このお盆の時期の京都は2000円以下の宿がないので大阪に移動しました。
大阪はやはり安さに関してはフトコロが広いです。
で、今回はアゴダで調べていつも通り「行ったコトのない宿で最安の宿」を適当に選びました。
HOSTEL AIです。
ここを選んだ時点で運命の歯車が残酷までに狂っていくのをこの時はまだ知る由もなかったんですがね...。
ここからHOSTEL AIが最安で予約できます
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アフィリエイトやっといてアレですがココはお勧めしません。
予約はしない方がいいと思います。
怖いモノが見たいとか普遍的な日常に辟易としたアウトサイダーという方はどうぞ!
このHOSTEL AIは大正駅から徒歩5分くらいの場所にあります。
外観
古びた商店街にあるんですが、
看板を見て宿を探してたら一生たどり着けません。看板が「LADYS FASHION marta」となっています。(おそらく前世)
この時点でゲストハウス運営の
ヤル気のなさが感じ取れます。
ところどころに学園祭ノリみたいに切り絵とかレタリングとか貼り付けているのもチープさを感じさせます。
で、入店したら妙齢の平野レミに似た女性のスタッフ(俗に言う大阪のおばちゃん)が対応してくれました。
このスタッフはすぐ先に入宿した韓国人のゲストに対してほぼ全て日本語で対応してたんですが、傍から見る限りおそらく
意思の疎通が全くといっていいほど出来てなかったと思います。
喋っている言語がほぼルー大柴です。
そして自分の案内の番になって色々と説明を受けながらこのブログ用の写真も撮影してたんですが、ドミトリーまで案内して頂いた時に他の男性のスタッフがつかつかとやってきて
「写真は撮らないでください!!」
と
すごい剣幕で怒鳴ってきました。
「撮ったらダメなんですか?」
と聞くと
「ここに書いてあるでしょう!!」
と壁に貼り付けてあるカメラにバツ印が入った絵を指差しました。
この1年間で100宿を超える安宿に泊まりましたが、こんな写真を撮ったら怒られるゲストハウスも初めてだし、常識的に考えてまさか全館内の写真がダメとは思わないし、そんな写真が撮られるのが嫌だったら最初におばちゃんスタッフの案内の時に
先にゲストに注意しておくべきルールだと思うんですがね...。
まあ写真禁止というのは宿のハウスルールとしては全く問題ないとは思うんですが、その男性スタッフの指示でスマホから写真を消すのを余儀なくされて、見ている前で1枚1枚フォルダに入ってる写真を消されるというのは
かなり屈辱的でした。
おばちゃんスタッフの案内の時には写真撮っても注意されなかったし、その時注意されてたら写真禁止なんだな、とまあ納得出来るんですが、おばちゃんスタッフと男性スタッフの間にハウスルールの徹底がなされてないのがまず問題あるのと、写真撮影を注意する時のそもそもその言い方が
ムカつき問題です。
もっと他に言い方があるだろうに。忖度の「そ」の字もありません。
おそらくそのスタッフは愚直な性格で、風紀委員のようにルールを徹底する正義感が溢れているあまりコミュニケーションとか接客に難があるんだと感じました。(※あくまでも主観です)
というワケで今回は宿内の写真はありません。
(まあ削除済みフォルダから復活させたら写真は復活するんですが)
この時点で宿の評価はかなりポイントダウンです。
このポイントダウン分を
宿の設備や快適性で巻き返せるとは到底思えませんが... レビューは続きます。
2階にあるドミトリー内は1部屋しかなくて大部屋(といっても13畳くらいでそれほど広くない)です。
ここに2段ベッドが24床、所狭しと並んでいます。
アゴダのレビューを見ると泊まったゲストが「まるで養鶏場」と揶揄してました。
なるほどベッドとベッドの隙間は30〜40cmほどと狭いし、何といっても
四方のどの壁にも接していない部屋の真ん中に置かれているベッドがあってこれは初めて見る体験です。
(※写真がなくて言葉だけだと分かり辛いと思いますが...)
ベッドでもたれかかる所が全くありません。(寝転ぶか自立式で座るしか出来ません)
が、ベッドの周囲4方向はちゃんとカーテンで遮蔽されているのでまだマシです。
一応男女混合ドミトリーなんですが、北側は女性、南側は男性と分かれています。
(そりゃあこの造りだとそうならないと不安でしょうな)
今回はそのベッドの中でも壁が2方向にある角のベッド(オセロでいう一番強い場所)にアサインされたのでまだ最悪な場所は免れました。というかちょっと良いクジを引き当てました。
が、色々と突っ込みどころが満載でした!
