2014年05月05日
奥深い丹波の森へ(1)「JR嵯峨野線で丹波の山里へ」
b.みどり豊かな異色のアニメ「蟲師(ムシシ)」、その続編が4月からしんみり始まってます、
a.「蟲師(ムシシ)続章」か、相変わらず、こわいほど奥深い日本の自然を見せつけてくれんなあ、なんだか旅の虫がうずうずしてくる、オレらもこうしちゃ居らんねえ、森をさまよう主人公のギンコさんを追って、さっそく丹波の山んなかへ出動や、
b.じゃあ、さっそく嵯峨嵐山駅からJR嵯峨野線の下りへ乗るとして、いったいどこで降りましょう?
a.6つ(ムッツ)先の「沼の底」っていう駅だ、昔はもどりの電車があったんだが、近ごろは行きっぱなしだ、それでも行くかだ、
b.その駅って、もしかして湯婆婆(ユバーバ)の双子の姉、銭婆(ゼニーバ)が住んでる、
a.まちがえた、6つ先じゃなく4つ先、並河(ナミカワ)っていう駅、
b.というわけで、現在10時21分、並河駅の改札をぬけて駅前ロータリーに来ております、赤色系でまとめた花壇がいいっすねえ、
a.かなり思い切った現代彫刻といい、こじんまりした駅前の静けさといい、さっそくお気に入りに追加や、
b.ところで、本日の旅のあらましを、
a.2012年6月23日土曜日、カメラはキヤノンのパワーショットG12、自転車はテスタッチのシクロクロス用フレームに、マウンテンバイク用の駆動系、タイヤはパナレーサーのリブモPTの32c、
b.それでは、蟲師(ムシシ)のギンコさんを追って、丹波の山ん中へと参りましょう、
a.うむ、まずはここ亀岡盆地から京都府亀岡市宮前町の神前(コウザキ)っていう山里を目指そう、
b.だったら、ひとつ先の千代川(チヨカワ)駅で降りた方が早いんじゃ、
a.そうなんやけど、並河の駅から走ると、高台の京都縦貫道にそって亀岡盆地が見晴らせるからなあ、そんでや、
b.今回は写してませんが、その見晴らしを一枚差し込みましょう、
a.そうしてくれたまえ、
(2009/11/8 霧にけむる亀岡盆地)
b.しかし、なぜまた神前(コウザキ)を目指すんですか、
a.神前(コウザキ)へ向かう府道73号線はクルマもそこそこ多いし、効率だけで味わいに欠けるけど、途中から左へ大きく回り込む昔ながらのルートがあって、ずいぶん前に一度訪ねて良かったから、もう一度、確認の意味をもあって、
b.じゃあまず、味気ないと言われる府道73号線へ合流します、こっから神前(コウザキ)まで、少し登りですね、
a.府道73号線と京都縦貫道の交差地点が標高109m、クルマと一緒に50mほど坂を登って、標高159m、ここから左の細道へ入り、これをさらに3〜40m登ると標高200m前後に神前(コウザキ)の歴史的山村が広がる、そんな寸法や、
b.そんな神前(コウザキ)の山里へやってきました、
a.田植えをしたばかりの水田に丹波の山並みが映りこんでる、
水田も 丹波の山並み くりかえす
b.今日はずっとこんなくもり空かなあ、
a.もう梅雨入りした6月も後半、雨が降らんだけありがたい思わねば、
b.この地区を描いた絵本風のカワイイ地図を発見、
a.芸術的価値も高いし、地図のとこだけトリミングしてみよう、
b.絵画として見てても飽きないし、地図としてもしっかり書き込まれて、さりげない傑作ですね、
a.やっぱりええとこやったなあ、ただでさえ登りの府道をさらに登って、結局もとの府道へ返って行くから、ずっと敬遠してたけど・・・
b.こんな田舎に仲良しのいとこが居たら幸せやなあ、
夏休み いとこの家へ 神前(コウザキ)の