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2017年03月27日

読書の興味(漫画:銀平飯科帳:その一)

一昨日の当直も終わって、昨日家に帰って夜にブログ更新しようとするも、その前にお酒飲んで、疲れていたか酔って潰れていました。今日は呑兵衛のように懲りずに、そんな感じで話題のあるものを紹介しようとします。


今回紹介するのは河合単先生の「銀平飯科帳」です。


こういった料理系や居酒屋系もいろいろ出ていますが、今日は変わり種として、〆のメニューもいろいろあったり、役立つものも結構あるので紹介します。
主人公である武藤銀次は、友人である平賀に、あることを認められながらもうだつの上がらなく、集客もうまくいかない東京神田の馬喰町で居酒屋を個人経営している料理人です。彼は後に有名店となる店で修行するも長く続かず、何かと上手くいかないのでした。
うだつの上がらず、中途半端な状態で店をたたむことを考えていた彼は、馬喰町にある弧穴稲荷で神頼みをしていると、突然の雷雨にあい、拝殿の中へ避難すると、あるものを見つけます。それは古井戸でした。
こうなると高橋先生の「犬夜叉」を彷彿させるとおり、彼は落雷に驚いて古井戸に飛び込むと、そこは暦は文政3年の江戸時代へとタイムスリップしていたのであった。
当時、限定貿易による鎖国状況に近いので、江戸時代の人たちからすれば突然南蛮の格好をしている銀次を役所に付きだそうとし、彼は辛くも逃げきって、森下、菊川あたりに迷い込んでしまいます。
そこで突如匂ってきた焼き鳥の匂いに誘われ、とある屋敷に迷い込んで、火を付けたままほったらかし状態の焼き鳥を我慢できずに食べてしまい、そこで彼はごまかそうとするも、瘦身の武士に刀を突き付けられます。彼がごまかそうとして作ったネギ間に興味を抱き、彼にもう一品何かうまいものを作れと脅します。
現代の調理家具に慣れている彼は、竈を使うのをあきらめて、今ある材料でマヨネーズを作って納得させると、痩身の武士の兄が現れ、自分たちが膳奉行であることを話し、食事をご馳走します。
武家の兄は醤油が旨くなる以前の調味料、煎り酒の作り方を伝授した後、あることを提案します。
まず、自分たちの家が長谷川平蔵の家で、2人は鬼平の孫であることも紹介されます。そんな膳奉行の、痩躯の人の名前は長谷川平蔵宣茂(のぶもち)、兄は長谷川主税(ちから)は祖父鬼平の作った、犯科帳ならぬ飯科帳(料理店の番付表)をその時の将軍である徳川家斉に新たな飯科帳作りという大仕事を任されました。
しかし、本来は兄である長谷川主税がやることであるが、兄は病によって味覚を失ってしまう状態である。
そこで主税は銀次の知識と力量を見込んで、報酬と脅し付きで飯科帳作りを手伝うことになります。銀次はその時代の廃れていた調理法を学んで現代へと復活させて力を付け、さらに様々な人たちとの出会いにより、様々な事件と出来事に巻き込まれていくことになります。
本書に乗っている料理の数々は現代風にアレンジされ、紹介されます。お酒の肴にも、〆にも食事にもとてもおススメです。


ちょっと体調も悪いので今回はこの辺で







高速情報協同組合よりお知らせです。







新年度に向けておススメ




posted by G.FUJINUMA at 18:31| Comment(0) | TrackBack(0) |
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