こんにちはコウジです。
「西川 正治」の原稿を改定します。
今回の主たる改定はAI情報の再考です。また、
西川 正治が生まれた頃、ベートーベンはもう居ません。
(彼の人生は1770年12月16日頃 - 1827年3月26日)
初見の人が検索結果を見て記事内容が分かり易いように再推敲します。
SNSは戦略的に使っていきます。そして記述に誤解を生む表現がないかを
チェックし続けてます。ご意見・関連投稿は歓迎します。
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【1884年12月5日生まれ ~ 1952年1月5日没】
食物繊維と西川
西川 正治は寺田寅彦の指導を受け
物理学を学んでいきます。特に、
彼は竹や麻等の植物由来の構造体
に着目して繊維構造物質に対して
電磁波がどう作用するか考えました。
手法としてはX線回折を駆使して
スピネル群結晶内の電子配置を
決定しています。
X線解析での問題
そもそも、電子は不可視の存在ですが、
電磁波に対して作用して結果を残すので
その結果を画像で解析できます。
解析をすることで、
結晶内での微視的な電子配置の情報が得られるのです。
初学者は単純なモデルから学ぶので電子が個々の性質を見せる
と思いがちです。実際はそんな事は無くて電子単体で
「観測にかかる」事象はなかなか見当たりません。
たとえば相互作用を考えていって「輝点」の議論をしている時でも、
話の中には色々な要素があって、どこまでが観測事実か、
はたまた勝手な想像であるか、判断に迷うことがあります。
万人に説得力を持つ議論を進めるのはとても大変な作業です。
加えて、当時の時点での知識で原子からの寄与と、
電子からの寄与を明確にしていくには
多くの知見が必要だったと思われます。
X線情報の精度を考えるだけで大変で、
一つ一つ推論を裏付けていった筈です。
そうした「新しい計測手法」を手掛かりに
西川正治は解析していったのです。
西川正治はそうした業績を残しながら
二人のお子様を育て、其々が学者として
名を残しています。また、同時に
幾人もの弟子を育て、日本物理学会に
今も続く、大きな足跡を残しています。
〆
以上、間違い・ご意見は
次のアドレスまでお願いします。
適時、返信・改定を致します。
nowkouji226@gmail.com
2020/12/13_初稿投稿
2024/01/18_改定投稿
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(2021年10月時点他の対応英訳)
Dietary fiber and Nishikawa
Shoji Nishikawa will study physics under the guidance of Torahiko Terada. In particular, he focused on plant-derived structures such as bamboo and hemp and considered how electromagnetic waves act on fibrous structural materials. As a method, the electron configuration in the spinel group crystal is determined by making full use of X-ray diffraction.
Problems with X-ray analysis
In the first place, electrons are invisible, but they act on electromagnetic waves and leave results, so if you analyze the results with images, you can obtain information on the microscopic electron configuration in the crystal. Beginners tend to think that electrons show individual properties because they learn from simple models. Actually, there is no such thing, and it is difficult to find an event that "observes" an electron alone. For example, even when thinking about interaction and discussing "bright spots", there are various elements in the story, and it is judged how far the observation facts are, or whether it is a selfish imagination.
You may get lost. Proceeding with a convincing discussion for everyone is a daunting task. In addition, it seems that a lot of knowledge was needed to clarify the contribution from atoms and the contribution from electrons with the knowledge at that time. It was difficult just to think about the accuracy of X-ray information, and it should have supported the inference one by one.
Shoji Nishikawa analyzed using such a "new measurement method" as a clue. Shoji Nishikawa raised two children while leaving such achievements, and each of them has left his name as a scholar. At the same time, he raised a number of disciples and left a large footprint that continues to the Physical Society of Japan.
〆
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