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2017年04月12日

読書の興味(漫画:キャプテンハーロック 次元航海:その一)

昨日はスーパーロボット大戦Vに嵌り過ぎていたら滅茶苦茶遅くなってしまったので頭が痛い思いです(;''∀'')
非常に熱中する展開の私の好きなフラグクラッシャーやらを盛り沢山含んでいたので正直お勧めしたいところ(笑)
ともかくとして、スパロボやってて色々考えましたが、今回は新装ということでこれを紹介したいと思います。


今回紹介するのは、原作松本零士先生×漫画嶋星光壱先生の「キャプテンハーロックー次元航海ー」です。


松本零士先生作品をあまり知らなくとも、聞いたことのある名前だという方も多いんじゃないかと思えるこの物語は、「宇宙戦艦ヤマト」、「銀河鉄道999」に並び、その主人公であるハーロックもメーテルと並ぶ代表ともいえるべき存在です。
この物語が新装版として始まったのは、2013年に「キャプテンハーロック-SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-」が映画公開されてからの一年後、2014年のチャンピオンRED10月号から連載が始まりました。
この漫画の旧来の方では未完であり、またハーロック自身も「銀河鉄道999」などへリンクしたりと、なんというかはっきりしない状況でもありました。+この物語はそんな謎の多いハーロックへの足掛かりになるとともに、多くの松本零士先生作のリンク作にもなっているので非常に興味深い存在でもあります。
物語の始まりは宇宙海賊として、地球の腐敗した者たちを相手に海賊の流儀として戦いながらも、地球を守る彼の姿が描かれます。
第1話にてハーロックを追う女記者が様々な者たちに取材という調査によって彼の、様々な人物たちに様々な評価をされます。あるものは極悪の指名手配者、あるものは地球を捨てた卑怯者、ある者達は希望の星として彼を語ります。
そんな中で注目してもらいたいのが彼の持つ拳銃、親友大山トチローにより譲られたこの世に5丁しかない戦士の銃「コスモドラグーン」を持つということ、これは銀河鉄道999の主人公星野鉄郎が機械帝国を壊滅させた最強の拳銃だということを触れる機会があれば記憶にとどめてもらいたいところです。
そして、ハーロックを語るに欠かせない彼の信条、それはどんな小さな約束であろうと彼は守り、そして現れてくれること、それが40人と1羽と1匹のクルーを持つアルカディア号の強さの証ともいえるかもしれません。
腐敗した地球に無敵とも呼べる最強艦隊ガイアフリートがいないこの時、地球を第二の故郷とし、大移民をして地球を狙うマゾーンにハーロックが立ち向かい、そして己を信じ、戦う魂を持つ達が立ち上がり、地球の危機を訴え続けた台場博士の息子、台場正がマゾーンの謎を調べ、アルカディア号へと戦士の魂を燃やし乗艦し、信じるものへと戦うこの物語、見逃せません。
また松本零士先生作の代表する物語が多くリンクし、その中にはハーロックの血筋も判明することになります。この物語を読んで、更に他の繋がる物語にも興味を持ちたいと思った方々にもお勧めです。


長くなりそうなので、今日はこの辺りで










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posted by G.FUJINUMA at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年04月10日

読書の興味(漫画:北のライオン:その一)

金曜日、当直帰りで少々だるかったうえに土日はやや頭痛があってお休みしていました。
今年に入ってから調子の悪いったらありゃしないのですが、めげずに気まぐれなブログ投稿します。


