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2015年07月30日
★帽子屋敷!「この石段の上に僕という人間が住んでおりました」という標識を立てたい気分である
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★23、4歳の頃、この石段の上のほうに住んでいた。
速達郵便の宛名の下に「帽子屋敷」とメモしてあった。
配達員が僕の家に来るとき「帽子屋敷」を目印にしていたのだろう。
あれから、ずいぶんの年月が流れた。
僕自身も意識的にここから遠ざかろうとしたから、その2倍くらいの年月が流れたことになる。
同時に、あの頃に戻りたいという気持ちもある。
自然の流れ、僕が加速させた流れ、逆行する流れ……この石段には、結構、複雑な時間が横たわっていることになる。
一瞬、石段をのぼってみようかな?と思ったが、やめた(*^_^*)。
「この上に僕という人間が住んでおりました」という標識を立てておきたい気分である。
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★根城城址でトンボを撮った。美しい羽根のすかしは暑さに弱った知のカタチを恢復させてくれる!*^_^*
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◆【再び疾駆〈憧れ・諦め・幻滅・自棄・絶望〉走り書き】――★暑い。
いや、暑いのは、いい。
暑さに、自分が甘えていること。
あるいは、完全に負けていること。
ショックを受けている。
先々週、チョイ住み・奈良の三条通で信号待ちをしているとき、太陽の輝きとセミの鳴き声にクラクラした。
今のセミは、昔のセミとは違う。
【ジャリジャリ】鳴く。
奈良は【ジャリジャリ】ゼミに占領され、お寺も仏像も【ジャリジャリ】と揺れている。
異国のようだ。
ああ、僕はこの異国の地で死に絶えるのか……と思った。
夏生まれで、夏は大好きな季節だった。
猛暑、酷暑の中、汗にまみれつつ、一点に集中していくのが僕の知のカタチだと信じていた。
が、気がついたら、既に、そのカタチが崩壊しつつある。
「崩壊し尽くす前に八戸に帰ろう!」と逃げ帰ったのだが、八戸も暑いよ!
★画像=昼、根城城址でトンボを撮った。
トンボも暑いのだろうが、美しい羽根のすかしは暑さに弱った知のカタチを恢復させてくれる。
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