もしかして写真撮影禁止なのは写真をネットにアップして色々突っ込まれるのが嫌なのかな?という穿った見方をしてしまいます。(笑)
まず
・ベッドの剛性が低いこれはベッドの上段で寝てたんですが、下のベッドの人が寝返りする度に大きく揺れるし、自分が寝返りしても下の人には響いていると思われます。
更に誰かがドミトリー内を歩いていてもその振動がダイレクトにベッドの上まで伝わってきます。
ていうか宿自体の剛性が低いです。
旅館業法の簡易宿泊所の申請をしているのか気になります。(ちょっと気になったので確認しようと思います)
・ベッドの照明が一切ないベッド内は電気スタンドやライトの類は一切ありません。
今まで泊まってきたゲストハウスでこの仕打ち?は初めてです。
夜、消灯後ベッドの中で本を読むのは諦めた方がいいでしょう。
・エアコンの効きが悪いドミトリー内はサーキュレーター(扇風機)が3台くらいヴォンヴォン回っています。
が、肝心のエアコンのパワーが貧弱なのか泊まった日(猛暑日)はかなりベッドの上は暑かったです。
エアコンが部屋の広さに対応してない小さいヤツかと思われます。
更に2段ベッドの上段なので熱が余計にこもっているようです。
ベッドから床上?に降りるとちょっとは涼しいです。(部屋の下部と上部で空気の雰囲気温度が3℃くらい違います)
何故か中学の時習った日本近海の暖流と寒流を思い出しました。
(暖流と寒流のぶつかるところの魚は美味い)
・シーツがないこの宿のベッドの最大の欠点というか問題は
シーツがないコトです。
「じゃあシーツ敷かなくていいんで超ラッキーじゃん!?」
と思われるかもしれませんが、敷布団と
掛け布団のようなシーツのようなペラペラな布だけがあって、敷布団の上にそのペラい布(しかも面積狭い)を敷くと掛け布団がなくなるし、かといって直に敷布団の上に寝てそのペラい布を被るのは衛生面で問題です。
宿側がどういう意図でこういうシステム運用になっているのか分かりませんが、個人的にはシーツを敷くのは厭わないんでシーツが欲しいところです。(渇望)
・ベッドが狭い自分の身長は178cmなんですが、それでも少し足を曲げないと寝られません。
おそらくベッドの長さが175cmくらいです。
ここに大谷選手のように190cmくらいの身長の人が寝たら足が隣の人のベッドに飛び出しそうです。ていうか飛び出します。
この大部屋の収容人数を多くしたかったのでこのサイズになったと推測されます。
2段ベッドの上段は高さ方向も狭くて、寝ながら天井に手が届きます。
自分は寝る時にベッドの対角線を最大限に利用し、ちょっと身体を斜めにして真っ直ぐに身体を伸ばすコトで対応しました。
ますますもって
旅館業法の簡易宿泊所申請をしているのか気になります。
・荷物を置く場所がないおばちゃんスタッフの説明ではロッカーがないので常に荷物を自分の側に置いておくようにとのコトでした。
自分はベッドの上にいつも荷物(バックパック)を置いているので問題はないんですが、スーツケースなんかは置き場所がなくてベッドにも置けないのでどうするのかな?と思います。
通路にスーツケースを置くと狭くて人が通れなくなるのも問題です。
とまあ、ベッド周りはちょっと宿の経営としては
絶望的にアカンです。
風呂も1箇所だけなので1人20分という制約がありますが、24人がフルで泊まったとしたら最大(8時間−20分)塞がってしまうのでかなりの待ち時間が発生してしまいます。
夜中もシャワーが使えるっぽいのでそう考えると浴びっぱぐれはなさそうですが。
この日はゲストが10人ほどだったのでシャワーは使えました。
が、最初フンフフ〜ン♪とシャワーを浴びてると12分位過ぎたあたりから急に湯が出なくなって水しか出てこなくなりました。
こういう設定?なのか給湯器の容量のせいなのかは分かりませんが、ちょうどドミトリー内も暑かったし水シャワーを浴びてから寝ようと思っていたので自分にとっては
ナイスタイミングでした。
冬になって寒い日だったどうなるのかが気になりますがね。
といっても確認しに来るコトも絶対にないけど。
1階部に共用スペースがあるんですが、空いてるところが照明の切れた暗いところだったので、暗いままPC作業をしていました。