今夏紹介するのは、わたせせいぞう先生作の「北のライオン」です。
さて、この漫画との出会いは就職して、それなりに経ったぐらいの時でした。当時モーニングのお目当てはかわぐちかいじ先生の「ジパング」やとりのなんこ先生の「とりパン」がお目当てでした。
そもそもわたせせいぞう先生の漫画を見ずに、当時はCMの画像や広告のポスターの絵でよくは見ていたので連載を開始した時にすぐさま興味を持ちました。
まず、物語の初めは、主人公である英国人、通称ライオンが妻である恵子を病気で亡くし、彼女の夢であった日本でお店を開くこと、その夢を叶えるためライオンは来日します。
しかし、彼は日本語を全く喋れず、日本の夏の暑さに参りながらもその季節を楽しみ、彼なりに日本に馴染んでいきます。
そんな彼の一日は店を開く前、出かける前に妻恵子の写真にキスを2回すること(自分から1回、自分の額へ1回)。彼はその日によって様々な出会いや発見をしたりして楽しみ、そのあとは日本の居酒屋に行って鉱物の納豆とホッピーを注文、納豆は自分の歳の数だけかき回し、おまけの卵を彼は納豆に落とさずホッピーに落としてぐびぐび飲みます。
そのあと、自分が開いたKeiko’sBarへ向かい、制服に着替え、彼の集めたスコッチウイスキーと共にお客を迎えます。中々お客は来難いようですが、徐々に常連客が増えていきます。
様々なお客たちの物語をライオンがそっと後押ししたり、時には自分が物語を紡いでいきます。そして、もう一つ楽しんでもらいたいのはわたせせいぞう先生の物語に見られるナレーションが物語を彩らせます。
お酒の漫画は近年増えたりしていますが、この物語は殆どがスコッチウイスキーで描かれています。中には幻のウイスキーとなる「ポートエレン」や「Barレモンハート」のマスターが八方手探したりしていた「キングスランサム」も出ています。


まだまだ書きたいですが、今日はこの辺りで











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posted by G.FUJINUMA at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年04月05日

読書の興味(漫画:ゲッターロボDEVOLUTION 〜宇宙最後の3分間〜:その一)

今日うだうだ考え事していました。お仕事がうまく回らない、というよりも、職場の移動などに関してうだうだ言われたりしていたので少しブルーになっていました。
まぁ、落ち込んでいた時にいい音楽を聴こうと思ったものを含めて今回紹介しようと思います。


今日紹介するのは、永井豪先生、ダイナミックプロ原作、作画清水栄一×下口智裕の「ゲッターロボDEVOLUTION 〜宇宙最後の3分間〜」です。


さて、この漫画は2016年初めに連載開始され、スーパーロボット大戦Vの発売前に単行本第1巻が発刊されました。この漫画に触れる前に、私がゲッターロボと出会ったのは、他ならぬスーパーロボット大戦でした。学生時代当時、親友宅にて初めて触れたのが任天堂スーパーファミコンソフト「スーパーロボット大戦EX」でした。当時ロボットアニメといえば、エヴァンゲリオンが始まる前、サンライズ系統のスーパーロボット作品で、スーパーロボット大戦も参戦以前でした。
当然、いきなりロボット系統の作品はほぼ知らなかったに等しかったのですが、強力な必殺技を持つスーパーロボット系統の中では比較的受け入れやすいかなっと思いました。というのも合体ロボが多かったのも原因なのかもしれません。
その後、「スーパーロボット大戦F」の発売によってあらゆるロボットに興味を持ちましたが、特に最初お世話になったのがゲッターロボでもありました。
ゲッターロボの特徴としては3機の戦闘機が合体し、3種類のスーパーロボットとなって戦う特徴的なスーパーロボットです。ゲッター1、ドラゴンが空中戦、ゲッター2、ライガーが陸上戦、ゲッター3、ポセイドンが水中戦とそれぞれ役割分担を担っており、それぞれ特徴も違っているので扱いは変わっています。
肝心の漫画の方ですが、これは原作の流れが強くも今現在の作風の気風というかダーク色やシリアス色が強くなっています。
主人公は流竜馬、空手道場の息子ですが、両親が自殺に見せかけられ殺害されて心を閉ざしたながらも、凶暴な力を秘めた青年です。
彼から物語は始まり、孤独感あふれる流竜馬の学校生活に、気をかけてくれるミチル、それが気に入らない議員の息子がミチルをだまして暴力を振るおうとしますが、流竜馬はそれを一旦見逃す動きを見せますが、その凶暴な血が叫んだか、彼らを叩きのめしますが、竜馬は学校側から圧力を受けて退学処分になり、去ろうとするとミチルが渡したいものを渡そうとしましたが、その瞬間、惨劇が始まりました。
謎の巨大生物によって学校が襲われ、ミチルも、叩きのめされた学生たちも殺されてしまいます。
その時、竜馬を救いに、あるいは運命というべき邂逅をするために現れたのが早乙女博士でした。
彼は竜馬に問いだし、自ら奪うものになれと宣告され、彼はそれを受け入れた瞬間、現れたのがゲッターロボでした。
そこには革命者気取りの神隼人、呪われしゲッター線に魅入られたことを受け入れた巴武蔵が待っていました。
そしてゲットマシン、イーグル号に乗り込んだときに表示されたメッセージ、「おかえりなさい」という言葉、そして相手はゲッターに合わせて進化する敵、早乙女博士が言う、不進化体とは、ゲッターエンペラーの欠片が彼らにどういう運命を与えるか、非常に興味深い展開です。
そして私がゲッターロボに魅せられるのが、熱く燃える音楽でもあります。
それは「真ゲッターロボ〜世界最後の日」のOP‘テーマ「HEATS」です。
現在最新作であるスーパーロボット大戦Vにもその前身でもあるZにもこのストーリーが使われ、この魂が燃える音楽が戦闘曲として流れます。当然、プレミアムアニメソング版なので歌い手付きなのですから燃えないわけがありません。


