2017年11月27日
何か狙いがありそう、中国が不快感
語を使ったようです。それに対して中国はど
うも不満があると表明しています。インドか
らオーストラリアそしてさらに東へ進むとア
メリカへ、北へ進むと日本になります。現在
の中国の言動からすると、対中国の意識で何
かの同盟関係を作っても不自然ではありませ
ん。
インドは内陸で中国と長い長い国境線で接し
ています。インドにとって孤立はあまりにも
危険です。西隣のパキスタンは大の親中国で
あり、東のバングラディシュも新中国の気配
が出始めています。南のスリランカでは中国
が港を支配しそうな雰囲気です。
こういう現状でも中国は不快感を表明し、政
治的で排他的でないように望むということで
す。仲間に入れてくれと言っているようでも
あります。仲間に入ると現実の情報が中国に
流れて、インフラ建設や整備は自分の仕事に
してしまうのではないでしょうか。得意の経
済支援と抱き合わせにして、現地政府を取り
込んでしまいそうです。
中国にとってはインドは魅力的でしょう。貿
易が拡大しているだけに自由に商売をしたい
と思っている中国企業は多いでしょう。だが、
中国を一番警戒しなければ、と思っているイ
ンド人は少なくないのです。
中国、地域協力は政治化すべきでないと警告 「インド太平洋」で
ロイター 11/13(月) 19:18配信
[北京 13日 ロイター] - 中国外務省は13日、トランプ米大統領がアジア歴訪で用いている「インド太平洋」という表現に言及し、地域協力は政治色が強かったり排他的であったりすべきではないとの見解を示した。
「インド太平洋」は近年オーストラリア、インド、日本の外交・安全保障関係者の間で使用が増えており、中国も含めた「アジア太平洋」に代わり、より開かれた民主主義主導の地域を意味する表現。
トランプ氏はアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた会合で演説したが、この表現を繰り返し、インドの重要性に言及した。
中国外務省の耿爽報道官は、定例会見でインド太平洋の概念に関する質問に、平和的発展とウィンウィンの協力関係が時代のトレンドと指摘。
「すべての当事者が自らの考えと立場で地域の協力を促進することが可能だ。ただわれわれは、そうした考えと立場がこのトレンドに一致することを望む。同時に、それらがオープンで包括的であり、全当事者のウィンウィンの協力促進に寄与し、政治的あるいは排他的な動きを回避することを望む」と述べた
中国、地域協力は政治化すべきでないと警告 「インド太平洋」で
ロイター 11/13(月) 19:18
「インド太平洋戦略」に不快感=政治的で排他的―中国
時事通信 11/13(月) 19:52配信
【北京時事】中国外務省の耿爽・副報道局長は13日の記者会見で、対中国を念頭に日米豪印4カ国が推進する「自由で開かれたインド太平洋戦略」について、「政治的で排他的な手段にすることを避けるべきだ」と不快感を示した。
同戦略は中国主導のシルクロード経済圏構想「一帯一路」に対抗する枠組み。耿氏は同戦略を「あいまいな概念」とし、「こうした主張は、開放的かつ寛容で各国が共に利益を得る協力に役立つものであるべきだ」と指摘。「第三国に対するものでないよう望む」とクギを刺した。
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