安養寺(あんようじ)は、福井県福井市にある浄土宗西山禅林寺派の寺院。山号は相忍山。
歴史
文明5年(1473年)朝倉敏景によって一乗谷に建立、足利義昭が一乗谷を訪れた際、御所とした。
その後、柴田勝家によって、現在の福井市足羽に再建された。
ふれ愛観音
ふれ愛観音さん
外観 私たちはお寺にお参りしますと、そのご本尊様に手を合わせておがみます。
そうして、ここの御本尊様は阿弥陀様であるとかお釈迦様である、お観音様、お薬師様だとか、そのほかいろいろな仏様がいらっしゃることに気が付き、またそれらの仏様のお慈悲の姿に心がひかれます。
あるとき、大佛師の西村公朝先生は眼のご不自由な方から「仏様ってどのようなお方ですか?」と尋ねられ、目の見える人たちには当たり前の仏の姿が、目の不自由な人たちにはわからないことに気づかれました。
どうしたら仏様の慈悲心がそのような人たちにも伝わるだろうかと考えられ、「どなたにもふれてもらえる仏様を」とまたふれることで仏のお慈悲が伝わるような観音さんをつくられました。
これが「ふれ愛観音さん」です。
仏様はなかなか間近で拝んだり、触ったりできませんが、この「ふれ愛観音さん」はすぐそばにおられ、拝み触れることができる観音さんです。
そして拝む私たちの願いをいつも聞いておられます。
文化財
重要文化財(国指定)
絹本著色阿弥陀三尊二十五菩薩来迎図 - 平安時代末期
交通
北陸本線福井駅より徒歩15分。
所在地 福井県福井市足羽一丁目10-9
位置 北緯36度03分35.4秒 東経136度12分34.9秒
山号 相忍山
宗派 浄土宗西山禅林寺派
本尊 阿弥陀如来像
創建年 1473年(文明5年)
正式名 相忍山安養寺
文化財 絹本著色阿弥陀三尊二十五菩薩来迎図(国の重要文化財)
2023年02月22日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11875727
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック