ヤフーブログ終了の教訓から整理をしていますが(http://wwwドメインを信頼した作業です)、それに伴い、「ディラック」の原稿を改定します。イギリス関係の人物を整理する作業です。このブログのTOP画像では真ん中に位置している若者です。誰しもが認める天才です。議論は苦手かもしれませんが数学センスはピカイチです。ご覧下さい。
また、当ブログへのアクセスを増やしたくてツイッターしてて、以下の4アカ計で考えて3/26(金)朝の時点で、前日と比較すると【10656⇒10740】です。こんなペース。焦らず作業。
@コウジ@kouji_Aバンドリ好き太郎_B浩司_Ckouji kazeno
【以下が投稿原稿です】
イギリスのディラックは
とても謙虚で無口な人でした。
ノーベル賞が決まった際には、
有名になる事を恐れて受賞辞退を
考えていた様です。そんな人なのですが、
20世紀初頭の天才達がひしめく中で
ファインマン、ハイゼンベルク 、
シュレディンガー等と量子力学を確立します。
シュレディンガーとは
同じタイミングでノーベル賞を受賞します。
ディラックの性格形成を語る上で家庭環境は
大きな要素だったようです。まず、1924年に
ディラックの兄が自ら命を断っています。
色々考えた末だったのでしょうか。
ディラック自身も、その父と会話し辛い
場面が多々あったようです。そして無口に。
しかし、ディラックは闇に沈まずに数学
を駆使して輝かしい成果を残しています。
特にデルタ関数とブラケット記法は
素晴らしい。多大な足跡を沢山残しました。
ブラケット記法とは日本語で「括弧」
の記号を使った表記です。その定式化では
カギカッコ<>の形の 「<」 の部分
だけを「ブラベクトル」と呼び
カギカッコ<>の形の 「>」 の部分
だけを「ケットベクトル」と呼びます。
非常に分かり易い表現でブラの部分が
行列に相当してケットの部分がベクトル量に相当するイメージです。作用した結果のブラ・ケットが固有値を持つ場合に固有状態を持つと表現されます。ここでのベクトルがヒルベルトベクトル(無限次元に対応)であることが学生時代の私にとって感動的でした。一瞬にして物理量に対応する状態が記述された気がしました。他方でデルタ関数は観測が一瞬にして波束の収縮を引き起こす様子を表現していると思います。
ディラックはイギリスの伝統を受け継いだ人でもあります。
ケンブリッジではルーカス教授職を務めました。この名誉は初代・アイザックバローから始まり二代目・アイザック・ニュートンと続き、最近では宇宙論で名を成したスティーヴン・W・ホーキング博士が受け継いでいます。
以上、間違い・ご意見は
以下アドレスまでお願いします。
時間がかかるかもしれませんが
必ず返信・改定をします。
nowkouji226@gmail.com
2020/08/17_初稿投稿
2020/12/31_改定投稿
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