ゲッターの魅力は様々ありますが、今回はこの辺りで










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posted by G.FUJINUMA at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年04月03日

読書の興味(漫画:ポヨポヨ観察日記:その一)

土日は体調不良でグダグダになっており、買ってきた「シン・ゴジラ」を見たり、修理の終わったPSVitaの「スーパーロボット大戦Vプレミアムソング&サウンドエディション」をやったりしていたら話がまとまらなくなったりしていたので(;''∀'')とりあえず、ちょっと癒しが欲しかったのでこんなものを紹介します。


今日紹介するのは樹るう先生作の「ポヨポヨ観察日記」です。


お仕事で嫌な事柄があって、色々当時のことやらを振り返った時に、丁度職について半年ぐらいに出会ったのがこの漫画を思い出しました。
当時、この漫画も始まったばかりの、掲載されていた「まんがライフMOMO」も、当時は独立したてのももせたまみ先生の「せんせいのお時間」が中核であり、他作品もまだコア層向けの漫画も多い内容でした。
そんな中で当時始まったばかりの「ポヨポヨ観察日記」は、読んで光るものを感じたので興味を抱きました、ですがそれ以前に主役の猫である丸い猫(?)なのかぬいぐるみなのかというフォルムのボディは非常に可愛く、猫が好きな人には堪らない漫画でもあります。
さて、物語の舞台はチバラキ県チクバ市(架空の茨城県筑波市)始まりは、主役ヒロインである佐藤萌はブランド農家の長女で当時就職をしていたのですが、会社のセクハラ・パワハラに彼氏の嫌味にブチ切れて退職&彼氏と絶縁して、街でやけ酒を煽ってべろんべろんな酔っ払い状態の時に、枕のようなものを見つけて、それを抱きつきながら横たわってしまいます。
翌朝、彼女が抱き着いていたものは、枕ではなく、猫のような丸っこい生物でした。それが佐藤ポヨとの出会いでした。
愛くるしいフォルムで、不便な体付きな猫ですが、実は筋肉みっしり。獲物を見つけたとたん、弾丸と化して獲物を捕らえたり、佐藤萌の弟佐藤英に喧嘩を売る毎日ながらも、日々ほのぼのしたり、喧嘩したり、美味しい物が沢山、交流も様々なであり、ポヨとかかわっていく人たちが幸せな生活を送っていくほのぼの日常ハートフル漫画となっております。
不思議な出来事も盛りだくさん、非常に猫の好きな人も、犬が好きな人も(実は犬も結構出たりします)お勧めしたい漫画です。
この漫画はゲーム化もしたり、アニメ化もされたりしましたが、去年15巻をもって完結しましたが、多くの人が再開を祈っていたりもします。
同時に、当時樹るう先生が飼っていた愛猫ムゥたんとの話も巻末で語られたりしています。

色々語りたいですが、やることあるのでこの辺で。
ゲームのことも語っていきたいです。







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posted by G.FUJINUMA at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年03月31日

読書の興味(漫画:そば屋幻庵:その一)

前回の投稿の後、本格的に風邪ひいて昨日全快したのはいいのですが、昨日見ていた動画のあまりにもむかっ腹が来て(-"-♯)投稿するのを忘れていましたm(__)m
気分転換に、今日は鎌倉にも行ってきたときに思い付いたのを、重ねて投稿したかったものを今日は紹介しようと思います。


