2019年10月18日
霧のミステイクのメインボーカルは誰?
星の意味解説付き☆人生を楽しくするお手伝いします 自分の事が分からない・自分の隠れた才能や傾向が知りたい方へ
またまた長いこと放置してしまいました。
先日ついに解散30周年を迎えたC-C-B。
この30年いろいろありました。
英樹さんの事や、その他の様々な出来事。
C-C-Bは少しずつ伝説になりつつあります。
このまま歴史を追っていくつもりでしたが、たまには気の向くまま曲のレビューでも書いてみようかな。
書いてみたくなってきたので気分転換に書いていきますね。
全部で100曲余りありますが、ちょっとずつ更新していきます。
曲目はランダムに。思いつくまま。気の向くまま。
初回ですが、今日はいきなり通ぶって霧のミステイクから。
ないものねだりのI Want Youのカップリング、というかB面曲です。
この曲、実はいろんな仕掛けがあちこちに施してあるんですよね。
知ってましたか?
さて、いきなりクイズです。
まず、出だしのサビ部分
♪サーイレンナーイー ホーリナーイ♪
のところのメインボーカルは誰でしょう?
そんなのリュウくんに決まってるじゃない!
・・・と思ったそこのアナタ!
もう一度よーく聴いてみましょう。
聴き直してからもう一度こちらに戻ってきてね。
。。。。。。。。。
正解わかりました?
正解は渡辺英樹さんです。
英樹さんのボーカルなんですよね。
あれ?笠くんじゃないの?
って、勘違いしてる人も多い事でしょう。
それもそのはず。
サビで出だしの
♪サーイレンナーイ
から、最初の
♪この胸に抱きしめてたー
までが英樹さんのボーカルです。
それ以降のサビの部分は全て笠くんなんですよね。
声似てるので気づかなかった人も多いのでは?
これちょっと難易度高いですね。
「Romanticが止まらない」のB面曲である「I Say I Love You」も、英樹さんと笠くんの掛け合いが美しい曲です。
初心者にはどっちがどっちかわからなくなってまうらしいけど、ある程度のファンになれば段々と聞き分けられてきます。
霧のミステイクの場合は更に何度が高く、英樹さんと笠くんの声を聞き分けられるぐらいが中級者ですね。
霧のミステイクという曲は、3人のボーカルがそれぞれのパートを上手く歌い分け、それぞれの情景を上手く表現しています。
♪僕じゃなくてもいいの?
のところは、笠くんのボーカルでこそ、彼女を失う不安感や、置いていかれる切なさを表現できている感じがします。
それに対して、
♪この胸に抱きしめてた
の部分のポイントは
「してた。」
つまり過去形である事。
少し大人になった主人公の男が過去を振り返って当時の情景を思い出す感じですね。
この部分はクールで、ちょっと余裕を感じさせる表現を必要としますので、笠くんではなく英樹さんをボーカルに起用しているのですね。
笠くんのピュアな柔らかい歌声よりちょっとスパイス効いて、痛みも知って成長した男の歌声です。
さりげなく英樹さんから笠くんにサビのボーカルパートを1番と2番でチェンジする事で、霧のミステイクがクリスマスイブ1日だけの物語ではなく、少し時を経て成長し、あの日を振り返るところまでが描かれている事が判ります。
(考えすぎ?)
