2017年09月07日
パタリロ!傑作選?など決められない話(4)〜果てなき旅路
おはようございます、
ナツノナカノです。
今朝起きたら懸念していた目の痛みも昨日よりも薄れてきていました。
良かった…あぁ良かった。
今日もはりきってパタリロ!のエピソードを
ご紹介していきます。
今日のピックアップ巻は53巻です。
この53巻も全部面白いんですよね…。
収録作品は
〇果てなき旅路
〇不運クジ
〇怪盗からす小僧
〇王室は永遠に
〇ドジスン
〇パタ迷惑
となっています。
「怪盗からす小僧」は江戸バージョンですね。
呉服問屋の越後谷の主人、波多利郎(ぱたりろう)とタマネギ扮する番頭や手代たち。
江戸時代スピンオフはたびたび出てきます。
バンコランやマライヒたちが登場する回もあり、普段のマリネラでの大騒ぎをまんま江戸でやっている…という感じですね。
これもなかなか面白いんですよ…ふふふ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、今日は53巻のなかで
「果てなき旅路」をご紹介します。
パタリロ殿下のすごさを改めて知る、珠玉の回となっております。
「果てなき旅路」
ある日のマリネラ、パタリロの飼っていたペットが事故で亡くなります。
そのペットとは、卵から育てた“のみ”のジュリア―ノちゃんとジェンマちゃんです。
悲しみに打ちひしがれるパタリロですが、“のみ”のペットじゃ同情しにくいと遠巻きに見るタマネギたち。
“のみ”ってあれですよ。
体長数ミリで生き物の血を吸って生きている虫です。
守銭奴のパタリロですから、犬とか猫とかお金儲けにつながるようなペットじゃだめなんですね。
そして日が過ぎて、パタリロの悲しみも少しずつ癒えてきたある日、マリネラの観光ガイドを作っていたタマネギがパタリロのところへやってきます。
40年前に作った観光ガイドに載っていたペンション
「ペンペン荘」に行ってみたら、
その古いガイドブックに載っていたオーナーが
昔と全く同じ姿でそこにいたというのです。
つまり40年間年をとらない人間…
パタリロとタマネギたちは早速調査に出かけるのですが、そこで地球外生命体らしい人物?と出くわします。驚いたパタリロはその人物が連れていた足が6本の犬のような生き物を宮殿に連れて帰ってしまいます。
その後宮殿に現れた「ペンペン荘」のオーナーの話によるとパタリロたちが出くわしたあの人物は大銀河星の代議員で、孤独な宇宙の中を数万年をかけて旅をしている超人と呼ばれている人物だというのです。
時間を逆行しながら移動するパワーユニットと呼ばれる体内取り込み型の移動装置を使うので、旅に費やす時間はゼロになりますが主観的には数万年が経過するというとんでもなく長い旅をしている超人だったんですね。
それでも心のなぐさめとしてペットを連れていたのですが、
それをパタリロたちが宮殿へ連れて行ってしまった…と。
超人はすでにペットも連れず一人孤独の宇宙に旅立った後でした。
それを聞いたパタリロは決断するのです。
ペットを返しに行くと。
ペットと離ればなれになる辛さがわかるからだと言うのです。
話が宇宙の大銀河星団という規模になっていましたが、
そうです
冒頭でパタリロは“のみ”のペットと悲しいお別れをしていたんですよね。
そうしてパタリロはタマネギたちが涙で送り出すなか、およそ二万五千年かかる旅に出発するのでした…。
さて、旅の結末は…。
すごい話ですよ…。
ギャグとSFとが良いバランスで融合していて、緻密で壮大で…。
魔夜先生の偉大さを改めて感じるものすごいお話となっております。パタリロもなかなかかっこいい回となってますね。
ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。
あぁ漫画って楽しい!
次回もパタリロの話は続きます!
ナツノナカノです。
今朝起きたら懸念していた目の痛みも昨日よりも薄れてきていました。
良かった…あぁ良かった。
今日もはりきってパタリロ!のエピソードを
ご紹介していきます。
今日のピックアップ巻は53巻です。
この53巻も全部面白いんですよね…。
収録作品は
〇果てなき旅路
〇不運クジ
〇怪盗からす小僧
〇王室は永遠に
〇ドジスン
〇パタ迷惑
となっています。
価格:421円 |
「怪盗からす小僧」は江戸バージョンですね。
呉服問屋の越後谷の主人、波多利郎(ぱたりろう)とタマネギ扮する番頭や手代たち。
江戸時代スピンオフはたびたび出てきます。
バンコランやマライヒたちが登場する回もあり、普段のマリネラでの大騒ぎをまんま江戸でやっている…という感じですね。
これもなかなか面白いんですよ…ふふふ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、今日は53巻のなかで
「果てなき旅路」をご紹介します。
パタリロ殿下のすごさを改めて知る、珠玉の回となっております。
「果てなき旅路」
ある日のマリネラ、パタリロの飼っていたペットが事故で亡くなります。
そのペットとは、卵から育てた“のみ”のジュリア―ノちゃんとジェンマちゃんです。
悲しみに打ちひしがれるパタリロですが、“のみ”のペットじゃ同情しにくいと遠巻きに見るタマネギたち。
“のみ”ってあれですよ。
体長数ミリで生き物の血を吸って生きている虫です。
守銭奴のパタリロですから、犬とか猫とかお金儲けにつながるようなペットじゃだめなんですね。
そして日が過ぎて、パタリロの悲しみも少しずつ癒えてきたある日、マリネラの観光ガイドを作っていたタマネギがパタリロのところへやってきます。
40年前に作った観光ガイドに載っていたペンション
「ペンペン荘」に行ってみたら、
その古いガイドブックに載っていたオーナーが
昔と全く同じ姿でそこにいたというのです。
つまり40年間年をとらない人間…
パタリロとタマネギたちは早速調査に出かけるのですが、そこで地球外生命体らしい人物?と出くわします。驚いたパタリロはその人物が連れていた足が6本の犬のような生き物を宮殿に連れて帰ってしまいます。
その後宮殿に現れた「ペンペン荘」のオーナーの話によるとパタリロたちが出くわしたあの人物は大銀河星の代議員で、孤独な宇宙の中を数万年をかけて旅をしている超人と呼ばれている人物だというのです。
時間を逆行しながら移動するパワーユニットと呼ばれる体内取り込み型の移動装置を使うので、旅に費やす時間はゼロになりますが主観的には数万年が経過するというとんでもなく長い旅をしている超人だったんですね。
それでも心のなぐさめとしてペットを連れていたのですが、
それをパタリロたちが宮殿へ連れて行ってしまった…と。
超人はすでにペットも連れず一人孤独の宇宙に旅立った後でした。
それを聞いたパタリロは決断するのです。
ペットを返しに行くと。
ペットと離ればなれになる辛さがわかるからだと言うのです。
話が宇宙の大銀河星団という規模になっていましたが、
そうです
冒頭でパタリロは“のみ”のペットと悲しいお別れをしていたんですよね。
そうしてパタリロはタマネギたちが涙で送り出すなか、およそ二万五千年かかる旅に出発するのでした…。
さて、旅の結末は…。
すごい話ですよ…。
ギャグとSFとが良いバランスで融合していて、緻密で壮大で…。
魔夜先生の偉大さを改めて感じるものすごいお話となっております。パタリロもなかなかかっこいい回となってますね。
ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。
価格:570円 |
あぁ漫画って楽しい!
次回もパタリロの話は続きます!
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