今回紹介するのはシナリオ梶研吾氏/作者かどたひろし先生の「そば屋幻庵」です。

さて、これを紹介しようと思ったのはとかく蕎麦を食べたいなぁ、なんて時にふらっと表れてほしいとついつい願ってしまう内容です。
そもそも江戸時代の江戸では夜泣きラーメンではく、もっぱら夜泣き蕎麦がメインと言っても過言ではないほどよく登場します。そんな夜泣きそば屋を主題としたのがこの「そば屋幻庵」なわけです。
さて、物語は1800年の(寛政もしくは享和?)江戸時代、一人の旗本、やがては勘定奉行が確実視されていた1,200石の旗本である牧野玄太郎はあることを決意して52歳の若さで息子である栄次郎に家督を譲って隠居を決めてしまう。この当時の引退は70歳ぐらいが当時の相場であったから、かなり早い隠居となる。
そんな彼だが、武士としての仕事よりも夢中であったのが蕎麦であった。勘定方に努めているさなか、鬼平よろしくのそば屋を駆け巡り、時間が出来たら自分の師である文平から蕎麦打ちを習っていた。
そんな中、師である文平の死、母をあまり知らない息子栄次郎の逞しい成長から、一部の人を除いて、家族にも内緒で師である文平の屋台を引き継ぎ、夜泣きそば屋として第二の人生を奉公人である平吉と共に歩むこととなる。
もちろん、彼が目指しているのは隠居趣味だからというわけでなく、職人としての江戸一の夜泣きそば屋を目指し、日々研究研鑽の日々である。
そんなこだわり深い彼だから、途轍もなく絶品なうえに、いい蕎麦が無ければ現れない、機会を逃すと食べ損なってしまう、と滅多に表れないことから誰が呼んだか屋台の名を「幻庵」と誰しも呼び、牧野玄太郎もこの名を気に入ってか幻庵と名乗っていたのである。
ここで様々な人物が幻庵との出会いによって物語が刻まれていくことになります。
おいしいお蕎麦はもちろん、尋常溢れるストーリーや、時々の牧野玄太郎の爆走(暴走?)にヒロインである芸者藤丸との、流行りか年の差の関係などそばに関しても、当時の江戸の話なども面白く含んでいるのでお勧めしたいです。


鎌倉と関係ない?そんな訳無し×。おそば屋で使われている庵という漢字一文字、これは寺方蕎麦をモチーフとした意味でもあります、お寺が多い鎌倉では今もお蕎麦が盛んでもあります。
もしお店で庵に興味があったら聞いてみるも手かと。


今回はこの辺りで
今後はそばもんと併せてその2を出していきたいと思います。




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posted by G.FUJINUMA at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年03月27日

読書の興味(漫画:銀平飯科帳:その一)

一昨日の当直も終わって、昨日家に帰って夜にブログ更新しようとするも、その前にお酒飲んで、疲れていたか酔って潰れていました。今日は呑兵衛のように懲りずに、そんな感じで話題のあるものを紹介しようとします。


今回紹介するのは河合単先生の「銀平飯科帳」です。


こういった料理系や居酒屋系もいろいろ出ていますが、今日は変わり種として、〆のメニューもいろいろあったり、役立つものも結構あるので紹介します。
主人公である武藤銀次は、友人である平賀に、あることを認められながらもうだつの上がらなく、集客もうまくいかない東京神田の馬喰町で居酒屋を個人経営している料理人です。彼は後に有名店となる店で修行するも長く続かず、何かと上手くいかないのでした。
うだつの上がらず、中途半端な状態で店をたたむことを考えていた彼は、馬喰町にある弧穴稲荷で神頼みをしていると、突然の雷雨にあい、拝殿の中へ避難すると、あるものを見つけます。それは古井戸でした。
こうなると高橋先生の「犬夜叉」を彷彿させるとおり、彼は落雷に驚いて古井戸に飛び込むと、そこは暦は文政3年の江戸時代へとタイムスリップしていたのであった。
当時、限定貿易による鎖国状況に近いので、江戸時代の人たちからすれば突然南蛮の格好をしている銀次を役所に付きだそうとし、彼は辛くも逃げきって、森下、菊川あたりに迷い込んでしまいます。
そこで突如匂ってきた焼き鳥の匂いに誘われ、とある屋敷に迷い込んで、火を付けたままほったらかし状態の焼き鳥を我慢できずに食べてしまい、そこで彼はごまかそうとするも、瘦身の武士に刀を突き付けられます。彼がごまかそうとして作ったネギ間に興味を抱き、彼にもう一品何かうまいものを作れと脅します。
現代の調理家具に慣れている彼は、竈を使うのをあきらめて、今ある材料でマヨネーズを作って納得させると、痩身の武士の兄が現れ、自分たちが膳奉行であることを話し、食事をご馳走します。
武家の兄は醤油が旨くなる以前の調味料、煎り酒の作り方を伝授した後、あることを提案します。
まず、自分たちの家が長谷川平蔵の家で、2人は鬼平の孫であることも紹介されます。そんな膳奉行の、痩躯の人の名前は長谷川平蔵宣茂(のぶもち)、兄は長谷川主税(ちから)は祖父鬼平の作った、犯科帳ならぬ飯科帳(料理店の番付表)をその時の将軍である徳川家斉に新たな飯科帳作りという大仕事を任されました。
しかし、本来は兄である長谷川主税がやることであるが、兄は病によって味覚を失ってしまう状態である。
そこで主税は銀次の知識と力量を見込んで、報酬と脅し付きで飯科帳作りを手伝うことになります。銀次はその時代の廃れていた調理法を学んで現代へと復活させて力を付け、さらに様々な人たちとの出会いにより、様々な事件と出来事に巻き込まれていくことになります。
本書に乗っている料理の数々は現代風にアレンジされ、紹介されます。お酒の肴にも、〆にも食事にもとてもおススメです。