♪君さえも 気づかない 心が見えたのさ
この部分も過去形。
あの時はこう思っていたという振り返りの部分を英樹さんが担当しているんですね。
登場する謎の女のフランス語(故・山口美江さんらしいです)
艶っぽさのある過去の情景の中で、気づいてしまった彼女の本音。
この切なさをクールに受け止めるには、やっぱり英樹さんの余裕が欲しいところ。
ここは笠くんだと余りに傷が深すぎる気がします。
笠くんはクリスマスイブ当時のまだ純粋だった頃の情景をリアルに再現。
英樹さんは、過去を振り返る余裕のある大人になった男主人公。
同じパートでもこっそりボーカルをすり替えて、さりげなく2部構成にしているんですね。
コアなファンの中でも、わかる人にだけしか気づかないだろうという、何ともニクい演出です。
そして関口誠人さんパートですが、霧のミステイクにおいての彼の担当は情景を客観的に描写する事です。
♪バックミラー飛び込む 宙に舞うアンブレラ
・・・関口さんの状況説明は、まるで外部からカメラを通して見てる様な、ちょっと一歩引いた説明。
だけど2番目になると、そこに感情が入ります。
突然第一人者に、主人公になります。
♪深い霧の海なら 溺れてもいい
笠くんの表面に出してしまう感情と、関口さんの内に秘めた心の奥底。
霧のミステイクの主人公は一人の男性ですが、建前と本音が一致せずに葛藤する様をよく表していると思います。
クリスマスイブの主人公は笠くん、主人公の当日の心の声は関口さん、そして時が過ぎて過去を振り返る余裕が出来た成長した主人公が英樹さんなんですね。
バンド全員がボーカルであり、それぞれが違った個性を持っているからこそ出来る芸当ですね。
曲についても書いておきます。
霧のミステイクは、英樹さん得意のスラップでのオクターブ奏法全開です。
霧のミステイクが「ないものねだりのI Want You」と同時にリリースされた直後に関口さんのC-C-B脱退発表がありましたので、おそらくライブでは一度も披露された事のない曲かと思います。
英樹さんがどんな風に弾くのか実際には分かりませんが、柔らかい身体をくねらせて、木目の美しいワーウィックのサムベースを軽快に奏でる姿が目に浮かぶ様です。
そしてこの曲、拍子木のようなカッカッやってる音、聞き取れますか?
これが裏のアクセントになってるんですね。
リズムは合っているものの、時々タイミングずらしたりして、あれっ?と思わせます。
霧のミステイクを聴いた時、いつの間にか深層心理にこのリズムが刻み込まれるんですね。
この不安定なリズムを知らず知らずに聞き込む事で、この曲の世界観にはまってしまいそうです。
主人公の男性の不安な気持ちが、まるで不整脈のように心をかき乱す。
って感じですかね。
5人編成のC−C−B最後の曲でもある霧のミステイク
久しぶりにじっくり聞きなおして、改めて様々な要素が散りばめられている事を知りました。
みなさまも是非ぜひ今一度聴き直して、英樹さんと笠くんのボーカルの違い、聞き分けてみて下さいね。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
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またまた長いこと放置してしまいました。
先日ついに解散30周年を迎えたC-C-B。
この30年いろいろありました。
英樹さんの事や、その他の様々な出来事。
C-C-Bは少しずつ伝説になりつつあります。
このまま歴史を追っていくつもりでしたが、たまには気の向くまま曲のレビューでも書いてみようかな。
書いてみたくなってきたので気分転換に書いていきますね。
全部で100曲余りありますが、ちょっとずつ更新していきます。
曲目はランダムに。思いつくまま。気の向くまま。
初回ですが、今日はいきなり通ぶって霧のミステイクから。
ないものねだりのI Want Youのカップリング、というかB面曲です。
この曲、実はいろんな仕掛けがあちこちに施してあるんですよね。
知ってましたか?
さて、いきなりクイズです。
まず、出だしのサビ部分
♪サーイレンナーイー ホーリナーイ♪
のところのメインボーカルは誰でしょう?
そんなのリュウくんに決まってるじゃない!
・・・と思ったそこのアナタ!
もう一度よーく聴いてみましょう。
聴き直してからもう一度こちらに戻ってきてね。
。。。。。。。。。
正解わかりました?
正解は渡辺英樹さんです。
英樹さんのボーカルなんですよね。
あれ?笠くんじゃないの?
って、勘違いしてる人も多い事でしょう。
それもそのはず。
サビで出だしの
♪サーイレンナーイ
から、最初の
♪この胸に抱きしめてたー
までが英樹さんのボーカルです。
それ以降のサビの部分は全て笠くんなんですよね。
声似てるので気づかなかった人も多いのでは?
これちょっと難易度高いですね。
「Romanticが止まらない」のB面曲である「I Say I Love You」も、英樹さんと笠くんの掛け合いが美しい曲です。
初心者にはどっちがどっちかわからなくなってまうらしいけど、ある程度のファンになれば段々と聞き分けられてきます。
霧のミステイクの場合は更に何度が高く、英樹さんと笠くんの声を聞き分けられるぐらいが中級者ですね。
霧のミステイクという曲は、3人のボーカルがそれぞれのパートを上手く歌い分け、それぞれの情景を上手く表現しています。
♪僕じゃなくてもいいの?
