2015年07月27日
米国国務省も要望、チベット高僧獄中死の真相解明
発表に疑問が持たれ、抗議行動が起こっています。前ページの
中国領事館内の国旗を引きずりおろしたという環球時報のニュ
ースでは分からないのですが、抗議行動の一部ですね。
ウイグル地区もチベット地区もですが完全な支配をするために
過酷な取締りと弾圧をして国際人権団体などは中国政府を非難
しています。外国から何か言われると、外交部の「主権おじさん」
は内政干渉という言葉を当てて、中国内へもほとんど情報を伝え
ていないようです。
四川省で起きた爆破事件にこの高僧が関係していたということ
から、裁判があり、死刑の判決を受けました。この裁判所の判決
にチベット人、国際人権団体などは冤罪であると主張していま
した。その高僧が刑務所内で死亡したのですから、問題視されて
当然ですね。
抗議行動はまだそんなに大きくはないようですが、アメリカ政府
国務省も真相を解明するように要望を発表しました。中国政府も
日本には靖国神社どうのこうの言いながら、少数民族地域では
いろいろと残酷なことをしているわけなのですが、この高僧の
件も国際的に疑問を持たれたわけですね。
このブログでは、中華思想は異民族が宗教を信仰したり、宗教家
を尊敬することが許せないのだろうと考えています。皇帝は一人
だけという考えか、感覚で、自己優越感を保持し、劣等民族と
決定したら中世的な仕打ちを21世紀になってもやっているように
見えます。
現在のチベット人は、もちろんチベットにいるのですが、チベット
から出た人々はいろいろな国に仕事を求めて分散状態になってい
ます。中華文明とかの語がある投稿も多々あるのですが、その支配
は決して甘いものではないのが分かります。
<チベット仏教高僧獄中死>中国政府への抗議が拡大
毎日新聞 7月25日(土)11時38分配信
【上海・林哲平】政治犯として中国で収監されていたチベット仏教の高僧テンジン・デレク・リンポチェが死亡し、「病死」と説明する中国政府に真相究明を求める在外チベット人らの抗議活動が続いている。
米国国務省は「中国当局が彼の死について調査し、明らかにすることを期待する」との報道官声明を発表した。
この問題は中国の習近平国家主席の9月訪米を前に、米中間の新たな懸案に浮上する可能性がある。
高僧は2002年にチベット独立を求める活動家が中国四川省成都で起こしたとされる爆弾爆破事件に関わったとして執行猶予付きの死刑判決を受けた(その後、終身刑に減刑)。
チベット人や支援者らは冤罪(えんざい)だとして解放を訴えていた。
中国国営新華社通信によると、7月12日昼ごろ、高僧が息をしていないのを看守が見つけ、病院に運ばれたが死亡した。死因は心不全という。65歳だった。
だが遺族は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に「病死」との説明は信じられないとした上で、当局は遺体返還を求める遺族の意向を無視し、遺体を火葬にしてしまったと不満を訴えた。
オーストラリアのテレビ局ABC(電子版)によると、シドニーでは22日、真相究明を求めてデモをしていたチベット人学生ら約50人の一部が中国領事館に乱入。国旗を引きずり下ろすなどし、8人が現地警察に逮捕された。また、インドのニューデリーなどでも抗議デモが行われた。
毎日新聞 25日(土)11時38分
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南シナ海のニュース読売新聞 25日(土)21時39分
毎日新聞 25日(土)19時40分
読売新聞 25日(土)20時47分
産経新聞 26日(日)7時55分
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よかったら覗いてみて下さい
終りまでお読みいただき、ありがとうございました
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