ちょっと体調も悪いので今回はこの辺で







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posted by G.FUJINUMA at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年03月24日

読書の興味(小説:彷徨える艦隊:その一)

今日もお仕事は大変でした、色々ありますが、今日友人の一人が退職していく様でしたので、今日の空模様のように複雑で曇りがありました。友人には頑張って新たな門出を迎えて欲しいと思います。


今回紹介するのはジャック・キャンベル先生の戦争SFスペースオペラ「彷徨える艦隊」です。


さて、今回選んだ理由は色々ありますが、正直知っている限りでは、あまり数の少ない宇宙艦隊の物語だからです。
現在、同じくハヤカワ文庫で第1部が終了した鷹見一幸先生の「宇宙軍士官学校ー前哨ー」や週刊ヤングジャンプにて原作田中芳樹先生、漫画藤崎竜先生の「銀河英雄伝説」が連載され、さらに「宇宙戦艦ヤマト2202」が先行上映などされてたのですが、それでもこういった軍事SF、特に少ないといっても過言ではないのがやはり宇宙艦隊主体のものなんです。
こう紹介して何か増えると期待はしたいですが、まずは紹介したいと思います。
まず、始まりとしては主人公たちのいきなりの危機です。主人公である星系同盟アライアンスに所属するジョン・ギアリー中佐は、戦争の始まりともいえる戦いにて自身の座上する重巡航艦マーロンと味方の危機を脱しさせ、マーロンが絶望的になった時、自身は逃げ遅れながらも、やや損傷のある救命ポッドに乗り込みマーロンを脱出、味方の救出が来るまで彼は冷凍睡眠で眠りにつくことになります。しかし、彼が救出されたとき、そこは彼の知っている時代、淡い期待を抱いた時でなく、100年後の未来、しかも彼は英雄に祭り上げられ、大佐となって現在に甦ったのであった。
しかし、この時アライアンス艦隊はシンディックと呼ばれる敵対勢力に対して直接首都星系に殴りこんで、ほぼ敗北状態という最悪の状況であった。
彼は艦隊司令長官であるブロッホ提督に後を託され、艦隊の最高責任者としてアライアンスの勢力星系まで逃げなければなりませんでした。
しかも、この時艦隊はすでにボロボロの状況で頼みの綱である工作艦を守り通しながら逃走しなければなりません。彼は艦隊の部下たちを説得しながら脱出しなければなりません。絶望的な雰囲気でも、彼は投げ出さず、100年前に教えられたことを駆使し、その時代にしかなかったものを駆使しながらアライアンス星系へと脱出するために奮闘していく物語です。
当然、絶望的な状況でどう生き延びるかに対して興味を抱きましたし、さらにこの技術はあっても未来的な技術はないという設定です。
肝心の艦隊戦はタイムラグを考慮し、一周でぶつかり合う、イメージ的には騎馬戦が私的には近いと思っています。銀河英雄伝説の様に万隻単位の凄まじい弾幕による砲撃の打ち合いによる応酬ではなく、宇宙戦艦ヤマトのような機動をより早くし、ダイナミックな戦闘をするので私にとっては最高の興味を持てるストーリーでした。想像よりも強力な武装は無いものの、十二分に楽しめる兵装、特に特殊な武器でる分解フィールドは近距離戦の切り札として強力な武装として活躍を見せます。さらに物語の主役軍艦は戦艦、ではなく巡航戦艦というのがまた面白く思えます。SFのロマン化、多くのスペースオペラストーリーには巡航戦艦のキーワードがあるうえで主役クラスとなっているので興味深く、面白く楽しめると思います。人間関係には時々、とは言わず、かなりイラつきもありますが、そこを含めて重要なファクターや感情があるのを忘れてはいけません。
本書は日本語版第11巻巡航戦艦レビヤタンで第2部の完結となり、いったんの休息に入っています。物語に追いつきたい方、また同様に鷹見一幸先生の宇宙軍士官学校と奇妙な共通点もありますので、これもまた別の機会に紹介したいと思います。