のところは、笠くんのボーカルでこそ、彼女を失う不安感や、置いていかれる切なさを表現できている感じがします。
それに対して、
♪この胸に抱きしめてた
の部分のポイントは
「してた。」
つまり過去形である事。
少し大人になった主人公の男が過去を振り返って当時の情景を思い出す感じですね。
この部分はクールで、ちょっと余裕を感じさせる表現を必要としますので、笠くんではなく英樹さんをボーカルに起用しているのですね。
笠くんのピュアな柔らかい歌声よりちょっとスパイス効いて、痛みも知って成長した男の歌声です。
さりげなく英樹さんから笠くんにサビのボーカルパートを1番と2番でチェンジする事で、霧のミステイクがクリスマスイブ1日だけの物語ではなく、少し時を経て成長し、あの日を振り返るところまでが描かれている事が判ります。
(考えすぎ?)
♪君さえも 気づかない 心が見えたのさ
この部分も過去形。
あの時はこう思っていたという振り返りの部分を英樹さんが担当しているんですね。
登場する謎の女のフランス語(故・山口美江さんらしいです)
艶っぽさのある過去の情景の中で、気づいてしまった彼女の本音。
この切なさをクールに受け止めるには、やっぱり英樹さんの余裕が欲しいところ。
ここは笠くんだと余りに傷が深すぎる気がします。
笠くんはクリスマスイブ当時のまだ純粋だった頃の情景をリアルに再現。
英樹さんは、過去を振り返る余裕のある大人になった男主人公。
同じパートでもこっそりボーカルをすり替えて、さりげなく2部構成にしているんですね。
コアなファンの中でも、わかる人にだけしか気づかないだろうという、何ともニクい演出です。
そして関口誠人さんパートですが、霧のミステイクにおいての彼の担当は情景を客観的に描写する事です。
♪バックミラー飛び込む 宙に舞うアンブレラ
・・・関口さんの状況説明は、まるで外部からカメラを通して見てる様な、ちょっと一歩引いた説明。
だけど2番目になると、そこに感情が入ります。
突然第一人者に、主人公になります。
♪深い霧の海なら 溺れてもいい
笠くんの表面に出してしまう感情と、関口さんの内に秘めた心の奥底。
霧のミステイクの主人公は一人の男性ですが、建前と本音が一致せずに葛藤する様をよく表していると思います。
クリスマスイブの主人公は笠くん、主人公の当日の心の声は関口さん、そして時が過ぎて過去を振り返る余裕が出来た成長した主人公が英樹さんなんですね。
バンド全員がボーカルであり、それぞれが違った個性を持っているからこそ出来る芸当ですね。
曲についても書いておきます。
霧のミステイクは、英樹さん得意のスラップでのオクターブ奏法全開です。
霧のミステイクが「ないものねだりのI Want You」と同時にリリースされた直後に関口さんのC-C-B脱退発表がありましたので、おそらくライブでは一度も披露された事のない曲かと思います。
英樹さんがどんな風に弾くのか実際には分かりませんが、柔らかい身体をくねらせて、木目の美しいワーウィックのサムベースを軽快に奏でる姿が目に浮かぶ様です。
そしてこの曲、拍子木のようなカッカッやってる音、聞き取れますか?
これが裏のアクセントになってるんですね。
リズムは合っているものの、時々タイミングずらしたりして、あれっ?と思わせます。
霧のミステイクを聴いた時、いつの間にか深層心理にこのリズムが刻み込まれるんですね。
この不安定なリズムを知らず知らずに聞き込む事で、この曲の世界観にはまってしまいそうです。
主人公の男性の不安な気持ちが、まるで不整脈のように心をかき乱す。
って感じですかね。
5人編成のC−C−B最後の曲でもある霧のミステイク
久しぶりにじっくり聞きなおして、改めて様々な要素が散りばめられている事を知りました。
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posted by northern70jp at 23:36| CCB曲解説