2022年12月01日
国産初の新型コロナ飲み薬が誕生1 新冷戦(212)
国産初の新型コロナ飲み薬が誕生1
新冷戦(212)
新冷戦(212)
日本で最初の新型コロナの薬が誕生しまし
た。塩野義製薬の「ゾコーバ」という飲み
薬が11月22日に厚生労働省の緊急承認を
受けました。新型コロナの軽症、中等症の
人が対象です。ゾコーバは1日1回服用し、
5日間続けます。臨床試験ではニセ薬を服
用した感染者と比較すると、服用4日目で
ウイルス量が30分の1に減っていたとい
うことです。効きそうです。今後に期待し
ましょう。
ゾコーバを服用できない場合もあります。
妊娠中や妊娠の可能性がある女性は服用で
きません。慢性の病気の治療薬を服用して
いるとゾコーバを併用できない場合もある
ということです。その真新しいゾコーバを
11月24日から患者に処方した病院があり、
処方した後の記事では患者3人は夜にゾコ
ーバを服用すると39度あった熱が朝には
36度台、37度台に下がって、体が楽にな
ったということです。一晩でもウイルス
の量がかなり減ると思われます。
関西医科大学の宮下教授のゾコーバについ
ての見解は、今までに厚生労働省の承認を
受けていた新型コロナの経口薬は「バキロ
ビット」(ファイザー社)と「ㇻゲブリオ」
(メルク社)の二つなのですが、どちらも重
症化リスクのある人しか服用できませんで
した。それに対してゾコーバは軽症、中等
症の人が服用でき、重症化リスクのない人、
若者など幅広い人に使用でき、発熱を下げ
る効果があり、ウイルス量を減らして症状
を和らげるのがこの薬の特徴だ、というこ
とです。
塩野義製薬は11月24日に厚生労働省へワク
チンの承認申請をしました。このワクチン
は従来株対応のワクチンだそうです。国内
産初のワクチン申請です。オミクロン株対
応のワクチンは現在開発中ということです。
竜巻・カンザス州
竜巻・カンザス州
2022年4月のE2
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”国産初"の新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」承認 専門家は「ついに現れたゲームチェンジャー」と期待 軽症・中等症が対象で重症化リスクが低い人も使用可能に 高齢者への効果は限定的との指摘も
配信
国産初の新型コロナの飲み薬「ゾコーバ」。11月22日、初めて緊急承認されました。 開発した塩野義製薬によると「ゾコーバ」は軽症・中等症が対象で、重症化リスクが低い人も使用が可能です。
【動画で見る】専門家が解説 "国産初"新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」効果は?
服用は感染の初期段階に1日1回、5日間。治験では4日目に、比較試験のためのニセの薬を飲んだ感染者に比べ、ウイルスの量が30分の1に減りました。
ただ、妊娠中や妊娠の可能性のある女性は服用できないほか、慢性の病気の治療薬を服用していると、ゾコーバを服用できない場合もあります。
塩野義製薬は今年5月、「緊急承認制度」の初めての適用を求めて国に申請していましたが、治験のデータが不十分として、継続審議となっていました。
そして今年9月、鼻水、のどの痛み、咳などの症状の回復を8日間から7日間へと、24時間短縮させる効果があるという最終治験の結果を発表し、承認を待っていました。
発熱外来の診察や往診を担当している、大阪市の葛西医院の小林正宜院長は次のように話しました。
【葛西医院・小林正宜院長】
「若年の(重症化)リスクの無い方で、ワクチンをあまり接種されていなくて、症状が長引くだろうと思われる患者さんに対して有効と思われます」
その一方で、必要性については次のように指摘しました。
【葛西医院・小林正宜院長】
「高齢者の方でもワクチン接種回数が4回、5回とかしっかり打っている方はあまり症状が続かない。1日、2日でけろっとしている人も多い。
その薬を飲んだところで症状を抑える効果はかなり限定的になるので、そこまで必要性はないんじゃないかなとも思います」
厚生労働省は、塩野義製薬から100万人分を購入する契約を結んでいて、12月はじめごろには医療現場で供給することを 目指しています。
関西医科大学附属病院の宮下修行教授は「ゾコーバ」に期待を寄せています。 今回の承認について、次のように話しました。
【関西医科大学附属病院・宮下修行教授】
「前回は継続審議になってしまったのは、治験のデータが途中であったのが大きな理由でしたが、今回はきれいに有意差が出てきたので承認は妥当だといえます」
「ゾコーバ」の特徴は次の通りです。
▼中等症・軽症者向けの飲み薬であること
▼発症から3日以内に服用すると、発熱・咳・のどの痛みなどの症状についてオミクロン株は8日で症状がなくなるとされるが、ゾコーバを飲むと7日でなくなる
▼1日目は3錠、2日目から5日目は1錠を1日1回服用
▼BA5などの変異ウイルスにも効果があり
【関西医科大学附属病院・宮下修行教授】
「一番重要なのはこれまでの経口薬は「パキロビット」と「ラゲブリオ」の2つがあったが、重症化のリスクがある人しか飲めませんでした。
今回は重症化リスクのない人、若者やワクチンが打てない方などに有効だと位置づけられます。
新型コロナは症状が長引いてしまい、特にオミクロン株は咳が長引きます。
ただワクチンを打ってウイルスの量を減らすと症状を軽くすることができます。
例えば熱も下げることができる軽減させる作用があります。
ウイルス量を減らして症状の程度を和らげるのがこの薬の特徴です」
【動画で見る】専門家が解説 "国産初"新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」効果は?