明日は泊りがけの仕事がありますので今日はこの辺りで〆たいと思います。良き物語との出会いがありますように。




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posted by G.FUJINUMA at 18:59| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年03月23日

音楽の興味(洋楽:coldplay:その一)

今日はいろいろとぐさりと言われて、折れていた時に珍しいへぼもかましてしまいました(-"-)
まあ、いくら言ったところで整理付かないといけないのは解っていますので、今日は気分転換に本とは別なものを紹介したいと思います。


今回紹介するのはUKロックバンドのcoldplayです。


いきなり洋楽と言われても流石にはてなとなる人もいるかと思いますが、皆さんは知らぬ間に聞いているかもしれません。また、つい先月に行われたUK版グラミー賞ともいえるイギリス音楽祭典「ブリット・アワード」にもThe Chainsmokersというロックバンドと共に演奏し、また2016年にも最優秀賞を受賞しているグループであります。
cold playのメンバーはボーカル、ピアノ、ギターを扱うクリス・マーティン、ギター担当のジョニー・バックランド、ベース担当のガイ・ベリーマン、ドラムス担当のウィル・チャンピオンの4名で構成されています。


さて、coldplayというバンドを私が興味を持ったのは、当時仕事で赴いていた先の神戸でホームレスの自立応援するための雑誌販売、「ビックイシュー」でたまたま掲載されていたのを見て興味を持ったからです。
元々、私自身は20を過ぎても音楽、というよりもポップ&ロックやmetalなどに対して、あまり興味を覚えていなかったのです。しかし、興味を持ちたいとは常々思っていましたが、出会いともいえるものが中々無かったのが原因でもありました。もちろん、今は違いますがね。
やっと興味を抱けていたのが洋楽との出会いでした。当時、流行りであったアイドルグループなど知ったことかとばかりに邦楽に興味を持てていなかったのも原因でした。とはいえ、ジャンル以前に幅が狭い状況に新規が欲しかったのもあります。
そんな中でcoldplayに出会えたわけですが、最初に買ったアルバム「A Rush Of Blood To The Head」(静寂の世界)は、当時の感性では難しい音楽(少々勢いのあるものを探していたのもありました)でしたが、それでも落ち着いた気分になれる「In My Place」やピアノが独特の雰囲気を醸し、後に別の形でも聞くことになる「Clocks」、ミッドナイトを漂わせる「A Wisper」を主に気に入って聞いておりました。
この出会いの年末を迎えるViva la Vida 月の前に「Viva la Vida 」(美しき生命)との出会いは素晴らしいものとなりました。「Viva la Vida」は 非常に心響くものがあり、タイトル通りの美しき生命の命を、生きるを感じさせる音色は今も心打たれます。年明けの初めに「Life In Technicolor」(天然色の人生)を購入し、そして美しき生命の前作である「X&Y」のアルバムを購入してますますその魅力にどっぷりとハマりました。
特に「Speed Of Sound」は私の好きな時間帯である夕方に非常に合うと思っています。
その後、「Mylo Xyloto」に一昨年末に遅まきながら「Ghost Stories」、昨年初めに「A Head Full of Dreams」を購入、Ghost Storiesの「A Sky Full Of Stars」は湾岸首都高に絶対に合う曲だなぁと思い、A Head Full of Dreamsは朝とともに、または日没前に聞いても落ち込んだ時に楽しくさせてくれる曲だと思いながら、メインのお気に入り曲として聞いております。
手を出すときは迷いながらも自分の中でストライクに思えたときは非常に嬉しかったです。何せ、音楽情報はそれほどあてにはしていません。ふと聴いた時やカバーをしている人たちのを聴いた時に興味を持てた時は幸運です。タイトルだけで結構ビビッと来るときもあります。
You tubeでもcold playの動画は多くあります。その中で今日入れたタイトルは特にお勧めしたいと思います。


