2008年08月07日
宮崎監督はやっぱり素敵です(^^♪
先日のNHK番組「プロフェッショナル」は、「崖の上のポニョ」の監督・宮崎駿さんを特集していました。その中で宮崎監督は、
「あまり言い過ぎると、世間の常識から外れた変な人って思われてしまうから・・・」
とコメントした上で、
「最近、一緒にアニメーションを作ってきた仲間が死んだんです。僕にはそいつが死んだとはどうしても思えなくって・・・あいつは、自分が死んだなんてことに気がついてなくって、今でも集中治療室の前にいるって気がするんです。」
と語っていました。アナウンサーが、
「監督は、会いに行かれたんですか?」
って問うと、監督は
「はい(^^♪」
と答えた上で、
「病院に会いに行って、帰りに助手席のドアを開けてやるとあいつが乗ってくるような気がして・・・。今では、ひとつの儀式みたいなものなんです。こんな変なことばかり言ってると、誤解されちゃうよなぁ・・・(^^♪」
僕は、えらく共感を覚えました!
時期が時期ですし、心霊現象やら幽霊やら・・・の話になってしまうような内容ですが、そんなくだらないものではありません。
もう、10年も前になりますが、九州にいる父が亡くなりました。でも、今でも福岡に帰ると親父は生きている気がしています。もともと、年に一回会えるかどうかの間柄でしたから、今も昔も大して状況は変わっていません。だからこそ、なんとなくそんな気がしているんだと思います。
でも、親父が生きている時以上に、親父との距離が近くなっていると感じます。僕の年齢が当時の親父の歳に近くなったせいもあるんでしょうか?親父のことを思い出す時間が以前より増えました。
変なものですね(^^♪
家に供えてある埃だらけの親父の写真に、
「親父、今困ってんだ・・・」
なんて話しかけてたりして・・・。
宮崎監督曰く、
「僕の中では、「となりのトトロ」のサツキとメイは成長してるんです。今では、いい大人になっていますよ。」
宮崎監督が命を与えた作品たちは、監督だけのものではすでになく、今でも映像の中に生きているし、僕の中にもしっかりと生き続けていると感じます。
監督最後の大仕事?「崖の上のポニョ」。まじ、やばいくらい観たい気持ちが盛り上がってきている今日この頃です(^^♪
≫ポニョを観る ⇒ 「崖の上のポニョ」公式サイト
≫ポニョポニョポニョ♪ ⇒ YouTube:崖の上のポニョ<予告編>
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