2017年09月12日
両軍はほとんど離れていなかった
上がったようです。インド軍と中国人民解放
軍がブータンのドクラム高地でにらみ合いを
始めたときに、インド支持を日本が表明しま
した。
平松賢司駐インド大使が現状の変更に反対す
る見解を発表しました。外国政府の意見とし
てインドで注目されたのでしょう。中国が国
境紛争を起こそうとしていると見られていた
かもしれません。そうすると、大国に対して
率直な発言と感じられたのでしょう。
2番目の記事は、現在のインド軍と中国軍は
ドクラム高地のにらみ合い地点から、どちら
も150m移動しただけで、対峙していると
いうことです。どう説明するといいのでしょ
うか。
大事な国際会議があり、インドも中国も出席
し、中国は会議をまとめる議長国だ。それな
ら国際会議を尊重して、150mほど移動して
平穏をを演出するか。今は会議も終わったこ
とだし、スキがあったら何か既成事実を作っ
て・・・。
もう一方はそんなことをさせるわけにはいか
ない。監視しなくては。油断は禁物、でしょ
う。国際会議で両首脳が会ったのですがこの
にらみ合いの解決には効果がなかったことに
なります。国と国との境目、簡単ではないで
すね。記事内ではいつ発砲があってもおかし
くないとの記述もあります。
日印防衛防衛相会議があり、自衛隊と共同訓
練もありそうです。
インドが中国との対峙問題で日本に謝意 「公然と無条件の支持をしてくれた」
産経新聞 9/9(土) 8:09配信
【ニューデリー=岩田智雄】安倍晋三首相は今月13〜15日にインドを訪問する。これを前に、インドと中国が両国とブータン3カ国の国境付近で対峙(たいじ)した問題で、インド政府が日本政府に、インドの立場を支持したことへの謝意を伝えていたことが8日までに分かった。日印は、中国をにらんだ自衛隊とインド軍の共同訓練の拡大でも正式に合意している。モディ印首相との首脳会談で、安全保障での協力が加速しそうだ。
対峙問題は、中国人民解放軍がインドに隣接する中国とブータンの紛争地で道路建設を始めたことで発生した。インドは「深刻な安全保障上の影響を伴う重大な現状変更だ」として派兵し、中印軍が紛争地内で8月下旬までの約2カ月半、にらみ合いになった。この対立について、平松賢司駐インド大使は、メディアの取材に、「関係国が力を背景とした一方的な現状変更を行わず、紛争を平和的に解決することが重要だ」との見解を示していた。
印政府筋によると、この考えは印政府にも伝えられており、今月3日に日印防衛相会談のために訪日した印政府関係者が日本側に「平松大使がインドに公然と無条件の支持をしてくれたことに、感謝の念を伝えた」と明らかにした。
日本側の当局者は、特定の国を支持したものかどうかは明確にしていないとしている。
インドが中国との対峙問題で日本に謝意 「公然と無条件の支持をしてくれた」
産経新聞 9/9(土) 8:09
インド、中国への警戒さらに強化 陸海空で日本と共同訓練
9/9(土) 8:05配信
【ニューデリー=岩田智雄】インド政府は、中国との国境付近での対峙(たいじ)問題を解決したものの、軍事的圧力をかけてきた中国への警戒をいっそう強めている。一部の印メディアは、両国軍は問題となった紛争地から完全に撤退していないと報じている。
モディ首相と中国の習近平国家主席が中国・アモイで握手を交わした翌日の6日、インドのラワト陸軍参謀長は、中国軍がブータンとの紛争地で道路建設を行い中印軍のにらみ合いが2カ月以上続いたことについて「(中国が再び)攻撃姿勢を見せ始めている」と述べるとともに「戦闘は現実の範囲にある」と強調した。
インドを訪問した河井克行・自民党総裁外交特別補佐も5日、ニューデリーでのインド要人との会談後、記者団に、「複数の会談相手から中国人民解放軍は(今回の対峙地点とは)違うところで出てくるといわれた。(中印の和解は)一時休止だという表現を使った人がいた」と話した。
7日付のインディアン・エクスプレス紙は、複数の消息筋の話として、インド軍と中国軍は、対峙地点から約150メートルずつ後退したものの、依然、紛争地のドクラム地区内にいると報じた。インド政府はこの報道の真偽を確認していないが、完全に緊張状態を脱したわけではない可能性がある。
こうした中、日印防衛相会談で5日、共同訓練の具体的な内容で正式合意した。海自と印海軍はこれまで行ってきた2国間訓練に対潜戦を含める形を重視する。陸自と印陸軍は、来年中に初の対テロの陸上共同訓練を行う。空自と印空軍も、日本側で初の共同訓練を実施する。中国の軍事的台頭を見据え、陸海空で共同訓練がそろうことになる。
産経新聞 9/9(土) 8:05
時事通信 9/12(火) 18:13
中国の尖閣挑発、常態化 公船の領海侵入 日本国有化から5年 中学教科書に「領土」と記載
西日本新聞 9/12(火) 10:20
中国巡視船はほぼ軍艦 戦闘力急拡大、党校機関紙「実効支配を打破」
産経新聞 9/9(土) 7:55
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