西光寺(さいこうじ)は、福岡県福岡市早良区にある浄土真宗本願寺派の寺院。山号は狐峯山。梵鐘は国宝に指定されている。
文化財
国宝
梵鐘
総高136.3cm、口径77.5cm。鐘身に陽鋳された銘文により承和6年(839年)の作と判明する。銘文から製作年代が分かる日本の梵鐘のうち5番目に古いものである。銘によれば伯耆国鴨部郷(鳥取県西伯郡南部町鴨部)の金石寺の梵鐘として造られた。江戸時代の承応(1653年前後)頃は出雲大社に、その後明治22年(1889年)までは島根県神門郡(現出雲市)の多福寺・松林寺にあり、明治30年(1897年)西光寺に納められた。上帯と下帯(鐘身最上部と最下部の水平帯)に唐草文様を鋳出する。竜頭(最上部の吊り手部分)は、蓮弁を伏せて重ねた上に斜め上向きの竜を配したもので、他の鐘にみられない独自の意匠である。
交通
博多駅より西鉄バスで内野バス停下車徒歩5分
所在地 福岡県福岡市早良区内野2-7-13
位置 北緯33度29分56.9秒 東経130度20分17.8秒
山号 狐峯山
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 文明元年(1469年)
開基 天海
文化財 梵鐘(国宝)
2024年07月21日
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