2016年02月07日
タイで失踪が続く中国人活動家、不気味な送還
タイで失踪が続く中国人活動家、不気味な送還
国人活動家は4人だそうです。タイは軍事政権にな
ってから中国に接近し、中国もタイに接近した模様
なのですが、どのような関係なのかあまり報道され
ていません。得意とするあの賄賂型会談で、しかも
公表しないで物事が進んでいる可能性もあります。
タイはかつては中国人活動にとっては避難地のよう
な存在だったということなのですが、様変わりした
ようです。軍事政権が経済援助だけでなく、軍事援
助も期待するとしたら、中国にとっては非常にやり
易い国になります。
拘束されるのが中国人で拘束するのが中国人なので
すが、タイの一般国民の知らないところで自分の国
の主権が侵害されるということが起きるわけです。
これからも、色々なところで発生しそうです。特に
アジアの国では注意した方がよさそうです。
このブログの範囲からですが、2015年までは中国
は国家主席が経済協力を掲げて各国をめぐり、外交
関係を築いた後、2016年は中国国内に目が向いて
いるように思われます。国内の政府批判の取締りを
強めたようです。
もう逃げられない――海外の中国人活動家に広がる恐怖
CNN.co.jp 2月5日(金)16時27分配信
バンコク(CNN) 中国政府を批判していた民主活動家らが海外で失踪する事件が相次ぎ、活動家の間に不安と動揺が広がっている。
タイに住む活動家のユ・ヤンフアさんはこの数日、自宅に戻っていないという。タイでは中国から逃れてきた民主活動家少なくとも4人が、この4カ月で次々に姿を消した。
4人はその後、いずれも中国で政府に拘束されていることが分かった。
ユさんは昨年、中国政府による抑圧から逃れるためタイに渡ったといい、「バンコクへ来れば安全だと思った。いつも逮捕を恐れながら暮らさなくて済むようになると思ったのに」と涙を流す。
今はいつ中国の要員に拉致されるかと不安におびえる日々が続く。
タイは長年、中国共産党を批判する活動家の亡命先だった。しかし中国は国境を越えた摘発を強化している様子がうかがえる。
その対象はタイだけでなく、中国公安当局の管轄外のはずの香港にも及ぶ。
中国のエリート層にまつわるゴシップ本を出版していた香港の出版社「巨流」の株主で、スウェーデン国籍の桂敏海さんは昨年10月、タイのパタヤにある自宅を出たまま行方が分からなくなった。
その3カ月後、中国の国営テレビに登場し、13年前の飲酒運転に関連して自ら警察に出頭したと涙ながらに語った。タイの警察はスウェーデン当局とも連携して、桂さんが拉致された疑いもあるとみて捜査を続けている。
香港ではこの数カ月で巨流の従業員やビジネスパートナー少なくとも4人が相次いで失踪した。
タイに逃れた作家のイ・フエンさんも「中国人には自分の住所を明かさないようにしている」といい、外出するときは中国人と思われる人物がいないかどうか周りを見回すと打ち明けた。
活動家はタイ警察に逮捕され、中国に引き渡される恐れもある。昨年10月には中国政府を批判していたダン・ガンピンさんら2人がタイ警察に逮捕されて数週間後に中国に引き渡され、収監された。
ダンさんの妻と娘はタイを逃れてカナダに出国。カナダのトロントで取材に応じた妻のグ・シュフアさんによると、河南省で警察官をしていたダンさんは1990年代から中国共産党を批判する活動を展開し、2000年に政治活動にかかわった罪で禁錮3年を言い渡された。
釈放後も抗議活動にかかわり、天安門事件の犠牲者追悼集会などにも参加していたという。
14年に再び逮捕されたことで、家族と共にバンコクへ逃れることを決意した。
しかし15年10月、パスポートなしに入国した疑いで警察がダンさんを逮捕。支持者らの訴えで国連に難民として認定され、11月11日にカナダへの亡命が決まった。
ところがその直後に突然、中国へ移送されてしまったという。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は同月17日、亡命者として保護されるはずのダンさんが、カナダへ出発する直前に中国へ送還されたことに対して深い憂慮を表明した。
ダンさんら2人についてはその後、警察の取り調べを受ける様子が中国国営テレビで放送されている。
妻のグさんはトロントの中国領事館前で抗議運動を続ける。「いつか家族が再開できることを願っている」と涙ぐんだ。★
CNN.co.jp 5日(金)16時27分
まもなく任期を迎える台湾・馬英九総統が、南沙諸島・太平島を訪問したのはなぜなのか?
産経新聞 11時30分
AFP=時事 5日(金)17時10分
時事通信 6日(土)20時24分
毎日新聞 1月29日(金)19時47分
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