ご参考として下さい。
リンクのついているもともとの原稿は改定致します
【以下は9/7の記事】
湯川秀樹は朝永振一郎と同じ時代を生きています。
互いに刺激しあう関係を築き、共に時代のテーマに取り組んでいます。
湯川秀樹の関心は物質の相互作用にあり、
重力・電磁力以外の微細粒子間の相互作用を引き起こす「強い力」
に着目して議論を進めました。
湯川秀樹の時代には場の考えが発展していて
原子の中での相互作用を湯川秀樹は中間子という概念で
更に広げていったのです。ボゾンの一つとして中間子を仮定して
強い力を説明してみせたのです。
その業績は京都大学の原子力研究を初めとして
日本の物理学者たちに引き継がれています。
個人的な関連では私が幼少時代を過ごした東京板橋にあった
理化学研究所の分室で教鞭をとっていたようです。
少し時代がずれますが、私の故郷で活動していたと思うと不思議な気持ちです。
ノーベル賞受賞者の朝永振一郎もそこに居ました。
また、湯川秀樹はラッセル=アインシュタイン宣言にも参加しています。
以前のブログでもこの関連の話は盛り込んでいますが
私は研究者が異議を唱えても社会が破滅的な兵器を作る現実を
大変、問題だとに思っています。アインシュタインであれ
湯川秀樹であれアシモフであれ社会が叡智を集結して対応することを夢見ています。
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