指摘 戦力向上につながる
産経新聞 9月3日(木)19時27分配信
【台北=田中靖人】台湾の馬英九総統は3日、戦没将兵を祭る台北市内の「国民革命忠烈祠」を参拝し、日中戦争は「国民政府が日本に宣戦布告し、日本の降伏を受理した」と述べ、「中華民国政府」が主導したとの立場を強調した。
与党、中国国民党は報道官談話で、中国当局が同日の軍事パレードに国民党軍の元兵士を招いたことについて、中台分断以降、中国大陸に残った元兵士や家族が受けた迫害や差別に対し、「今にいたるまで謝罪がない」と批判した。
一方、国民党の林郁方立法委員(国会議員に相当)は、中国が発表した30万人の余剰兵員削減について、資源が兵器の増強などに振り向けられて全体としての戦力向上につながり、台湾への脅威が「かえって増える」と警鐘を鳴らした。
台湾のテレビ各社は3日、中国の軍事パレードを実況中継で報じた
台湾の議員、中国の30万人の兵員削減政策「かえって脅威増す」と指摘 戦力向上につながる
産経新聞 3日(木)19時27分
タグ:ニュース
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