こんにちはコウジです。
「カシミール効果」の原稿を改訂します。
今回の改定点はリンク切れ情報の改定です。
細かい文章も再考しています。しっかり正確に。
そして沢山情報が伝わるように努めます。
(以下原稿)
カシミール効果の検証
先ず本稿は2024年1月7日の記事からの情報で起草しています。
近接した2つの物体が量子力学的な効果で引き合うという現象です。
電磁力でもなく万有引力でもない力でマクロなスケールの物体が
引かれ合う現象は不可思議だと言えますが、
まさに量子的な効果だと言えます。
蘭ヘンドリク・カシミール
そもそも、こうした現象は理論的に予言されていました!!オランダのヘンドリックカシミールが真空中で生じると1948年に予想していたのです。
量子力学的に考えて、板の内側の狭い空間(数十nm)での真空状態を考えた時に板の内側での波動関数が外側と異なる筈なのです。結果として板同士が引き合う力が生じます。板の内側の波動関数の方が外側よりも秩序を持っているからだとも言えますね。
エネルギーに相当する振動(波)を観測する作業となります。
ゆらぎの効果と制御
カシミール効果の検証は困難でしたが技術の進展に伴い、
最近観測されるようになりました。
1997年に実験で確かめられています。
(参考:京都大学での測定)
産業ではトヨタ中研でロードベアリングでの応用
を考えているそうです。またMEMS(超微小電気機械システム)
への応用が検討されています。江崎ダイオードを実用化したように
独自の技術が期待できますね。
名大での2012年の実験
そもそも「ゆらぎの」現象が顕著となる設定は
不確定性原理を十分に考察する必要があります。
その不確定性原理を覆す観測が
2012年に名古屋大学で報告されています。
〆
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nowkouji226@gmail.com
2024/02/18_ 初稿投稿
2024/12/14_改訂投稿
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AIでの考察(参考‗以下8行)
【量子力学において、物体が近接している状況では、電磁力や重力といった古典的な力だけでなく、】
【量子効果によっても相互作用が起こります。これは「量子力学的な引力」と呼ばれることがあります。】
【具体的な例としては、カスミール効果が挙げられます。これは、2つの平行な平板が非常に近接していると、】
【真空中における零点振動により、これらの平板が引き合う現象です。カスミール効果は量子場論の一部であり、】
【真空中の量子フラクトゥエーションによって引き起こされるものです。】
【このような量子的な引力効果は、通常の重力や電磁気力とは異なる特性を持ち、微小な距離や】
【微小なスケールでの相互作用に関与します。これは古典的な物理学の範疇を超えるものであり、】
【近年ではナノテクノロジーや微小な物体の挙動の理解において重要な要素となっています。】
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