2015年08月08日

南シナ海の遊覧船によさそう、フランスの強襲揚陸艦2隻

南シナ海の遊覧船によさそう、フランスの強襲揚陸艦2隻

フランスで建造されていた強襲揚陸艦２隻はロシアが発注
したのですが、ウクライナ情勢の国際世論から、ロシアに
引き渡すことができなくなって、フランスとロシアは契約
の破棄に合意したということです。
ロシアは日本海に配備するだろうと噂されていた軍艦です
が、兵士の上陸が目的の船なので北日本は緊張するだろう
という心配もされていました。その心配はなくなったわけ
です。

その軍艦が宙に浮くということも歴史的に珍しいことです
が、南シナ海にいいのではないかという気がします。もし、
２隻とも南シナ海を遊覧航海をすると一気に平和が来る
ように思えます。

遊覧と言っても船に乗り込むのはアセアン諸国の水兵さん
なのですが、中国が引いた九段線に沿って海を巡視するの
です。海難救助とか海の自然保護とかの目的にして、あち
こちの岩礁を遊覧して海を観察するのです。

この場合の強襲揚陸艦は、中国海軍のように他国を威嚇
する必要は無いので、攻撃用の設備は不要であり、攻撃用
の訓練もしないことにするのです。

今、アセアンの国々は、中国海軍の引いた九段線に右往
左往させられて、急いで海軍の補強しています。中国に
対抗する自国の海軍を整えるのに何年もかかるでしょう。

その間、フランスに頼んで九段線に沿って遊覧船のよう
に水兵さんを乗せてもらい、近海の巡視や訓練をして将来
に備えるわけです。もちろん費用の負担は必要でしょう。

ベトナムやフィリピンの漁船が魚を捕っているのを見守
るために日にちを費やしたとしても、南シナ海遊覧船
ニュースで世界に発信するとフランス海軍の地位がアジ
アで上昇するでしょう。海の規則、軍艦の規則も知ら
ないブログの妄想かもしれません。

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仏露首脳、揚陸艦の契約破棄で合意

ＡＦＰ＝時事 8月6日(木)9時43分配信

仏西部サンナゼールに停泊する、ロシアがフランスに発注したミストラル級強襲揚陸艦（2014年5月9日撮影、資料写真）。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP＝時事】フランス政府は5日、ロシア向けにミストラル（Mistral）級強襲揚陸艦2隻を建造する契約の破棄についてロシア側と合意したと発表した。

売却契約の破棄をめぐり1か月におよんだ仏露の交渉はこれで決着した。

仏、ロシアへの軍艦納入を見合わせウクライナ情勢めぐり（14年9月）
　仏政府は2011年、ミストラル級強襲揚陸艦2隻を総額12億ユーロ（約1600億円）で納入する契約をロシアと結んだが、ウクライナでのロシアのクリミア（Crimea）半島併合や反政権派支援をめぐり西側諸国がロシアへの経済制裁を科したことから、昨年に納入の凍結を宣言していた。

　仏大統領府の発表によると、フランス側は揚陸艦2隻分の代金全額をロシア側に払い戻し、建造した揚陸艦はそのままフランスが保有する。一方、揚陸艦に搭載済みだったロシアの機材はすべてロシア側に返還する。

　一方のロシア政府も、フランソワ・オランド（Francois Hollande）仏大統領とウラジーミル・プーチン（Vladimir Putin）露大統領の電話会談の後に発表した声明で、フランスは既に代金の払い戻しを済ませており、同問題は収束したとの見方を示している。【翻訳編集】 AFPBB News

仏露首脳、揚陸艦の契約破棄で合意写真

ＡＦＰ＝時事 9時43分