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2015年07月28日
★休暇中はインプレッサの中で薗田憲一をガンガン!!聴いて暮らす。これだと熊もやって来ないだろう
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★あたりもかすりもしないサイトをいくつか所有していたのだが、負荷だけが大きいので、今、思いきって整理した。
BLOGは1つに……と思ったが、このBLOGを棄てきれずに2つに。
・一に足腰、二に文体、引き明け街・八戸を走る!(←棄てかかったm(_ _)m)
・DAKA哲学:中学生がいる光景
・ホームページ はギュギュッと縮小!
休暇中はインプレッサの中で薗田憲一をガンガン!!聴いて暮らす。
ここだとだれもやって来ないだろう。
熊もやって来ないよ。
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2015年07月29日
★僕が「なんやねん、おまえ!」というと、又吉も「なんやねん、こいつ!」と鋭い目でにらみかえしてきた
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★けさも、いつものエクササイズ【一に足腰、二に文体、引き明けの街・八戸&大阪を走る!】(@ウォーキング20分+Aジョギング20分+B折りたたみ自転車・はなむけ号20分)は、取りやめにして、はなむけ号で【画像】の場所に行き、はなむけ号は草むらにを置き、男桐下駄で【画像】の道を歩いた。(←下駄で歩くために、はなむけ号を下駄でこいだ。危険である。)
下駄は姿勢がシャンとする。
かかとのほうから、すなわち、男桐下駄のうしろの歯から、軽く着地すると、着地の刺激が、かかと→腰→背骨→脳のうしろにと伝わり、モーツァルトを聴いているときのような、脳のシワシワがくすぐったくなる感覚がある。
遠くの、木々の先端の連なりと空との境の線を見つめながら、カランコロン、カランコロンと歩いていると、ふと、太宰の『富岳百景』に、夜道、下駄でカランコロンと歩く場面があったことを思い出した。
《私は、眠れず、どてら姿で、外へ出てみた。
おそろしく、明るい月夜だつた。
富士が、よかつた。
月光を受けて、青く透きとほるやうで、私は、狐に化かされてゐるやうな気がした。
富士が、したたるやうに青いのだ。
燐が燃えてゐるやうな感じだつた。
鬼火。
狐火。
ほたる。
すすき。
葛(くず)の葉。
私は、足のないやうな気持で、夜道を、まつすぐに歩いた。
下駄の音だけが、自分のものでないやうに、他の生きもののやうに、からんころんからんころん、とても澄んで響く。
そつと、振りむくと、富士がある。
青く燃えて空に浮んでゐる。
私は溜息をつく。
維新の志士。
鞍馬天狗。
私は、自分を、それだと思つた。
ちよつと気取つて、ふところ手して歩いた。
ずゐぶん自分が、いい男のやうに思はれた。
ずゐぶん歩いた。
財布を落した。
五十銭銀貨が二十枚くらゐはひつてゐたので、重すぎて、それで懐からするつと脱け落ちたのだらう。
私は、不思議に平気だつた。
金がなかつたら、御坂まで歩いてかへればいい。
そのまま歩いた。
ふと、いま来た路を、そのとほりに、もういちど歩けば、財布は在る、といふことに気がついた。
懐手のまま、ぶらぶら引きかへした。
富士。
月夜。
維新の志士。
財布を落した。
興あるロマンスだと思つた。
財布は路のまんなかに光つてゐた。》
僕が財布に向かっていると、反対側から、芥川賞受賞会見で太宰を語っていた又吉が、やはり財布に向かって歩いてきた。
僕が「なんやねん、おまえ」というと、又吉も「なんやねん、こいつ」と鋭い目でにらみかえしてきた。
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2015年07月30日
★根城城址でトンボを撮った。美しい羽根のすかしは暑さに弱った知のカタチを恢復させてくれる!*^_^*
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★暑い。
いや、暑いのは、いい。
暑さに、自分が甘えていること。
あるいは、完全に負けていること。
ショックを受けている。
先々週、チョイ住み・奈良の三条通で信号待ちをしているとき、太陽の輝きとセミの鳴き声にクラクラした。
今のセミは、昔のセミとは違う。
【ジャリジャリ】鳴く。
奈良は【ジャリジャリ】ゼミに占領され、お寺も仏像も【ジャリジャリ】と揺れている。
異国のようだ。
ああ、僕はこの異国の地で死に絶えるのか……と思った。
夏生まれで、夏は大好きな季節だった。
猛暑、酷暑の中、汗にまみれつつ、一点に集中していくのが僕の知のカタチだと信じていた。
が、気がついたら、既に、そのカタチが崩壊しつつある。
「崩壊し尽くす前に八戸に帰ろう!」と逃げ帰ったのだが、八戸も暑いよ!