蛍光灯が切れたのは昨日今日の話ではなくずっと切れているっぽいので
宿のヤル気のなさというのが伺い知れようもんです。
次の日の朝、10:20頃におばちゃんスタッフがドミトリーまで起こしに来ました。
「5番さん、起きてくださいよー!」
とドミトリー内で大声で叫んでました。
最初てっきり5番のベッドの人がモーニングコールを頼んだのかな?とか思ってたら5番さんというのは自分のコトでした。
自分のベッド番号が5番というのもその時初めて知ったし、名前で呼んでもらった方が確実な気が...。
しかもチェックアウトまでまだ40分もあるやん...。
このおばちゃんの声で他の韓国人のゲストもゴソゴソと起きてきました。
起こされた韓国人ゲストに「起こしてもうたな!ゴメンな!」とドミトリー内で大声で
日本語で謝ってました。
連泊のゲストにしてみれば
かなり迷惑な話です。何というか昨日の男性スタッフ同様にこのおばちゃんスタッフもちょっと
アレな気がします。
起きてトイレ行って、洗面所はおばちゃんスタッフが掃除しているようだったんでトイレ横のキッチンで手を洗ったり髪の毛整えたりしてたらおばちゃんスタッフが
「ちょっと、こっちで洗ってくださいよ!」
と言ってきました。
いや、そこ掃除してましたやん今!!
気を遣ったのが逆に裏目に出てますやん俺!!...もう何というか、何か。そそくさとチェックアウト(勝手に出て行く事)しました。
チェックアウトというかチェックメイトです。(ドヤ顔)
ちなみにチェックアウトは
スタッフがいなかったら紙にチェックアウトした時間と名前を書かなければならないという注意書きが受付の前の壁に貼られてましたが、今回は宿のスタッフがいたんで書きませんでした。
これも一切事前に説明を受けてなかったんですが、早朝に何も書かずにチェックアウトしてしまったら例の男性スタッフあたりから連絡がきて「正式なチェックアウトが未だなんで追加料金発生してますよ」とか言われそうです。(マジでありそうで怖い)
重要事項はちゃんと紙に書いて壁に貼り付けてあるし、どうもそれは入宿時のオリエンテーションで言わなくても良識ある大人なら分かるでしょ?読まない方が悪いでしょ?というスタンスのようです。
いろいろこの宿でやらかして裁判になったら長引きそうな感じがします...。
【登場人物】
おばちゃんスタッフ=何も考えてない。英語全く出来ない。にも関わらず外国人も受付をしている。ちょっとアレ系の人。
男性スタッフ=たまに何処からともなく出現する。法の番人。クローサー。おばちゃんの息子?アレ系の人。
韓国人ゲスト=ここは韓国人宿泊者がどうも多いみたいで、色々とおばちゃんスタッフに説明を受けていたけどほぼ理解出来てなさそうだった。礼儀正しそう。
総評・備考
料金が2000円以下なので評価ポイントが4以上となって主観が入れられないので、総合評価点の底を押し上げてます。
再訪は1泊無料プレゼント!と言われても絶対にしない(1泊損する)し、記憶喪失になってここを再度予約してしまってもおそらく宿に来た時に脳内の過去の嫌な記憶を司る深層部が「ここに来ちゃなんねえ〜!」と拒否をすると思います。
チェックアウト後に足と手の指が痒くなったんですがこの宿との因果関係は否めない気がします。
京セラドームから近いっちゃー近いんで京セラドームとセットでの利用は便利かと思います。(フォローアップ)
総合評価 0.5
料金 4.5
快適度 0.4
設備 1.1
サービス 0.0
アメニティ ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、貸スリッパ
ファシリティ WiFi、トイレ、シャワー、冷蔵庫、キッチン
ファシリティ(ベッド) ACコンセントx2
サービス
セキュリティ 暗証番号方式の玄関ロック
部屋(ベッド番号) 5
料金 1511円
予約 Agoda
宿泊日 2018/8/14
チェックイン 15:00
チェックアウト 11:00
外国人:日本人比率 9:4
男:女比率 10:3
Web
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