服用は感染の初期段階に1日1回、5日間。治験では4日目に、比較試験のためのニセの薬を飲んだ感染者に比べ、ウイルスの量が30分の1に減りました。
ただ、妊娠中や妊娠の可能性のある女性は服用できないほか、慢性の病気の治療薬を服用していると、ゾコーバを服用できない場合もあります。
塩野義製薬は今年5月、「緊急承認制度」の初めての適用を求めて国に申請していましたが、治験のデータが不十分として、継続審議となっていました。
そして今年9月、鼻水、のどの痛み、咳などの症状の回復を8日間から7日間へと、24時間短縮させる効果があるという最終治験の結果を発表し、承認を待っていました。
発熱外来の診察や往診を担当している、大阪市の葛西医院の小林正宜院長は次のように話しました。
【葛西医院・小林正宜院長】
「若年の(重症化)リスクの無い方で、ワクチンをあまり接種されていなくて、症状が長引くだろうと思われる患者さんに対して有効と思われます」
その一方で、必要性については次のように指摘しました。
【葛西医院・小林正宜院長】
「高齢者の方でもワクチン接種回数が4回、5回とかしっかり打っている方はあまり症状が続かない。1日、2日でけろっとしている人も多い。
その薬を飲んだところで症状を抑える効果はかなり限定的になるので、そこまで必要性はないんじゃないかなとも思います」
厚生労働省は、塩野義製薬から100万人分を購入する契約を結んでいて、12月はじめごろには医療現場で供給することを 目指しています。
関西医科大学附属病院の宮下修行教授は「ゾコーバ」に期待を寄せています。 今回の承認について、次のように話しました。
【関西医科大学附属病院・宮下修行教授】
「前回は継続審議になってしまったのは、治験のデータが途中であったのが大きな理由でしたが、今回はきれいに有意差が出てきたので承認は妥当だといえます」
「ゾコーバ」の特徴は次の通りです。
▼中等症・軽症者向けの飲み薬であること
▼発症から3日以内に服用すると、発熱・咳・のどの痛みなどの症状についてオミクロン株は8日で症状がなくなるとされるが、ゾコーバを飲むと7日でなくなる
▼1日目は3錠、2日目から5日目は1錠を1日1回服用
▼BA5などの変異ウイルスにも効果があり
【関西医科大学附属病院・宮下修行教授】
「一番重要なのはこれまでの経口薬は「パキロビット」と「ラゲブリオ」の2つがあったが、重症化のリスクがある人しか飲めませんでした。
今回は重症化リスクのない人、若者やワクチンが打てない方などに有効だと位置づけられます。
新型コロナは症状が長引いてしまい、特にオミクロン株は咳が長引きます。
ただワクチンを打ってウイルスの量を減らすと症状を軽くすることができます。
例えば熱も下げることができる軽減させる作用があります。
ウイルス量を減らして症状の程度を和らげるのがこの薬の特徴です」
2へ続きます
”国産初"の新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」承認 専門家は「ついに現れたゲームチェンジャー」と期待 軽症・中等症が対象で重症化リスクが低い人も使用可能に 高齢者への効果は限定的との指摘も
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終りまでお読み頂き、ありがとうございました
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