★画像=昼、根城城址でトンボを撮った。
トンボも暑いのだろうが、美しい羽根のすかしは暑さに弱った知のカタチを恢復させてくれる。
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★帽子屋敷!「この石段の上に僕という人間が住んでおりました」という標識を立てたい気分である
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★23、4歳の頃、この石段の上のほうに住んでいた。
速達郵便の宛名の下に「帽子屋敷」とメモしてあった。
配達員が僕の家に来るとき「帽子屋敷」を目印にしていたのだろう。
あれから、ずいぶんの年月が流れた。
僕自身も意識的にここから遠ざかろうとしたから、その2倍くらいの年月が流れたことになる。
同時に、あの頃に戻りたいという気持ちもある。
自然の流れ、僕が加速させた流れ、逆行する流れ……この石段には、結構、複雑な時間が横たわっていることになる。
一瞬、石段をのぼってみようかな?と思ったが、やめた(*^_^*)。
「この上に僕という人間が住んでおりました」という標識を立てておきたい気分である。
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2015年07月31日
★本日未明、ちょっと【恐いメール】を受信! あちら側のこちら側ギリギリの場所からの発信か? 涙が出た
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★本日、未明、ちょっと【恐いメール】をもらった。
たまたま起きてPCに向かいメールの整理をしていた。
あれ? ぜんぶチェックしたはずなのに未読メールが一通ある!
午前2時51分受信。
江藤淳忌(7/21自刃)〜敗戦記念日(8/15)にかけては、僕が異人(幽霊を含む霊的存在)に接近する期間で、それだけ僕のカラダも衰弱し、死に近づいているものだから、【恐い】と感じ、ドキンとしたのだろう。
〈メール引用〉
《会社で企画書を書く以外なんにも書けなかったわたしが、病後、なぜかすごいスピードで物語が浮かんできます。
1週間程度で原稿用紙200枚とか平気で書けるのです。
奇妙な現象です。……》
冒頭から読み進んで、真ん中あたりの記述だ。
長いメールで、僕がこれまでにもらったメールの中で2番目に長いメールだった。
彼女がいうところの「200枚」の憑依的な勢いを感じた。
★メール末尾――
《わたしは、昔から、時々日常の中で、自分は既に死んでいるのではないか……と思ったりすることがあります。
もしかしたら、死んでいることに気づかず、こうして仕事場に向かって急いで歩いているのかもしれない。
そんなふうに感じることがあります。
日常の(または社会的な)自分から遊離した自分がここいる……と。
先生、先生は、生きながら冥界に下降していかないでくださいね。……》
ああ、彼女は(こちら側に対する)あちら側の、こちら側ギリギリのところから、衰弱しつつある僕に向かって「先生は、生きながら……」を言うためにやってきてくれたのか……と思った。
涙が出た。
と同時に、日常の中で「書き」「しゃべっている」僕とは【別種の僕】としてメールを受けとめていることに気づいた。
僕の魂が、こちら側の、あちら側ギリギリのところまで移動している。
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