次も同じように運命的なバンドを選べたらと思いつつ、今日はここで〆たいと思いますm(__)m


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posted by G.FUJINUMA at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2017年03月22日

漫画の興味(漫画:Mr.NOBODY:その一)

厄介なお仕事も無事に終えて一息、今日はWBC準決勝がありましたが、残念ながら日本の惜敗に閉じました。守備のミスからありましたが、打線の方も残念な形にはなったと思うものの、それでもいいプレーがあったのはよかったと思います。守備のミスと思い出して、今日はこれを紹介したいと思います。


今回紹介するのは田邊剛先生の「Mr.NOBODY]です。

本来なら、先に先生が現在執筆中のクトゥルフ系神話の漫画も紹介したいのですが、その前にその連鎖以前のこの物語を紹介することが、田邊剛先生の魅力もよく解ると思います。
この漫画を知ったのは、当時田中芳樹先生原作、道原かつみ先生漫画の「銀河英雄伝説」を読みながらも様々な漫画を読んでいた時でした。
タイトル以前の前にその画力の魅力、田邊剛先生曰く、「画面の奥から漂う、気配のようなもの」を私も感じたからでした。その感じは大当たりとなって、現在クトゥルフ神話系に入るのですから興味を強く持ちました。
さて、この話の舞台はロシアというよりも冷戦時代のソ連というべきほどの圧迫感を感じさせます。
興進所の調査員である主人公の河合ススムは、結婚の約束をした婚約者の両親に挨拶を済ませ、その時うたったビートルズのレットイットビーに自分への違和感を感じながら帰宅し、その途中で所長の留守電を聞いた。気前のいい客に所長は大はしゃぎであったが、自分の過去への不信に彼はうなされていく。深夜クライアントから連絡が入り、仕事の内容を聞くときに、奇妙な会話をされる。
それは95年のとある県の甲子園出場をかけた予選決勝の話であった。その時エースピッチャーは9回裏でピンチとなり、レフトへと交代、その時、打たれたイージーフライを取ることができずゲームセットとなる
。だが、そのことを覚えていなかった、エースピッチャーであったはずの彼、河合ススムのこともである。その記憶の共有をできなかった彼は日ごろから不安を感じていたのであった。
そして依頼者は、興進所に多額の金を送り込んで、彼をモスクワへと誘う。
モスクワへ到着し、彼が指定されたモーテルへ行くとチンピラらしき兄弟2人、黒人男性1人、白人女性1里のメンバーであった。その時はじめて彼は依頼者のネーム「Mr.NOBODY」を耳にする。
彼らの依頼は簡単であった、
とある地点で停車する貨物列車の最後尾車両を開けるだけであった。一晩10万ドルの仕事に様々な反応を見せるが、河合ススムと白人女性ナスターシャは奇妙なつながりを感じた。
そしてその時は訪れた、彼らが指定の場所で待ちかまえ
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posted by G.FUJINUMA at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) |

2017年03月21日

読書の興味(漫画:鬼切丸伝:その一)

昨日投稿した後、色々調べていたら「剣豪将軍足利義輝」舞台化されていた……知らなかったorz
見たくてしょうがなかったですが、とうに公演終わり、DVDはまだ発売されてなかった。
どうしょうもなかったのですが、あえて悔しさを現すならよくネットでネタにされている
「チクショーメーー!」
あるいは昨日見ていた動画で現すなら

(# ゚Д゚)オノォォレェェェーーーーーーーーーー!!!!

