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ESP32の開発環境 (Arduino)の準備

○はじめに
さて、前回、AliExpressで購入したESP32-S3-Touch-LCD-1.28の開発環境を紹介します。
(海外サイトの製品なので、おそらく技適の問題もあり、自己責任でお願いします。)

一応、Amazon.co.jpでも販売されております。

ESP32-S3開発ボード、1.28インチラウンドタッチLCD、240×240解像度、65K色、コンパクトサイズ、アクセルメーター、ジャイロスコープセンサー(ESP32-S3-Touch-LCD-1.28)

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○手順
実は、ここのWikiに全て書かれているので、それを見るようにの一言でだいたい終わりです。

ただ、記載されているlgvlのライブラリをそのまま使うと動作しないという罠が潜んでおり、そこの回避に苦労しました。

ちなみに、開発環境はいくつかあるみたいですが、私は"Arduino IDE"を使用しました。

1. ArduinoのサイトからArduino IDEをダウンロード。
(Macでも一応動くのですが、フルコンパイルが入ったりと時間がかかるので、WindowsデスクトップPCにインストールしました。)

2. ここのリンクに従って、"Arduino-ESP32 support"をインストール。

3. 同様に先ほどのWikiに従って、以下の設定を行う
1) Search esp32 on Board Manager to install, and restart Arduino IDE to take effect.
2) Enter Arduino IDE, and select Tool -> 16MB Flash and enable QSPI PSRAM as shown below:

私自身、うろ覚えなのですが・・
USB Type-CをESP32-S3-Touch-LCD-1.28に接続すると、COMポートが表示され、そこで"ESP32 S3 DevModule"を選択し、その後にFlashとQSPI PSRAMの設定を行った覚えがあります。

4. TFT_eSPIライブラリのインストール。
ここのWikiにあるEsp32-s3-touch-lcd-libをダウンロードし、C:\Users\xxxx\Documents\Arduino\librariesにTFT_eSPI_Setups,とTFT_eSPIフォルダだけをコピー。(lvglは使いません。)

5. lvglのライブラリのインストール。
lvglは別製品であるここのサイトからダウンロードします。
このサイトは、購入した製品とそっくりですが、ピンのアサイン、タッチの部品が違い、別製品です。
ただ、主部品であるESP32・Display Chip GC9A01Aが共通なので、アサインされているピンさえ合わせれば、デモソフトは動きます。

このライブラリEsp32-s3-lcd-1.28-libをダウンロード、lvglフォルダだけをC:\Users\xxxx\Documents\Arduino\librariesにコピーします。

6. デモソフトのダウンロード。
先ほどのサイトからデモソフトSample demoをダウンロードし、LVGL_Arduinoディレクトリだけをどこか適当にコピーします。

7. デモソフトをコンパイルして実機にフラッシュします。
コピーしたLVGL_Arduinoディレクトリ下のLVGL_Arduino.inoをダブルクリックしてArduinoが起動し、COMポートとESP32 S3 DevModuleを設定して、メニュー-> Sketch -> Uploadをクリックすれば、コンパイルが実行され実機にフラッシュされて、以下のようなデモソフトが起動します。

IMG_8333.jpg



タッチを設定する場合、オリジナルのWikiに記載されているSample demoをダウンロードし、LVGL_ArduinoディレクトリのCTS816S.cpp、CST816S.hとそれに付随するソースコードの部分を先ほど動かしたデモソフトにマージすれば、動作します。

参考までに。











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