といった感じでしたm(__)m
まぁ、ともかくとして、今日は同じ時代を巡って、しかも舞台化もされているものを紹介します。


今回紹介するのは楠桂先生作の「鬼切丸伝」です。


さて、この漫画を見たのは当時の『コミック乱ツインズ 戦国武将列伝』で丁度当時漫画化されていた宮本昌孝先生原作、漫画長谷川哲也先生のの「陣借り平助」を読んでいた時でした。
と言っても、実は馴染みの本屋がまだ店を閉める前に、この前作である「鬼切丸」を見たことがあると思って、興味を持ちました。
そんなわけで読み始めると、そら恐ろしい話であるものの、その綺麗な絵や非常に興味あふれる内容でしたのでどんどん興味を持ちました。
さて物語の始まり、の前にこの物語は当時少年サンデー超増刊号で連載されていたものですが、その原点ともいえる話なので、そこから始めます。
その原点は平安時代中期、当時悪病悪鬼あふれる京の都にて、洛中に出没しては女を攫って行く酒呑童子を退治に行く話であります。このストーリーのモデルは日本の天下五剣であり、日本刀の始祖の大傑作ともいえる「童子切安綱」(もとは髭切とも)と鬼退治の代名詞的存在である源頼光がこの物語の始まりです。
当時、神仏のお告げがあり、酒呑童子を倒すもの、それは美しきおなごより誕生する神仏の子によってというお告げが出て、その美しきものを探すため躍起になっていた時、都を荒らしていた鬼の副将的存在である茨木童子を源頼光の配下であった渡辺綱の持つ名刀髭切によって片腕を落とすことに成功する。この時助けたのが身重であった顔に痣を持つ尼僧であり、その不思議と魂の美しい者に渡辺綱は惹かれていた。
結局、望みの美しきものは見つからないとはいえ、当時鬼を切ることが不可能と言われていたことに対抗できる手段として顕著になったのが渡辺綱の髭切であった。
こうして彼ら源頼光と四天王(渡辺綱、坂田金時、卜部季武、碓井貞光)は酒呑童子の住む大江山へと向かった。その道中、彼らは渡辺綱が助けた尼僧と出会う。
そこで尼僧は自らの素性を明かすことになる、自分が鬼の子を宿していることを。しかし、彼女はそれでも愛しきわが子として大事にしている姿の清々しさ、魂の美しさに、周りは疑いながらも渡辺綱は惹かれることとなる。彼女は神便鬼毒酒を彼らに授け、自らも同行し、いよいよ酒呑童子の住処へとたどり着く。
彼らは歓待を受け、その凄惨たるのを見るや悍ましさを感じるが、臆することなく酒呑童子たちに神便鬼毒酒を振舞う。
ここまでは尼僧のことを除けば退治のストーリー通りになるが、ここからが始まりとなっていく。
神便鬼毒酒に酔った酒呑童子はつまみにと尼僧を喰らおうとする。しかし、その不思議な気を感じた茨木童子はそれを止めるが、酔った酒呑童子は聞き入れなかった。尼僧は自分は食われても構わないからお腹の中にいるやや子を殺さないように願う。酒呑童子は聞き入れたが、母体を傷つけずに、丸のみにして食い殺してしまう。一触即発した渡辺綱は、髭切を振り回すが、茨木童子の策に嵌り、鬼の体に傷を入れること敵わず、死を覚悟した。
その時であった、酒呑童子の精気が腹の底から急激に奪われ、そして酒呑童子の腹を掻っ捌いて誕生した青年と一振りの刀が神仏より告げられた美しき女子から生まれ、祀られなかった神仏の子、角もなく、爪も牙もない神器名剣を振りかざし、同族を殺す名もなき純潔の鬼、鬼切丸であった。
彼は源頼光達に「なぜ母を見殺しにした!?」と激高し、強烈な殺気を放ちながら周りの鬼たちを一方的に切りまくり、茨木童子に深手を負わせた。
そして彼は人間を憎んでそのまま源頼光達から去った。
これが鬼切丸の始まりである。彼は時代を超え、やがて現代までその姿を現す存在となり、人間へとなるためへと同族を殺し続ける悲しきものとなってしまったのであった。
今作は平安時代から、戦国時代、江戸時代の序盤が舞台となり、様々な因果が彼と共に結びついていきます。作者である楠桂先生はその因果の結び付けで躍起となっておりますが(笑)、前作を見ずともそのストーリーの魅力さは溢れています。また、舞台公演もしていたのでそちらもお勧めしたいと思います。


長く書きすぎたので今日はこの辺で





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posted by G.FUJINUMA at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) |
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